O.S.Pルアーの特徴
O.S.Pはプロアングラー・並木敏成氏が代表を務めるルアーメーカー。プロスタッフ達の経験を盛り込んだルアー達は人気・実績ともに高く、すでに愛用している人も多いのではないでしょうか?
O.S.Pのルアーは、「10 Years Standard」がコンセプト。一過性・流行りのものではなく、ずっと使い続けられる性能が特徴です。
今回は、バス歴の長い元釣具屋のTSURI HACKライターがO.S.Pルアーを勝手にランキング。皆さんの評判も一緒にご紹介していきます!
【2020年版】O.S.Pのハードルアーランキング
7位:iウェーバー
iウェーバー74は、ただ巻きで漂わせるように使うi字系ルアー。クリアウォーターにおいての実績が高く、特に春先のワカサギパターンではこの上ない釣果を叩き出します。
この手のルアーでは見切りが多発しますが、iウェーバー74ではテールのヘアーパーツにより見切られにくさを向上させています。
O.S.P iウェーバー74
6位:ヴァルナ
O.S.Pのジャークベイトで中間的なサイズのヴァルナ。アシュラとルドラの間を埋める存在で、日々セレクティブになっていくフィールド状況にアジャストさせられるジャークベイト。
アシュラ・ヴァルナ・ルドラのいずれも揃えて使ってみてほしいルアーです。
O.S.P ヴァルナ
5位:オーバーライド
オーバーライドは各メタルバイブレーションの中でも急角度でリフトアップするのが特徴。短い距離でリフト&フォールさせやすく、冬の低活性時期に特に効果的!
よく飛ぶので飛距離を活かした広範囲のサーチ、そしてただ巻きでも十分良いアクションを出せるルアーです。
O.S.P オーバーライド
4位:バジンクランク
バスのバイトシーンを見られるトップウォーターの釣りを誰もが簡単に行えるバジンクランク。サイズに対してウェイトがあり浮力が抑えられ気味であるため、吸い込まれやすくバイトミスが少ないです。
使い方は水面直下をただ巻きしながら、水面に波紋を残すのが基本。その他におすすめしたい使い方として、回収するような速度で巻き続けるのもアリですよ。
O.S.P バジンクランク
3位:タイニーブリッツ
タイニーブリッツは、タフコンディションに効くスモールサイズクランク。
先行者が居てスローなワームの釣りで叩いたエリアでも、スモールサイズ×ハイピッチアクションで驚くように釣果を出せることがあります。
スピニングタックルはもちろん、飛行姿勢が安定しているのでベイトタックルでも使いやすいです。
O.S.P タイニーブリッツ
2位:ハイカット
急激な水温低下による超低活性、ベイトは追っているのに見切られる。といったバスに口を使わせにくいシーンではハイカットの出番。O.S.Pにはダンクといったシャッドもありますが、ハイカットはそれよりもベイトフィッシュライクな姿勢を保ちやすいです。
サスペンドモデルを基本に、根がかりが気になる場所ではフローティングモデルを使ってみてください。
O.S.P ハイカット
1位:ブリッツ
ブリッツはバス釣り定番のシャロークランク。HPスラッシュビル、ボディ下部に露出したウェイトで超ハイピッチなアクションを起こし、バスの側線に強くアピール。見切らせる暇を与えません。
発売から15年以上経ちますが、未だにそのハイピッチなアクションと実績を上回るプラ製クランクベイトを筆者は知りません。
O.S.P ブリッツ
【2020年版】O.S.Pのワームランキング
7位:ドライブシュリンプ
バスの大好物・エビを模したドライブシュリンプ。フラットテールや逆手、セミリングボディから生み出される波動はまさにエビそのもの。
使用するリグは問いませんが、フォール中のバイトが多い特徴があるため、フォールを入れることを意識して行ってみると結果が出やすいですよ。
O.S.P ドライブシュリンプ
6位:ドライブビーバー
バサロアクションが特徴的なドライブビーバー。1対のパドルが力強くアクションし、その力がボディにも伝わって全体がギュンギュンと大きく動きます。
カバーへのアプローチではすり抜け性能の高いテキサスリグやジカリグ、比較的オープンなエリアでは、アクションの緩急でリアクションを誘えるフリーリグで使ってみてください。
O.S.P ドライブビーバー
5位:HPシャッドテール
HPシャッドテールは、小型シャッドテールとしては非常にアクションレスポンスの良いワームです。少しでも水流を受ければテールがアクションするので、スローな誘いでもバスにしっかりとアピールします。
ハイプレッシャー、低活性な状況ではシークレット的使い方・2グラム程度のネイルシンカーを使用したリアクションネコリグが効きます。
O.S.P HPシャッドテール
4位:ドライブスティック
ドライブスティックはノーシンカーリグのフォールでも、はっきりとしたボディロール&テールアクションを起こすスティックベイトワームです。
人気の使い方は、カバーの奥に自発的に進んでいくバックスライドセッティング。バックスライドすることでバスにより近い場所にワームを送り届けられ、かつ何度もバスに見せて誘うことも可能となります。
O.S.P ドライブスティック
3位:ドライブクローラー
ドライブクローラーはストレートワームでありながら、明確な自発的アクションを起こします。ロッドでアクションを加えれば、さらに複雑でもだえるような動きでバスを誘えます。
基本的な使い方はネコリグで、カバー周りで使う際はフックをワームに隠すスナッグレスネコがおすすめです。
O.S.P ドライブクローラー
2位:ドライブクロー
ドライブクローは着水から回収時まで、水中にある間はバイトチャンスを生み出し続けます。クロー系ワームといえばボトム付近でのバイトが多いイメージもありますが、ドライブクローはツメのアピール力が強く、回収時にバイトしてくることも非常に多いワームです。
バスのみならずロックフィッシュでも高実績をあげる、信頼のワームですよ。
O.S.P ドライブクロー
1位:ドライブシャッド
ドライブシャッドはフリーフォールでただ沈めるだけでもテールを振る、数々のシャッドテールワームの中でも特にアクションレスポンスの良い製品です。スローからファストリトリーブまで、どのスピードで使っても良いアクションを生み出します。
ノーシンカーリグ、ジグヘッドリグ、テキサスリグ、スイムジグトレーラーと、スイミング主体の使い方であればどれでも本領を発揮します。
O.S.P ドライブシャッド
【2020年版】O.S.Pのその他ルアーランキング
7位:ダイビングフロッグ
ダイビングフロッグはヒシモなどのフローティングカバーで引っかからず使えるのはもちろんのこと、カバーから少し離れた状態でもバイトを得やすいフロッグです。
ソフトなボディによる水押しやポップ音は、プラ製のプラグとは波動や音が違うためバスの反応が変わることが珍しくありません。
使う時はバスの本気喰いを誘えるよう、少し強めを意識して動かしてみてください。
O.S.P ダイビングフロッグ
6位:O.S.Pバズ ゼロツー “ビート”
ゼロツー “ビート”は、クラッカーに真鍮素材を世界で始めて採用したバズベイト。最初は音がうるさいと感じるかもしれませんが、その「音質」はバスにアピールできる音です。
通常のプロップのみのバズベイトだと左右どちらかにリトリーブコースがずれますが、ゼロツー “ビート”はクラッカーが直進性を保ってくれるので真っ直ぐ引きやすいのも特徴です。
O.S.P O.S.Pバズ ゼロツービート
5位:O.S.Pジグ ゼロスリー “ハンツ”
フットボールヘッドとラウンドヘッドのいいとこ取りをしたゼロスリー “ハンツ”。トータルバランスがとてもよく、このジグ一つでカバー・ディープ・オープンウォーターのいずれも問題なく攻略可能です。
ファインラバーとシリコンラバーいずれもラインナップされていますので、カラーやフレアの違いを使い分けると釣果がアップします。
O.S.P O.S.Pジグ ゼロスリー “ハンツ”
4位:O.S.Pジグ ゼロシックス “スリッパー”
ゼロシックス “スリッパー”は、スイミングで使うためのジグです。シャローカバーや広大なウィードエリアを根がかりを気にせず、スマートに探って攻略していくことができます。
ドライブシャッドのようなテールがアクションするタイプのワームをトレーラーに使ってみてください。
O.S.P O.S.Pジグ ゼロシックス “スリッパー”
3位:O.S.Pジグ ゼロファイブ “タッガー”
ハイプレッシャーフィールドのカバー攻略に欠かせないスモラバ。ゼロファイブ “タッガー”はそんなカバー攻略に合わせ、すり抜けとスタックが適度な横アイ&ヘッド形状を採用。フックはMHクラスのロッドでも耐えられる強度を持たせてあります。
タックルはPEセッティングのパワーフィネススピンを基本に、カバーの濃い場所ではベイトタックルがベターです。
O.S.P O.S.Pジグ ゼロファイブ “タッガー”
2位:ブレードジグ
ブレードジグは樹脂製ブレードの採用が特徴的。金属ブレードのチャターベイトであれば強烈な音やフラッシング、千鳥アクションを生みますが、ブレードジグは音もフラッシングも抑えられていて、アクションは安定してバランスを崩しにくいロール主体が特徴。
素早くエリアチェックしていきたいけれども、金属ブレードのチャターベイト、クランクベイトやスピナーベイトではアピールが強すぎると感じる時には、ぜひこのブレードジグを使ってみてください。
O.S.P ブレードジグ
1位:ハイピッチャー
ハイピッチャーはブレードに徹底的なこだわりが見られるスピナーベイト。フロントフラット・リアディープのブレードは、様々なスピナーベイトの中でもトップクラスのハイピッチな回転を起こします。ブレードカラーにもこだわりが表れていて、シルバー・ゴールドだけでなく、チャートやホワイトなどのカラーブレード、さらにブレードの上下や中央、表裏で色を変えた特殊なブレードカラーまでラインナップしています。
仮に筆者がO.S.Pルアーから一つだけ選ぶとすれば、このハイピッチャーをセレクトします。シチュエーション・レンジを問わず使いやすい、よく釣れるスピナーベイトです。
O.S.P ハイピッチャー
本当によく釣れるO.S.Pルアー!
最も古いもので発売から15年以上経つものもあるO.S.Pのルアーですが、「10 Years Standard」をコンセプトに掲げているだけあり、その実釣性能は現在もなお衰えを感じることはありません。
すでに多くのバスアングラーが使ったことがあるメーカーではあると思いますが、本記事を参考にしながら改めてO.S.Pルアーを使ってみてはいかがでしょうか。