キビナゴって餌もちが悪い
タチウオ釣りや根魚釣りなどでよく使うキビナゴってめちゃめちゃ餌もち悪くないですか?
針に付けて勢いよく投げると、ポーンっと餌だけ飛んで行くなんてことが多々あります。
気をつけながら投げればいいのかもしれませんが、もっと快適に気持ちよく釣りしたいですよね。
事前に塩締めしよう
冷凍のキビナゴは事前に塩締めにしておくことをおすすめします。
塩締めにすることで餌もちが良くなり、快適に釣りをすることが可能です。
今回はキビナゴの塩締めの方法をご紹介します。
塩締めのメリット
餌もちが抜群によくなる
キビナゴを塩締めにすることで、餌もちが抜群に良くなります。
しっかりと針に刺せば、キャストして餌だけ飛んでいってしまう事態は激減です。
気持ちよく釣りができて、餌の消費も減って一石二鳥ですよ!
解凍時間がほぼいらない
塩締めにすることで、冷凍してもカチコチにならず半生状態のままになります。
解凍する時間がほとんど必要ないため、冷凍庫から出してすぐに使うことができます!
釣り場に着いて餌が溶けるのを待つ必要はありません。
いつでも釣りに行ける
事前に塩締めしておくことで、思い立った時すぐに釣りに行くことができます。
釣りに行きたいけど、釣具屋さんが閉まっていて断念するなんてことは起こりません。
食いはほとんど変わらない
塩締めすることで魚の食いが悪くなってしまうのではないか? と心配になる方もいるかもしれません。
でも安心してください!
ぼくの感覚では、塩締めにしても魚の食いはほとんど変わりません。
塩締めの方法
準備するもの
必要なものはキビナゴ、キビナゴが入るタッパー、食塩の3つ。
キビナゴ以外は全て100均で揃うのでコストも掛かりません。
キビナゴに塩をふりかける
解凍したキビナゴをタッパーに移し、塩を全体に振りかけます。
塩の量はキビナゴ全体に行き渡る程度ですが、ケチらずにたっぷりと振りかけましょう。
冷蔵庫で3〜6時間
タッパーを閉めて少しシェイクし、全体に塩を行き渡らせたら冷蔵庫で寝かせます。
目安は3〜6時間くらいです。
塩締めだけの場合は3〜4時間でいいのですが、この後に紹介する色付けを行う場合は5〜6時間漬けておきましょう。
ドリップを捨てる
6時間冷蔵庫で寝かせた後のタッパーがこちら。
キビナゴから水分が出ているのがわかると思います。
キビナゴのドリップは捨ててしまいましょう。
水を入れて残った塩を洗い流す
塩を洗い流すためにタッパーに水を入れてシャカシャカとシェイク。
水入れちゃって大丈夫? と思うかもしれませんが、残った塩が水に溶けて塩水になるのでご安心ください。
水気を拭き取り完了
水を捨てて塩がだいたい無くなったら、キッチンペーパーの上にキビナゴを並べます。
そして、水気をしっかりと拭き取れば塩締めの完成です!
塩締めにしたキビナゴはジップロックのような袋に入れて冷凍庫で保管しましょう。
色を付けることも可能
塩締めしたキビナゴはそのままでもばっちり使うことができますが、さらに拘ってみるのもおすすめ。
釣り餌に色や旨味成分をプラスするアイテムがあるので、そういったもので自分だけのキビナゴを作ってみましょう!
押江込蔵を用意
こちらが餌に色と旨味成分をプラスすることができるアイテム。
今回使用するのは赤色ですが、他の色もあるのでお好みの色を選んでみてください。
タッパーにたっぷり入れて漬け込む
塩締めに使ったタッパーにキビナゴを戻し、押江込蔵をキビナゴがしっかり浸かるくらい投入します。
こちらもケチらずにたっぷり入れるのがおすすめ。
タッパーではなく、袋に入れて漬け込めば押江込蔵を節約できるかもしれません。
漬け込み時間は3〜4時間
漬け込みは3〜4時間でOK。
あまり漬けすぎると、せっかく締めて硬くなったキビナゴが柔らかくなってしまうかもしれません。
水気を拭き取り完成
キッチンペーパーにキビナゴを取り出し、水気を拭き取ればオリジナルキビナゴの完成!
しっかりと色が入り、旨味成分もプラスされているはずです。
注意
キビナゴの塩締めをする際は、必ずお母様や奥様のお許しを得てから行いましょう。
無断で行うと、臭い問題なんかで逆鱗に触れてしまう可能性があります。
事前準備は好釣果への近道
餌に限らずタックルや仕掛けの事前準備は好釣果への近道です。
皆さんも事前準備をしっかりとして、釣りをより楽しいものにしてくださいね!