ダイワのスピニングリール「BG」のインプレ
Youtubeチャンネル「釣りせんば」で活動中のスンともうします!
今回はダイワの大型スピニングリール、BGの実釣インプレをお届けします。
使用番手は4500番のハイギアで、愛用期間は3年間!
このリールで思い出に残る魚をたくさん釣ってきました。
BGってどんなリール?
品番 | 自重(g) | ギア比 | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | 最大ドラグ力(kg) | PE糸巻量 (号-m) | メーカー希望本体価格(円) |
3500 | 400 | 4.9 | 83 | 8 | 2-300 3-200 | 14,200 |
3500H | 400 | 5.7 | 97 | 8 | 2-300 3-200 | 14,200 |
4000 | 405 | 4.9 | 87 | 8 | 2.5-300 3-250 | 14,200 |
4000H | 405 | 5.7 | 101 | 8 | 2.5-300 3-250 | 14,200 |
4500 | 610 | 4.9 | 94 | 10 | 3-400 4-300 | 18,880 |
4500H | 610 | 5.7 | 109 | 10 | 3-400 4-300 | 18,880 |
5000H | 625 | 5.7 | 120 | 10 | 4-400 5-300 | 19,200 |
BGってどんなリールなの? と思われる向けに、まずは簡単な説明をしますね!
船ならジギングやキャスティング。陸ならショアジギングやヒラスズキなどを視野に入れているリールです。
リールに負荷がかかる釣りを対象にしてはいますが、価格は比較的安価になっています。
なので、立ち位置的には大物狙いの入門機というイメージですかね!
購入の経緯
低価格帯を前提に、大物釣りに使えるリールを探していたところ、ダイワのBGを発見!
店頭で見かけた値段は12,000円前後だったと記憶しています。
もう、ひとめぼれです(笑)。値段と高耐久・高剛性という言葉に惹かれ、購入を決定しました!
こんな釣りに使っています!
ショアジギングやロックショア等のルアー釣り。
泳がせ釣りやぶっ込み釣り、オフショアでの釣りにまで使用しています。
大物狙いのリールは、いつだってBGです。活躍の場は広いですよ!
輝かしいBGの実績たち
どのぐらいの魚まで釣れるのか? というのが気になるポイントですよね。
BGを使って釣りあげた思い出の魚を少し紹介していきます!
ブリ
これは磯で釣り上げた1尾。
磯など魚を走らせることが出来ない釣り場では、力任せなやりとりが必要になる場面があります。
そんな時でもBGは問題なく、リールとしての役目を果たしてくれます!
マダイ
地磯から釣れたこの大鯛! もっとも思い出に残っています。
水深のない根周りで鯛が掛かり、フルパワーで上げた1尾でした。
釣り人側が不利な場面でも、大型リール特有のパワーでなんとかなってしまいます。
ヒラスズキ
ヒラスズキもBGで釣りあげています。
ただ、この魚はもう少し小型の番手が釣りやすいかなと思います(笑)。
こんな魚も!?
イトヒキアジのビッグサイズ!
変わった形をしているので、ファイト時に感じる水の抵抗が半端じゃありません。
こういう魚でこそ、巻き取りのパワーを感じますね!
実際にBGを使用している動画
デメリットもある
実際に約3年間使って思うことは色々あります。
ここまで良い話ばっかりでした。なので、デメリットの話を正直にしますね。
デメリット①
まずはBG本体の重さです。
ぼくがエギングタックル主体で釣りをやってきたこともありますが、BGは4500番だと自重610g。
ロッドと合わせて1キロ近くになってしまうんです。正直、使うのがしんどかったです。
ただ、これは慣れだと思います。ぼく自身は非力な方かと思うのですが、慣れてからは1日中使えています。
デメリット②
次はドラグの微調整! すごく伝えづらい部分なのですが、微妙な調整に慣れが必要です。
ちょっと緩めてドラグを出す……というのがやりづらかった記憶があります。
狙いは大型魚ですから、強めの設定が基本になるので致命的なデメリットではないかもしれませんね。
BGを3年使ってみて
最高のリールです! とは言えません。上位機種の方が圧倒的に機能性に優れています。
ただ、ぼくの経験の中でパワー負けした記憶もありませんし、BGだから獲れなかったと思うようなシーンもありません。
過酷な場所にも躊躇なく持って行けるような使い勝手に加え、3年間酷使を続けても持ち堪えてくれました。
これから大物狙いをはじめる方に是非ともオススメしたいリールであることは間違いありません!