LINE公式アカウント 最新の釣り情報をチェック! 友だち追加はこちら

ダイソーのスモラバをインプレ【本気出し過ぎ】100円でもしっかりすぎる性能に驚愕です。

ダイソーのスモラバをインプレ。たびたびアングラーたちの話題になるダイソールアー。中でもスモールラバージグ(スモラバ)の仕上がりが良いという噂。果たして実釣に耐える仕上がりになっているのか。相性の良いトレーラーワームや、1流メーカーのスモラバとの比較、実釣での使用感をチェックしていきます。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

ダイソーのスモラバ

みなさん、ダイソーが本気出しましたよ!

ダイソー スモラバ

たびたびアングラーたちの話題になるダイソールアー

価格に見合わず、「普通に釣れる。」といったレビューも散見し、釣り人を楽しませてくれる製品を多数ラインナップしています。

とはいえ、そこは100円ルアー。どこか「おもちゃ感」や「B級感」も否めなかったのもまた事実。

そんなダイソールアーの中でも、スモラバ(スモールラバージグ)の仕上がりが特に良いという噂を聞きつけ、近所のダイソーで購入してみました。

ikahime
果たして実釣に耐える仕上がりになっているのか……チェックしてみたいと思います。

ラインナップ

ダイソー スモラバ パッケージ

ラインナップは全6種類。ウェイトが2.5gと3.5gの2種類で、カラーが黒/赤ラメ、ウォーターメロンシード、グリーンパンプキンシードの3種類。

今回は訪れた店頭に在庫していた、3.5gのグリーンパンプキンシードを購入しました。

 

>>Next Page:ダイソースモラバのディティールとトレーラーを考える

ダイソースモラバのディティール

全体図

ダイソー スモラバ 全体

パッケージから取り出した図。ヘッド、フック、ラバー各部のバランスが取れていて、しっかりと「スモラバしてる」外観です。

“ダイソー”と書かれていなければ、メーカーのそれとほぼ互角に戦えるのでは? と思ってしまうような見た目です。

ikahime
パッと見、100円には思えないクオリティです。

ダイソー スモラバ 自重

実測での自重は約4.5gでした。表記の自重は「ヘッドの自重」、ということでしょうか。

ラバー

ダイソー スモラバ ラバー

シリコン製ラバー。長短3種類の長さに切り分けられています

さすがに一流メーカーのスモラバが持つ、「絶妙に調整されたラバー長&ラバー数によるシルエットの美しさ」みたいなものはありません。

しかし、この価格で切り分けられているだけでもすごいですね。

ikahime
ハリガネでしっかりとタイイングされています。使用中にずれたりしません。

フック

ダイソー スモラバ フック

線径やゲイプ幅はこの大きさのスモラバに対して適切な印象。先端の尖り具合も悪くありません。

ikahime
爪で刺さり具合をチェック。しっかり引っかかる感覚がありますね。厳寒期などシビアな状況でなければ、ちゃんと針掛りしてくれそうです。

ヘッド&アイ

ダイソー スモラバ ヘッド

ヘッドはシンプルな丸型ヘッドで、黒い塗装がされています。素材はおそらく鉛製でしょうか。

アイは90度の縦アイ。前方にアイがついたスモラバより移動距離を抑えたアプローチが可能です。

ikahime
ヘッド塗装の塗膜がアイの穴を少し塞いでいて、ラインがちょっと通りにくかったのはご愛嬌。

ワームキーパー

ダイソー スモラバ フック

ワームキーパーは単に太くなっているだけの形状で、あまりホールド力はありません。

一方で、ワイヤーキーパーなどと比較してワームへのストレスは低く、取り外しも簡単そう。

ガード

ダイソー スモラバ ガード

ガードはシンプルなモノガード仕様(ブラシガードが1本)。線径は細く、フッキング良さそう……と思いきや、やや硬めですね。

一流メーカーのスモラバに装着されているナイロン製のガードとは、はっきり使用感が違うものが搭載されています。

ジャクソン エグジグとの比較

ダイソー スモラバ エグジグ
左)ダイソースモラバ 右)ジャクソン エグジグ

ジャクソン エグジグとの比較。当然ながら細かい仕上がりは劣りますが、100円ということを考慮すれば十分すぎる仕上がりだと感じました。

ikahime
一流メーカーのスモラバにかなり寄せてきている印象です。

実釣インプレ

トレーラーを装着

ダイソー スモラバ トレーラー

トレーラーは、ゲーリーヤマモトのディトレーターを装着。ラバースカートとのマッチングもよく全体のシルエットが素敵。

フックのゲイプ幅とディトレーターのボディ太さもよく合います。……うむ。これ、普通に釣れるやつですね。

ikahime
カラーリングの馴染みもいい感じですよね。

アクション

チョンチョンとリフト&フォールすると、着底後にラバースカートがふわっとフレアしてくれます。一流メーカーのスモラバに負けない仕上がりですね。

▼アクション動画はこちら

スナッグレス性能

丸いヘッドはスナッグレス性能に優れます。今回試した範囲では、ボトムをズル引いたりしても根がかりはしませんでした。

安くても、ちゃんとスモラバに仕上がっていましたことに驚き。バカにできませんね、ダイソールアー。

現状、コスパ最強のスモラバか?

ダイソー スモラバ

コスパに優れたダイソーのスモラバ。唯一、ガードが硬すぎることが気になりました

でも、もしフッキングが気になるようでしたら、切ったり曲げたりすることで解決すると思います。

スモラバはフックなどと同様に、「消耗品」という宿命を背負っているルアーだと思います。使い方次第では取り入れるのもアリ、だと感じました。

ikahime
ダイソー100円ルアーの中でもオススメの製品ですので、ぜひ見かけたら試してみてはいかがでしょうか。以上、ikahimeでした。

 

撮影・文:ikahime

ライタープロフィール


ikahime
「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。

 

ライター記事一覧はこちら

関連記事