【ルナキア】天龍が手掛けるライトゲームロッド
ルナキアは、ロッド専門メーカーの天龍が手掛けるライトゲームロッド。
『感性に響くライトゲームロッド』をコンセプトに、メバルやアジといった身近なフィールドで楽しめるターゲットに対応します。
本記事で天龍・ルナキアの技術特性やラインナップを見ていきましょう。
ルナキアは、カテゴリー的にはロックフィッシュゲームに分類されています。
ただし、同カテゴリーに分類されているハードロックフィッシュ対応のロックアイ ヴォルテックスシリーズとはまったく正反対。
アジやメバルといったライトなターゲットをテクニカルに攻略することを得意としたシリーズです。
天龍・ルナキアの技術特性とラインナップ
モデル | 全長(ft) | 自重(g) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 適合ルアーウェイト(g) | ライン(lb) | 本体価格(円) |
LK582S-LS | 5’8″ | 52 | 2 | 89 | MAX2 | MAX2.5 | 35,000 |
LK632S-LMLS | 6’3″ | 58 | 2 | 98 | MAX3 | MAX3 | 36,000 |
LK6102S-MLT | 6’10” | 61 | 2 | 107 | MAX5 | MAX4 | 36,500 |
LK752S-MMHT | 7’5″ | 70 | 2 | 116 | MAX10 | MAX7 | 37,500 |
LK822S-HT | 8’2″ | 82 | 2 | 127 | MAX25 | MAX10 | 38,000 |
ルナキアのラインナップは全5アイテム。
1g未満のジグ単対応モデルから、外洋エリアにおける遠投&パワー重視モデルまでラインナップし、ライトゲームの各テクニックに対応する幅広いラインアップです。
ここではルナキアに採用されている技術特性と、ラインナップの詳細を見ていきましょう。
C・N・T
ルナキアはバット部に天龍独自のテクノロジーC・N・Tを採用しています。
C・N・Tとはカーボンナノチューブ素材のことで、カーボンシートを構成する樹脂の中にC・N・T素材を使用することでロッドパワーを大幅にアップ。
メバルやアジは小型でも強い引きを見せますが、C・N・Tで強化された強いバット部によってやり取りを優位に進められます。
チタンフレームSiCリングガイド
全機種にチタンフレームSiCリングガイドを採用しているのもルナキアの特徴。
チタンフレームは軽量でロッドの軽量化に貢献。SiCガイドはラインに優しく、ライトゲームで使用する細いラインも安心して使用可能です。
フレーム形状はKガイドを基本に、LK582S-LSとLK632S-LMLSのバット部にはATガイドを採用するこだわりが見られます。
西陣織
リールシート部を美しく魅せるのは、西陣織と呼ばれる日本の伝統技術。
平安時代から500年以上も続いている技術でカーボン繊維を織り、さらにそれをパイプ状に仕上げるといった非常に高度な製造技術によって成り立っています。
カーボンを使用しているので、ライトゲームに必要な手感度も向上していることでしょう。
ラインナップ
▼LK582S-LS
シリーズ最短の超接近戦モデル。
操作時はファスト、負荷がかかるとスローに曲がり、食わせからやり取りまでの一連の動作を繊細かつ思いっきり楽しむことが可能です。
常夜灯周り等、10~20メートル範囲の釣りで性能を発揮してくれます。
天龍 ルナキア LK582S-LS
自重:52g
継数:2本
仕舞寸法:89cm
ルアー重量:MAX2g
ナイロンライン適合:MAX2.5lb
PEライン適合:MAX0.3号
▼LK632S-LMLS
掛けを重視したフィネスモデル。
1g程度のジグヘッドから3g程度までのキャロと、ライトゲームで出番の多いリグにぴったりのモデルです。
漁港のようなライトゲームの基本となるフィールドで、一番汎用性の高いモデルといえるでしょう。
天龍 ルナキア LK632S-LMLS
自重:58g
継数:2本
仕舞寸法:98cm
ルアー重量:MAX3g
ナイロンライン適合:MAX3lb
PEライン適合:MAX0.3号
▼LK6102S-MLT
メタルジグやメタルバイブ、ワインドにて、口を使わせるために設計されたリアクションバイト特化型モデルです。
全体的に張りがあり、連続したアクションが簡単に引き出せます。
感度も良く、アタリが一瞬となるリアクションバイトも掛けていきやすい設計です。
天龍 ルナキア LK6102S-MLT
自重:61g
継数:2本
仕舞寸法:107cm
ルアー重量:MAX5g
ナイロンライン適合:MAX4lb
PEライン適合:MAX0.4号
▼LK752S-MMHT
藻場や岩礁、流れの強いエリアやディープといった、パワーが必要な場面で活躍するパワー重視フィネスモデル。
主導権を与えないやり取りが可能で、キャッチ率をアップさせることができます。
ワームだけでなく、プラグを使いたい方にもおすすめのモデルです。
天龍 ルナキア LK752S-MMHT
自重:70g
継数:2本
仕舞寸法:116cm
ルアー重量:MAX10g
ナイロンライン適合:MAX7lb
PEライン適合:MAX0.5号
▼LK822S-HT
シリーズ最長の遠投&パワー重視です。磯やサーフ等において、リグを遠投したい場合にはこの1本がおすすめ。
8.2フィートの長さ。Hパワーなのでフッキングも決まりやすく、手前まで寄せてきてから足元で潜られるなんてことも軽減できます。
天龍 ルナキア LK822S-HT
自重:82g
継数:2本
仕舞寸法:127cm
ルアー重量:MAX25g
ナイロンライン適合:MAX10lb
PEライン適合:MAX0.8号
オーナーたちのインプレッション
軽量ジグ単用使用のため
ホームの釣り場にて軽量ジグ単使用のために購入しました。
メインは0.6~1.0グラムぐらいまでの使用したいと思い、今まで使用していたロッドでは操作感があまりなくこちらのルナキアではジグヘッドの操作感、ショートバイトも感じとれるようになりました。(LK582S-LS 出典:TSURI HACKタックルインプレッション)
チタンティップのような操作感度をソリッドティップで♪
実際に使ってみるとイメージにピッタリ!
チタンティップには及びませんが、ティップがしっかり入り引き抵抗等でリグの存在感を伝えてくれる!
かといってバット・ベリーにはしっかり張りがあり35㌢くらいまでなら抜き上げれる(LK582S-LS 出典:TSURI HACKタックルインプレッション)
コスパ最高です
中級機種の中では、性能もデザインもコスパ最高です。
ティップの繊細さは34のFPR-55に近く、魚を掛けてからはベリーからバットにかけては可変テーパーも相まって綺麗な曲がり方。
胴に乗せてJHを投げると思ったより遠くに飛びます。港湾部の近距離戦では、マメから尺上まで不都合を感じさせません。買って良かった1本です。(LK582S-LS 出典:TSURI HACKタックルインプレッション)
万能おもしろロッド
SLS用に購入。とにかく粘りがすごい。PE06 リーダー2号で年無し51cmのチヌ掛けましたが、竿が魚に自動で負荷をかけて弱らせてくれるイメージ。
感度も申し分なし。(LK822S-HT 出典:TSURI HACKタックルインプレッション)
メバル・アジ攻略は天龍のルナキアで!
メバルやアジといったライトゲームは誰もが楽しめる一方で、年々攻略難易度が上がっていることを感じているアングラーも多いのではないでしょうか。
そんな方には天龍の高性能なルナキアがぴったりです。ラインナップ詳細やオーナーインプレを参考に、自分にベストな1本を見つけてみてください。