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エギングにはハイギア!そのメリットとデメリットを元釣具屋が詳しく解説!(2ページ目)

ハイギアのデメリット

メリットが多い反面、ハイギアにはデメリットもあります。メリットだけに着目するのではなく、デメリットも把握しておきましょう。

アピール時間が減る

エギングの画像

撮影:TSURI HACK編集部

ハンドルを回す回数を同じとした場合、ハイギアはエギの移動距離が大きく、岸に寄ってくるのが早くなってアピール時間(誘える回数)が減少します。

アピール時間を減らさないためには、意識的に巻き取り回数を少なくしたり、スラックジャークなどの移動距離を抑えたジャークを織り交ぜたりすることが効果的です。

ラインを張り過ぎる

エギングリールの画像

撮影:TSURI HACK編集部

ハイギアに慣れないうちは、ジャーク後の糸フケの回収時に糸を巻き取り過ぎてしまい、エギに余計なアクションをさせることがあります。

その結果、フォール中のエギに変な動きを与え、イカを警戒させることに繋がります。糸フケ量の調整は非常に大切なので、糸の張り加減には注意してください。

巻き取り抵抗が大きい

エギングリールの画像

撮影:TSURI HACK編集部

ノーマルギアと比較すると巻き取り抵抗が大きいため、潮流が速い場所や、大型イカとのファイト時には巻き重りを感じます。

イカはロッドでのポンピングができないため、特にファイト時は負荷を感じるでしょう。

迷ったらハイギア!

エギングリールの画像

撮影:TSURI HACK編集部

もし、迷っているのであればハイギアがおすすめです。デメリットは巻き取り回数などを意識すれば改善できます。(巻き重り以外)

それよりも、“素早く糸フケを回収できるメリットの方が大きい”というのが筆者の意見です。

巻き取りの重さは多少感じますが、釣りに支障がでるほどのものではありません。

ノーマルギアはダメなの?

エギングリールの画像

撮影:TSURI HACK編集部

筆者はハイギアをおすすめしますが、ノーマルギアでもまったく問題はありません。むしろ、ノーマルギアを好む上級者もいるぐらいです。

巻き取り量が少ないということは、一つのポイントをじっくり攻めることができ、繊細に糸フケ量を調整できるといったメリットもあります。

特に、ゆっくりとしたアクションが良しとされている春のエギングでは、ノーマルギアが重宝することも。

自身の釣り方に合わせましょう!

提供:tsuki

エギングにおける「ハイギア or ローギア」論争には明確な答えがありません。つまり、人それぞれの好みだと言うことです。

今回はハイギアのメリットとデメリットを紹介しましたが、これらはあくまでも客観的な事柄に過ぎません。

迷っている方にはハイギアをおすすめしましたが、自身の釣り方やフィーリングを最優先に考えてくださいね。

筆者の紹介

tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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