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シマノベイシスの画像

【万能磯竿】4年使い込んだシマノ「ベイシス1.5-500」をインプレします!

シマノの磯竿シリーズの中核をなすベイシス。そんなベイシスのラインナップや特徴を解説し、4年以上使い込んだ1.5-500をインプレします。磯のグレ釣りはもちろん、場所を選ばずにウキ釣り全般を楽しめる万能磯竿です。

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目次

アイキャッチ画像提供:tsuki

シマノの中核磯竿

ベイシス1.5-500の画像

2016年に登場した現行のベイシスは、シマノの磯竿の中核をなすシリーズです。

極端に先調子でもなく、胴調子でもなく、シマノが考えるスタンダードな調子に仕上げられています。

本記事では、元釣具屋の筆者がベイシスの特徴を解説し、発売以来愛用している1.5-500の使用感をお届けします!

ベイシスのラインナップ

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 錘負荷(号) 適合ハリス(号) 本体価格(円)
1号 530 5.30 5 114.4 185 1~3 1~3 73,000
1.2号 500 5.00 5 108.4 172 1~4 1~4 73,000
1.2号 530 5.30 5 114.4 190 1~4 1~4 74,000
1.5号 500 5.00 5 108.4 177 1~4 1.2~4 74,000
1.5号 530 5.30 5 114.4 195 1~4 1.2~4 75,000
1.7号 500 5.00 5 108.4 182 1~5 1.5~5 75,000
1.7号 530 5.30 5 114.4 200 1~5 1.5~5 76,000
2号 500 5.00 5 108.4 195 1~6 1.7~5 76,000
2号 530 5.30 5 114.4 217 1~6 1.7~5 77,000
2.2号 530 5.30 5 115.7 230 1~6 2~6 78,000
2.5号 530 5.30 5 115.7 237 1~8 3~7 79,000
3号 530 5.30 5 115.7 245 1~8 3~8 80,000

販売店によって差はありますが、実売価格は6万円前後です。

選んだのは1.5-500

ベイシス1.5-500の画像

筆者は磯でのグレ釣りをメインに想定していたので、オールラウンドに扱える1.5号を選びました。

そして、ベイシス自体がかなり軽量な竿なので、より軽快な操作感を体感できる5mにしました。

ベイシスの細部をチェック

動画は50cmのチヌを掛けた時の様子です。

基本は7:3くらいの部分で曲がり、あとは負荷に応じてさらに曲がり込んでくれます。

パラボラチューンRによってスムーズな曲がりが実現されており、ターゲットに合わせた最適なパワーを発揮してくれます。

筆者の感覚ではグレなら40cm、チヌは50cmくらいならまだまだ余裕がある印象です。

ベイシス1.5-500の画像

穂先にはタフテックαが採用されています。

高強度ながらしなやかに曲がるソリッド穂先です。

ベイシス1.5-500の画像

穂先部のガイドはシマノオリジナルのXガイドが採用され、トップガイドがチタンフレーム、#1の遊動ガイドから#2の玉口のガイドまでがCI4+のフレームです。

Xガイドは糸絡みしにくいため、ライントラブルが軽減されてストレスフリーに釣りができます。

なお、#2の遊動ガイドより下はチタンフレームのSiC IMガイド(富士工業製)です。

ベイシス1.5-500の画像

#2〜#4には特殊コーティングのバリアフィニッシュによって汚れの付着が防止されています。

また、#3〜#4は凸状の特殊塗装ハイパーノンコンタクト2が用いられているため、ラインのべたつきがかなり少ないです。

雨や風といった悪条件下でもラインをさばきやすく、快適に釣りができます。

ベイシス1.5-500の画像

リールシートはシマノオリジナルのパームフィットシートです。

スクリュー式なのでしっかり固定でき、滑りにくく、段差が少なくて持ちやすい設計になっています。

ベイシス1.5-500をインプレ

ベイシス1.5-500の画像

4年以上使用した「ベイシス1.5-500」。

磯でのグレ釣りはもちろん、堤防のエビ撒き釣りやチヌ釣りなどにも幅広く使っています。

オールラウンドに使える

ベイシス1.5-500の画像

シマノの磯竿の中では、先調子と胴調子の中間に位置する万能調子です。

適度な操作性を残しつつも粘りがあり、ハリスを守りながら魚を浮かせます。

極端な調子ではないため、対象魚や釣り方を選ばずに使えるオールラウンドさが魅力です。

軽い

ベイシス1.5-500の画像

自重は177gで、2021年時点で発売されているシマノ製磯竿の1.5号-500クラスの中では2番目に軽い竿です。

数値上も軽いですが、穂先部分のXガイドの影響か、穂先側が軽くて持ち重り感も少なく感じます。

先調子ではないのですが、穂先が垂れている感じも少なく、仕掛けを操作している段階では先調子のようなフィーリングです。

十分なパワー

高知県での釣行では、サラシの中で掛けた良型尾長グレも難なく仕留めました。

スパイラルXとパラボラチューンRのおかげで、曲げこめばしっかり魚を浮かせてくれる印象です。

軽い竿ながらやりとりの不安感はありません。

快適なキャスティング性能

ベイシス1.5-500の画像

穂先がXガイド仕様なので、糸絡みが少なくてキャスティングやライン操作が快適です。

とくにキャスティング時は軽量でブレにくい穂先の恩恵か、振り抜け感が良くてラインがスーッと伸びていく印象。

また、投入時は適度に曲がり込むので、小粒のウキでもしっかり竿に重みを乗せて投げられています。

どこでも頼れる1本です!

ベイシス1.5-500の画像

オールラウンドに使えるクセのない調子と十分過ぎるパワーを備えているので、この1本さえあればかなり幅広くウキ釣りを楽しめます。

シマノの磯竿の中ではかなり軽い部類のため、磯釣り初心者の方でもとても扱いやすいはずです。

波止でも磯でも万能に使える竿なので、磯竿選びに悩まれている方はぜひ検討してみてくださいね!

画像提供:tsuki

筆者の紹介

フカセ釣りの画像

tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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