ルアーフィッシングの王道「ブラックバス」

ブラックバスは、国内ルアーフィッシングの中でナンバー1と言えるほど人気の高いターゲット。
北アメリカ原産の魚で、国内には1925年に芦ノ湖へと移入され、今では全国各地に生息しています。
今回はルアーフィッシングの王道であるブラックバス釣りについて解説していきます。
ブラックバスの種類

じつはブラックバスというのは正式な呼び方ではなく、種類も1種類だけではありません。
日本国内に生息しているのは3種類ですが、原産の北アメリカなどにおいては、さらに様々な種類が確認されています。
ここでは日本国内に生息している3種類のブラックバスについて見ていきましょう。
▼ ラージマウスバス

一般的にブラックバスと呼ばれているのは、ラージマウスバスという種類です。
全国各地に最も広く生息し、最大60センチ程度まで成長します。大きな口が特徴で、エサとしているのは小魚や甲殻類、虫などの生き物。
物陰に隠れてエサを待ち構える習性があるため、障害物の周辺などを狙い、ルアーを上手く操作するのがコツです。
▼ スモールマウスバス

スモールマウスバスは小さな口が特徴の魚。
ラージマウスバスに比べると、低い水温や流れのある場所を好むため、その生息域は限られています。生息している主なフィールドは長野県・野尻湖や福島県・桧原湖など。
ヒットすると強い引きと高いジャンプでアングラーを楽しませてくれるのが、スモールマウスバスの大きな魅力です。
▼ フロリダ・ラージマウスバス

フロリダ・ラージマウスバスは、ブラックバスの中でも特に大型に成長する種類です。
原産地は北アメリカのフロリダ半島で、日本では奈良県・池原ダムで最初に確認されました。
見た目はラージマウスバスとほぼ同じ姿をしていますが、最大で70センチ・重さ10キロを超えることも珍しくありません。
バスフィッシングを楽しめる主なフィールド

バスフィッシングは淡水域の様々なフィールドで楽しむことができます。
ここではフィールドの種類とその特徴を見ていきましょう。
湖

陸っぱりだけでなく、ボートを出して楽しめる場所も多い湖。
琵琶湖(滋賀県)や河口湖(山梨県)などが代表として挙げられます。
大型のブラックバスを狙うのであれば欠かせないフィールドです。
川

ブラックバスは比較的流れがゆっくりとした、大型河川に生息していることが多いです。
有名なフィールドは、徳島県・旧吉野川や福岡県・遠賀川などがあります。
沼・池

身近な沼や池にもブラックバスは生息しています。アクセスしやすく、水深が浅い場所が多いので、比較的バスを釣りやすいとも言えるでしょう。
初心者が釣果を得るには、まずは沼や池からチャレンジしてみるのが手堅いでしょう。