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【バス釣り】ベイトは上級者でスピニングは初心者!?その考えちょっと勿体無い!(2ページ目)

スピニングタックルのメリット


スピニングリールはベールアームが回転して糸を巻き取ります。そのため糸が巻かれたスプール自体が動いて糸を巻き取ることがありません。

ベイトリールはスプールが回転してラインを巻き取ります。この構造が最も大きな違いです。

細糸が使える


スピニングリールはベールアームが糸を巻き取ってくれるおかげで細い糸が使えます。なぜならスプールに巻かれた糸には直接強い力が伝わりにくいからです。

ベイトリールの場合は細い糸を使いすぎるとスプールに巻かれた糸にラインが食い込みやすくなります。

最近のベイトリールは進化しているため、細糸を使うことができるモデルも出てきましたが、技術と注意を要することには変わりなく、やはり細糸を扱うにはスピニングに分があります。

軽いルアーが扱える


スピニングリールはルアーを飛ばすときにテンションがフリーになります。そのためごく軽いものでも飛ばすことができるのです。

対してベイトリールはキャストの際にスプールも同時に回転させなければならないため、強い力が必要です。

スプールを軽くしたり、リール自体の回転が上がることで以前よりも投げやすくはなってますが、飛距離やトラブル等考えるとやはりスピニングタックルに分があるでしょう。

ラインを瞬時にフリーにすることが出来る


キャスト時と同じ理屈ですが、ルアーを操作する際に、瞬時にラインをフリーに出来るというメリットがあります。

スピニングはベイルアームを起こすだけで自由に糸が出ていきます。対してベイトリールはクラッチを切った上で自分で糸を出さなければいけません。

垂直にルアーをフォールさせたり、流れにドリフトさせたりする時にこの特性はとても役に立ちます。

遠投先でも巻き取り量に変化が少ない


スピニングリールはベイルアームの回転で糸を巻き取るため、遠投した先であっても巻き取り量に変化はほとんどありません。

対してベイトリールはスプールの糸が投げた分だけ少なくなるため、スプール1回転での糸を巻き取る量に大きく変化が生じます。

遠投先でも同じ速度で巻き続けられるのもスピニングタックルの大きなメリットです。

▼同じ速度で巻き続けられるメリットについて

ドラグの微調整が容易

撮影:TSURI HACK編集部

スピニングリールはドラグの微調整が瞬時に行えます。

そのため細糸での繊細なやりとりなどを得意としています。

バラシを軽減する“ドラグゆるゆるファイト”などを容易に行えるのも、スピニンリールのメリットと言えるでしょう。

ベイトリールにもドラグはありますが細かい調整はスピニングリールに比べると難しいと言えます。

▼ドラグゆるゆるファイトについての解説

シェイクがとても楽


スピニングタックルはリールが下に来るため、重心が下に来ます。対してベイトタックルは手の中に重心が来ます。


重心が下に来るので、ロッドを軽く弾くだけでシェイクが出来ます。より軽い力でロッドを動かせるのでスピニングタックルは繊細な攻めに向いていると言えます。

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