【スラッゴー】元祖スティックベイト。なんだ、ただの“魚種無制限ワーム”じゃないですか…。

2020/10/05 更新

元祖スティックベイト「スラッゴー」。ノーシンカーのダートアクションだけでなく、さまざまなリグに対応してくれる名作中の名作ワーム。じつはソルトのターゲットにも効果絶大なんです。その魅力をたっぷりお伝えします。(小林)


カルチャーから生まれる名作たち

スラッゴー 気がつけば今年で40歳を迎える、TSURI HACKライター小林です。

ブランクはあるものの、思えば10歳の時からバスフィッシングに興じていまして、その昔に発売されていたルアーを今になって投げてみるのが、ここ数年のバスフィッシングの楽しみ方です。

ビッグバド
アメリカの古いカルチャーであるバスフィッシングは、それぞれのルアーのジャンルに「定番」と呼ばれるものが存在しています。

ワームであればゲーリーグラブやスワンプクローラー、トップウォーターならビッグバド、クランクベイトならストームのウィグルワート(ぼくが初めて釣ったルアーです)といった具合でしょうか……。



小林
今でも販売されているものもあれば、廃盤になってしまったものも多く、歴史を重ねるごとに愛すべきルアーたちは増えていくものです。

元祖スティックベイト“スラッゴー”

スラッゴー
そんなルアーのひとつに、ランカーシティの『スラッゴー』というワームがあります。

今見るとなんの変哲もないワームのように見えるかもしれませんが、これこそが見事なダートアクションで一斉を風靡した元祖スティックベイトなのです。

3インチ、4.5インチ、6インチなどと豊富なサイズ展開。特に3インチ、4.5インチの使い勝手は最高です。

小林
因みに当時は全く使い方が分かっておらず、釣れた試しがありませんでした。今になってこのルアー良さが分かるのは、少し皮肉なお話かもしれません(笑)

ノーシンカーでのダートアクションのキレ!

スラッゴー マスばり
基本的な使い方はノーシンカーでのダートアクション。

マスバリチョン掛けでのダートアクションは、見事なまでにベイトフィッシュのトリッキーな動きを演出してくれ、ダート後の水平フォールもシビれます。

スラッゴー 説明書
当時のパッケージの裏には“ベーシックリギング”として解説がされています。

昔はバスフィッシングでマスバリを使うという概念が全くなかったのでしょう。オフセットフックが推奨されていますが、ワームの自由度が高いマスバリの方が、圧倒的に艶めかしい動きをしてくれます。

スラッゴー バス
ちょんちょんとダートさせていると、下からギラッとバスが翻す。そのため、サイズを問わず楽しい釣りができます。

スイッチが入って取り合いになることも多く、数釣りを楽しめます。

スラッゴー バス
ワームも小さいため、子バスが釣れる事が多いのですが、この通りナイスサイズも釣れてくれます。

特に朝マズメ、夕マズメ時のシャローをウロウロしているようなバスはイチコロですね。

遠投やボトム攻めにはキャロライナリグで

スラッゴー キャロライナリグ
スラッゴーは塩入りではないため、少々遠投には不向き。基本軽いのでノーシンカーでボトムを攻めることは難しいワームです。

そんな時はキャロライナリグでボトムまで一気に落としてしまいましょう。シンカーの動きと時差が生まれることで、ボトムで怪しく漂います。

ジグヘッドやフリーリグにも最適

スラッゴー フリーリグ
個人的には圧倒的にノーシンカーがオススメ。ジグヘッドや、近年流行りのフリーリグとも相性はバッチリです。

特にフリーリグでの縦のストラクチャーを絡めたリフトアンドフォール時の自動ダートアクションは釣れないわけがありません。

フリーリグには根がかり対策としてオフセットフックがオススメです。

 
>>Next Page:スラッゴーは海でも使えるよ!

スラッゴーは海でも使える!

スラッゴー メッキ
スティックベイトでダートアクション……ということは当然海でも使えます!

ダートアクションに弱いメッキはとくに有効です。

海なら重めのジグヘッド

静ヘッド
海の場合は水深や飛距離を考えると重めのジグヘッドで攻めるのがベター。水深によって重さを考えるべきですが、10gを中心に展開すると良いでしょう。

また、ダートが何よりの魅力なので、ダートアクションを上手く引き出せるジグヘッドを使うと良いでしょう。

カルティバの静ヘッドはダートアクションもさることながら、コスパにも優れている逸品。大物を掛けてもフックが折れることなく使えるため、とってもオススメです。




マゴチも釣れます

スラッゴー マゴチ
ボトムをズルズル……ときどきダートさせ、フォールでアタリを待っているとこの通り。巨大なマゴチも釣れちゃいます。

他にも根魚やタチウオ、シオ、ツバス、カマス、サゴシ、シーバスなどなど、フィッシュイーターならどんな魚でも釣れるでしょう。

小林
流行りの魚種無制限といったところでしょうか。とにかく淡水・海水問わず釣れっぷりがエグいですよ!

おまけ)昔ながらのパッケージがカッコいいんだ…

スラッゴー
この手の古いアメリカンルアーの特徴とも言えますが、とにかくパッケージがカッコ良い。

パッケージの中に、そのワームの使い方を印刷をするなど、今では考えられないような手間も多い。

そうした所に「趣」があふれており、エモさを感じながら釣りを楽しむことができるのです。

スラッゴー
そのためスラッゴーはなかなか封を開けられずにいます(笑) だってカッコいいんですもの。

ITEM
ランカー シティ スラッゴー 3"
全長:3インチ
入数:20本

おわりに

スラッゴー マゴチ
名作スラッゴーのように、古くから存在するルアーは、それだけ釣れる要素を持っているものです。

これを読んでくださっている皆さんのタックルボックスにも、きっと懐かしいワームが残っているのではないでしょうか?

小林
週末そんなルアーたちを持ち出して釣りをしてみるのもいいものですよ。もしかしたら今までとは違った、釣りの楽しさを発見できるかもしれません。


 
撮影・文:DAISUKE KOBAYASHI

ライタープロフィール

小林大介
愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。

海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。

ライター記事一覧はこちら

関連記事


紹介されたアイテム

カルティバ 静ヘッド
ランカー シティ スラッゴー 3…
\ この記事の感想を教えてください /
GOOD! BAD
このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう
DAISUKE KOBAYASHI

愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。TSURI HACKではクリエイターならでは視点で皆様に情報をお届けします!

アウトドアのすべてを、ひとつのアプリで。

150以上のアウトドアメディアの記事や動画、3万枚以上のみんなの写真も見られる!
アウトドアの「知りたい!」「行きたい!」がきっと見つかる!
お気に入りの記事や写真を集めて、スキマ時間に素早くチェック!