シマノ 16ナスキー4000XG
シマノが誇るエントリークラスのスピニングリール、16ナスキー4000XG。
4年間使い倒して感じたこと、そして現在の姿をリアルにお伝えします。
安定のシマノスペック
「HAGANEギア・X-SHIP・コアプロテクト」などシマノ独自の技術を詰め込んだ汎用性スピニングリール。
実売価格1万円以下、エントリークラスとは思えない充実スペックです。
こんな釣りに使っていました
ゴールド×ラメ入りボディの見た目もカッコイイですよね。
購入した4000XG(エクストラハイギア)をこんな釣りで愛用しました。
ライトショアジギング
20~60gのメタルジグをキャストするライトショアジギング。
遠投力が求められる釣りジャンルですが、ライン放出もスムーズでジグを沖まで運んでくれます。
低価格帯を感じさせないカッチリとしたボディ剛性。
中型魚クラスの釣りには全く問題ないパワーフィールです。
ちょい投げ餌釣り
時には堤防で子供とサビキ釣りやちょい投げを楽しみました。
目立ったトラブルもなく快適に魚と遊ぶことが出来ますよ。
使用から2年でトラブル発生!
使用から2年が経過したころ、ついに致命的なトラブルが発生しました。
ここはある意味注目ポイントです。
謎の高切れ現象
いつも通りジグをキャストするとPEラインの高切れ症状が表れました。
あまりにも頻発するので”見えないガイド割れ”と思いロッドを交換。
しかし症状は治まらずリールの何かが不具合を起こしてる様子。
結局この日は全く釣りにならず帰宅を余儀なくされました。
原因判明
リールをじっくり観察してみると……。
ラインローラーとベールの間にPEラインが引っ掛かり切れてることが判明しました。
どうやらラインローラーの塗装が剝がれ、ラインを巻き込みやすい状態となっていました。
ワンピースベール設計でないことが仇となったデメリットですね。
塗装は剥がれてしまいましたが、接合部周辺を研磨剤で磨くことで症状は回復しました。
4年後の現在
高切れトラブルを克服し、それからも使用を続けた我が愛機。
メンテナンス頻度で差はでますが、4年が経過した現在の状態をお伝えします。
メインシャフトのガタつき
40~70㎝前後の中型クラスとファイトを続けた結果、早巻きでスプールが多少ガタつく状態となりました。
おそらくメインシャフトの歪みが原因ではないかと推測されます。
ボディには青錆が発生。
外身のメンテナンスも定期的に必要ですね。
巻き感の変化はなし!
メインシャフトの歪みはあるものの、巻きのフィールはTHEシマノといったシルキーさ。
定期的なメンテナンスを行い、まだまだ維持したいと思います。
現在はヤエンで愛用
負荷の強いライトショアジギングから一線を引き、現在はヤエン用として活躍してくれています。
ドラグの可動域も衰えることなくアオリイカには十分通用する性能です。
色んな用途に使えるオールラウンド的存在です!
コスパは素晴らしい!
途中高切れなどトラブルはありましたが、性能はまだまだ現役選手。
500~5000番まで幅広く番手が揃っている点も入門機として最適です。
メイン機にもサブ機にも16ナスキーをオススメします。