ボウズのがれ「全方位さぐりブラクリ」をインプレ

ささめ針のボウズのがれシリーズから発売されている「全方位さぐりブラクリ」。
足元のさぐり釣りからちょい投げまでをコンセプトとし、表層から底まで全レンジを探れる仕掛けです。

仕掛けはサビキ針2つにブラクリが付いている以外とシンプルな仕掛けです。
ボトムを探りながら浮いている魚も一緒に狙えるのが最大のメリットですね!
サイズラインナップも3種類(S・M・L)あり、それぞれ針の大きさやブラクリの重さが異なります。
狙える魚

狙えるターゲットは上のサビキ部分ではアジ・メバルなどの青物や浮いている根魚、下のブラクリ部分ではアイナメ・カサゴ・アコウなどの根魚が主体です。
ちょうど筆者のホームである三陸ではアイナメやメバルが釣れるのでこれは期待できそうです!
というわけで実釣編行ってみましょう♪
実際に使ってみた

エサは定番のアオイソメを使用し、まずはブラクリ部分にエサを付けて投入!

ブラクリのセオリー通りに足元を探ってみます。
アクションはボトムまで落としたまに上下にゆっくりと動かします。
そして……

やったー!アイナメだー!

ブラクリにガッツリ食ってきましたね! 最近釣れていなかったのでめっちゃ嬉しいです♪
お次はちょい投げで試すことに
サビキの上にシモリ玉が付いているので、ちょい投げでもサビキ部分が浮くのが特徴です!
そして今度は……

リュウグウハゼだー!
しかもサビキに食ってきました! 展開としては完璧です(笑)
大物はブラクリで小物はサビキに!ブラクリとサビキのいいとこ取りをもろに発揮していますね。
その後も



リュウグウハゼ1匹とマハゼ2匹が釣れました。
やはりエサが付いているブラクリの方に多くアタリがありますね。
そして夜の部に突入。

日中と同様に探っているとなにやら小さいアタリが連発。

フッキングしても乗らないので、小さい針を生かしサビキにアオイソメを付けてみることに
そしてその1投目……

メバルが釣れました!
なかなか乗らなかった正体はメバル君でした。
そして今度はブラクリに……

ドンコ(エゾイソアイナメ)だー!
夜っぽい魚が釣れたし、何気に5種目達成している!
三陸らしい根魚パラダイスでしたが、予想以上の結果に大満足です。
実際に使ってみた感想
それでは筆者が実際に使ってみた感想を交えつつ「全方位さぐりブラクリ」の良かったところをご紹介します。
①小物から大物まで釣れる!

ボウズのがれシリーズの最大の特徴ですね!
実釣でもリュウグウハゼやメバルなどはサビキへ、アイナメやドンコはブラクリと大きさの違う魚を同時に狙えるのが良いところ。
さらには最大のチート技とも言えるサビキにイソメを付ければ、シモリ玉により仕掛けが浮いているので、ボトムから少し浮いている魚(メバルなど)には抜群の効果を発揮します。
②あらゆるレンジを探れる!

基本的にブラクリ仕掛けのためボトムを探ることを前提として作られていますが、それでもヘチ釣りなら表層からボトムまで、ちょい投げならボトムから1mぐらいまでの魚にアピールすることが可能です。
普段ブラクリ単体では見逃している魚もサビキが付いているので釣ることができます!
③仕掛けの長さがちょうどいい!

全長75cmとサビキ仕掛けの中ではかなり短いです。
そのため7ft前後のルアーロッドでも投げやすく、手軽に扱えるのが良いところ。
またサビキ釣りあるあるの魚が釣れて仕掛けが絡まっちゃった。ってこともなく使用感はまんまブラクリですね!
エサ釣り用の振出ロッドからバスタックルまで幅広く扱えそうなので、初心者にもオススメです。
デメリットも

唯一のデメリットはあまり遠くに飛ばしすぎるとサビキ部分が根掛かりすること。
理由は遠くに飛ばせば飛ばすほど下のサビキが斜めになり障害物に引っかかる確率が上がるためです。
パッケージにも「ちょい投げ」や「近投」という表現がされているためもともと遠投向きではないですが、投げすぎると場所によっては根が掛かりが多発してしまうので注意が必要かもしれません。
取りこぼしていた魚に出会えるチャンスかも?

サビキ+ブラクリの最強タッグ「全方位さぐりブラクリ」。
根魚狙いだけどもしかしたら青物がいるかも?といったシュチュエーションなどで活躍できそうですね!
今までブラクリ単体で使用していた方にはぜひ使って欲しい商品です。
見逃していた魚に出会えるチャンスかもしれませんよ?
それではまた!