お正月の魚と聞いてどんな魚を思い浮かべますか?
正月&お祝いといえば……『マダイ』でしょ

皆さんは、お正月の魚といえばどんな魚を思い浮かべるでしょうか?
僕は、世間的には『マダイ』って答えが1位に来るのかなと想像します。
いやいや、正月くらいは『マグロ』を食べたいよ

毎年、マグロの初競りの値段が大きく報道されますよね。ちょっとくらいお値段高くても、正月くらい高級で旨い物を食べたい!
だから、正月の魚といえば『マグロ』っていう意見もきっとあるでしょう。
冬に旬を迎える『ブリ』こそ正月の魚なのでは?

僕の個人的な意見として、正月の魚といえば『ブリ』かなと感じます。
お節料理にも使いますし、お雑煮にも入っていることがありますもんね。
おめでたいということで意識するのは『マダイ』だけど、実際にお正月でよく食べているのは『ブリ』なんじゃないかなって思うんですが、実際のところはどうなんでしょうか。
ネットで検索してみると
家庭の魚料理調査の結果を見てみると、普段よく食べているサバやアジ、カレイやサンマなどの大衆魚がお正月に食べる魚の上位から外れ、ブリやマダイ、マグロなどが上位にランクインしています。
また、お正月に食べる魚として、『コイ(30票)』、『フナ(10票)』、『ブダイ(3票)』がランクインしているのに対し、普段食べる魚としてこれらの魚には1票も入っていません。やはり、お正月には普段と違う魚を食べたいという意識があるんですね。
年末最後の釣行は船で大物狙い!
釣り納めは家族のために、正月用の魚を狙ってみよう

お正月に食べる代表格『ブリ』と『タイ』は、魚釣りの好ターゲットですよね。
「父ちゃんがお正月用の魚を釣ってきてやる!」なんて口実つけて、年末のお休みに魚釣りに出掛けるのもアリかもですね!
年末にマダイやブリを狙って出船する釣り船も多いので、釣り納めは船釣りやオフショアなんていかがでしょうか。
マダイの釣り方

岸から狙おうとするとややハードルの高いマダイですが、船釣りでは比較的簡単に釣ることができる魚です。
釣り方はコマセを使った天秤仕掛け、エビを餌にしたテンヤ、ルアー感覚で楽しめるタイラバなど、地域によってさまざま。
▼マダイの釣り方はコチラの記事
ブリの釣り方

ブリもまた、餌釣りでもルアー釣りでも周年狙うことができる、魚釣りの好ターゲットですね。
地域によっては、年末でも堤防や磯、サーフから狙うことができます。手堅くブリを狙いたい場合は船釣りも選択肢に入れてみましょう。
▼ブリ・ワラサの釣り方はコチラの記事
僕はキンメダイにチャレンジします

ちなみに僕は釣り納めに、キンメダイ釣りにチャレンジする予定です。
久しぶりに家族と過ごす時間のために、最高級な魚を狙ってきますよ!
釣り初心者な家族と一緒に手軽にタイやブリを釣ってみよう
海上釣り堀は初心者でも大物釣りが楽しめる

年末年始の休暇はやっぱり家族と一緒に過ごしたい。そんな家族想いなお父さんやおじいちゃんは、いっそのことご家族みんなで魚釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
釣りの経験が無い方でも、海上釣り堀なら大丈夫! 釣り具のレンタルがある釣り堀もありますので気軽に利用してみましょう。
海上釣り堀は年末に賑わいます

お正月用のマダイやブリを求めた釣り人で年末の海上釣り堀はとっても賑わいます。
人気な海上釣り堀は予約が必要だったりしますので、早めに空き状況を確認すると良いですよ!
年末の海上釣り堀にはお正月用の魚がたくさん放流されますよ

年末の海上釣り堀では、通常よりもマダイの放流量を増やしていたり、10kg級の大ブリを放流する釣り堀もあります。
魚釣りをしたことがないお子さんやお孫さんが、魚釣りにハマるキッカケになるかもですよ!
寒さ対策だけ万全にして家族で海上釣り堀を楽しんでみてはいかがでしょうか。
淡水釣り派の方は管理釣り場で激旨サーモンを狙ってみては
最近の食用サーモンはメッチャ美味しい

海釣りはやらないんだよねぇ。って方は、美味しいトラウト(マス類)を管理釣り場で狙ってみてはいかがでしょうか?
近年、刺身で美味しく食べられるように品種改良された食用トラウトを放流している管理釣り場が増えているんです。
トラウトサーモン、頂鱒、甲斐サーモンなど品種は様々

お刺身で美味しく食べられるトラウトを放流している釣り場では、それぞれイチオシの品種をホームページなどで知らせています。
品種や釣り場によって、赤身が強くてサッパリとしたマスだったり、橙色の身で脂がしっかりのったマスだったり様々ですが、総じて食用のマスは本当に美味しいです。
管理釣り場なら家族と一緒でも安心

管理釣り場ならばトイレや休憩所が完備されているので、家族で楽しく釣り納めをするのは最適ですよ!
釣り初心者でも比較的簡単に魚を釣ることができるのも、管理釣り場ならではの良い所ですね。
山間や標高の高い管理釣り場では、寒さ対策に加えて、スタットレスタイヤやチェーンなど雪道対策の必要性もチェックしておきましょう。
岸釣りは……正月らしい魚でなくとも、美味しい魚を釣って帰ればOKでしょう
寒平目

ヒラメが最も美味しいとされるのは、11月から2月にかけて出回る『寒ビラメ』ですよね!
寒くなればなる程、肉厚になって旨くなるヒラメを釣り上げれば、正月に家族も大喜び間違いないでしょう。
寒グレ

一般家庭では知名度の低いグレ(メジナ)ですが、海釣りをやっている人なら寒グレの美味しさを知る人もいることでしょう。
冬に旬を迎え、甘くて香り高い上品な脂の乗った寒グレは、派手さこそありませんが食味としては正月にふさわしい大変美味しい魚です。
ブダイ

静岡県の伊豆半島では、家庭の魚料理調査にもランクインしていたブダイがお正月の魚として人気です。
年末になると、磯や堤防で海藻を餌にしてブダイを狙う釣り人をよく見かけるものです。
確かに、冬のブダイはとっても美味しんですよね。
今年も最後の最後まで魚釣りを楽しみましょう!

魚釣りの醍醐味のひとつに『美味しい魚を釣って帰った時の家族の喜ぶ顔を見る』ってことがありますよね!
今年も残り僅かになってきましたが、釣り納めまで魚釣りを存分に楽しみましょう!