ツインパワーについて
ツインパワーの特徴
HAGANEギアやHAGANEボディにより高剛性、高耐久のボディ設計を誇るツインパワー。『本気の力で使い倒す』ために、シマノの技術が集約。ステラの要素、性質を受け継ぎつつもツインパワーである理念を追い求めてきたモデルには、どの様な特徴があるのでしょうか。
防水性能
ツインパワーに採用されている『コアプロテクト』は、ボディに侵入しようとしてくる水を、撥水処理により水玉へと形成することで、防水効果を高めています。
ツインパワーXD、SWに採用されている『Xプロテクト』は、迷路のような複雑な防水構造。撥水処理と組み合わせることで、高い防水性能を得ています。
SWモデルは、Xシールドとの組み合わせにより、IPX-8相当の防水性能を有します。
回転性能
軽く滑らかな回転性能を実現する『Xシップ』は、ドライブギアを大きくするだけではなく、ピニオンギアをベアリングで2点保持。また、ギアを最適な位置へ変更することで、快適な巻き心地を可能にしています。
持ち重りの軽さ
スペック表の本体自重を見ると、重たいイメージをしてしまいますが、ウォームシャフトの位置を変更、リールの重心を手元に近づける『Gフリーボディ』により、ロッドに装着した際の感覚的な重さを軽減しています。
スプールの互換
2015年にモデルチェンジとなったツインパワーですが、旧(2011年)モデルとスプール互換があります。替えスプールを常備する方には、嬉しいポイントです。
※スプールのみではなく、ドラグノブとともに移し替えることで装着が可能です。
ツインパワーの種類
ツインパワーの種類は、2018年7月現在にて3つのモデルが発売されています。それぞれが異なる特徴を持っていますので、ご自身のフィッシングスタイルに合わせて選んでみてください。
15 ツインパワー
ツインパワーのノーマルモデル。1000番~4000番までのサイズラインナップがあり、トラウトやバスはもちろんのこと、ソルトでもアジングやエギング、シーバス、ライトショアジギングまで、幅広いジャンルで使うことができます。
シマノ 15 ツインパワー C3000HG
レビュー
3000HGM
このリールを買うと他の番手も欲しくなります。ツインパワー良いリールです。
(出典:楽天市場みんなのレビュー)
2500S
間違いないです。軽すぎず重すぎず、しっくりくる重さです。
(出典:楽天市場みんなのレビュー)
17 ツインパワーXD
ツインパワーのタフモデルXD(extreme durability)。ソルトでのショアゲームに的を絞った3000番~5000番までのラインナップ。マイクロやライトなどの各種ショアジギングから、シーバスゲームのさまざまなフィールドで対応する高い耐久性は、安心して使うことができる1台です。
シマノ 17 ツインパワーXD 4000XG
レビュー
4000XG
ジギング用に購入。まだ一回の使用ですが、ヒラマサ相手に超余裕で取り込みできました。いいリールってすごいんだなぁ。と改めて実感。
(出典:楽天市場みんなのレビュー)
3000HG
長らくステラを愛用していますがこの度海外釣行用に購入しました。手にした時に回転の滑らかさ、気持ち良さに驚きました。しっとりと、力強く、とても良い巻き心地です。このリールにPE2.5号を巻いてタイに持ち込みました。180mくらい巻けたと思います。タイではバラマンディに挑戦し、6~8キロオーバーまで約30本キャッチしました。相当なパワーファイトの連続でしたが、使用中はドラグも大変スムーズで何の不安・不満もありませんでした。
(出典:楽天市場みんなのレビュー)
4000XG
今までサーフでは11ツインパワー4000XGのCI4+ローター仕様と15ツインパワーSW5000XGを使い分けていましたがこれからはこれ一台で済みそうです。巻き上げパワーと低慣性による感度の良さを併せ持っており理想的なリールです。ローターの強度と耐久性が未知数ですが過去のCI4+ローターよりはしっかりしている感じなので問題なさそうです。
(出典:楽天市場みんなのレビュー)
▼ツインパワーXDを紹介している記事です。
16 ツインパワーSW
ツインパワーのソルトウォーター(SW)専用モデル。特にオフショアゲームに比重をおいた、4000番~14000番までのラインナップ。過酷な使用状況でも高い耐水性と耐久性を持ち、圧倒的なパワーでアングラーをサポートする1台です。
シマノ 16 ツインパワーSW 6000PG
レビュー
4000XG
ジギング用に購入。まだ一回の使用ですが、ヒラマサ相手に超余裕で取り込みできました。いいリールってすごいんだなぁ。と改めて実感。
(出典:楽天市場みんなのレビュー)
6000PG
ステラは手が届きませんが、ツインパワーで十分ブリも上がります。おすすめです。
(出典:楽天市場みんなのレビュー)
14000XG
さすがに剛性はいいね。かなり気に入りました^^8000番と共通ボディなので使いやすい。
(出典:楽天市場みんなのレビュー)
▼ツインパワーSWを紹介している記事です。
各モデルの違い
モデル名 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | PEライン糸巻量 (号ーm) | 巻取り長 | 参考定価 |
ツインパワー | 6.2 | 11.0kg | 295g | 1-500/1.5-320/2-210 | 99cm | 43,300 |
ツインパワーXD | 6.2 | 11.0kg | 290g | 1-500/1.5-320/2-210 | 99cm | 49,500 |
ツインパワーSW | 6.2 | 11.0kg | 355g | 1-500/1.5-320/2-210 | 95cm | 50,900 |
ツインパワーの各モデルで、共通している番手『4000XG』にて基本スペックの違いをご紹介します。購入を検討される際、オフショアであればSW、ショアであればノーマルかXDで悩まれるでしょう。価格の違いはどのようなところにあるのでしょうか。
技術特性 | 15ツインパワー | 17ツインパワーXD | 16ツインパワーSW |
HAGANEギア | 〇 | 〇 | 〇 |
HAGANEボディ | 〇 | 〇 | 〇 |
Xシップ | 〇 | 〇 | 〇 |
Gフリーボディ | 〇 | 〇 | 〇 |
Xシールド | ― | ― | 〇 |
Xプロテクト | ― | 〇 | 〇 |
コアプロテクト | 〇 | ― | ― |
Xタフドラグ | ― | ― | 〇 |
リジットサポートドラグ | 〇 | 〇 | 〇 |
CI4+(ローター素材) | ― | 〇 | ― |
NEWマグナムライトローター | ― | 〇 | ― |
AR-Cスプール | 〇 | 〇 | 〇 |
S A-RB | 〇 | 〇 | 〇 |
ワンピースベール | 〇 | 〇 | 〇 |
※15ツインパワーのCI4+は、1000PGS、C2000S、C2000HGSのみ
防水性の技術に違いがあるものの、ノーマルとXDでの違いは『CI4+ローターと、NEWマグナムライトローター』。ハードな使用をされる方であれば、耐久性の高いXDモデルがオススメです。
他機種との違い
ツインパワーの購入を検討される際、他のメーカーが発売している同等モデルと、比較検討される方も少なくはないしょう。メーカーや機種によっては、それぞれに特徴があり、使い心地が変わってきます。ここで、代表的なリールをご紹介します。
※比較した際、ギア比や糸巻量が近しい番手をピックアップしています。
セルテート
ダイワから発売されているスピニングリール『セルテート』。ノーマルのツインパワーと価格が近いことから、比較検討で候補にあがる1台でしょう。マグシールドやエアーローター、ATD、モノコックボディなど、ダイワの最新機能が注ぎ込まれています。
モデル名 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | 巻取り長 | PEライン糸巻量 (号-m) | 参考定価 |
ツインパワー 4000PG | 4.4 | 11.0kg | 290g | 70cm | 1-500/1.5-320/2-210 | 43,300 |
セルテート 3000 | 4.8 | 7.0kg | 265g | 81cm | 1.2-350/1.5-300 | 45,200 |
※
▼セルテートを紹介している記事です。
キャタリナ
セルテートと同じく、ダイワから発売されている『キャタリナ』。ツインパワーSWと価格が近いことで、比較検討されるのではないでしょうか。オフショアでのハードな使用に耐えるZAIONエアローター、スーパーメタルボディ、ハイパーデジギヤなどで、耐久性と操作性に定評のあるリールです。
モデル名 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 自重 | 巻取り長 | PEライン糸巻量 (号-m) | 参考定価 |
ツインパワーSW 6000HG | 5.7 | 13.0kg | 425g | 103cm | 2-440/3-300/4-210 | 59,500 |
キャタリナ 4000H | 5.7 | 10.0kg | 435g | 102cm | 3-300/4-220 | 57,000 |
▼キャタリナを紹介している記事です。
ツインパワーは全ての釣りに対応する!
ツインパワーの魅力はなんといっても質実剛健の理念に沿った堅牢さにあります。3つのシリーズからなる豊富なラインナップは場所や魚を問わず、あらゆるシーンに対応し、アングラーを魅了するでしょう。ライトジギングからシーバスゲーム、オフショアでの大物まで是非、このリールの耐久性を感じ取ってみてください!