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エギングロッド

【エギング・シーバス】どっちにも代用できるロッドを厳選してみたよ

エギングとシーバス双方を楽しんでいる、またこれから挑戦してみたいと考えている方は少なくないはず。その際、長さや硬さが似ているエギングロッドとシーバスロッドを共通で使えないのか?と疑問に思う方は多いでしょう。今回はそんな疑問にお答えしました。

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK 編集部

エギングロッドとシーバスロッドの違いって?

エギングロッド

撮影:TSURI HACK 編集部

ソルトで大人気のエギングシーバス。1本でどちらの釣りも行えるのであれば、釣り場での取り回しもよく、懐的にも嬉しいですよね!

本記事ではそんなエギングロッド、シーバスロッドの代用に関する疑問に迫ってみます。まずは、それぞれの特徴からみていきましょう!

エギングロッドの特徴

エギングロッド

撮影:TSURI HACK 編集部

▼長さ

エギングロッドの基本となる長さは、8~8.6フィート程度。

エギングロッドでは、エギをアクションさせることを重視するため、操作性と遠投性を備えた長さが選ばれます。

他に7.6フィート程度の短いモデルや遠投を重視した9フィートクラスのものもありますが、製品数は少なく一般的ではありません。

▼硬さ

エギングロッドでメインの硬さはML~M

この硬さにおいて投げられるエギの号数は最大で3.5~4号で、グラムに換算すると約20~25グラムです。

この範囲内の重さであれば、無理なく投げることができます。

▼調子(テーパー)

調子(テーパー)は、ティップ部分で曲がる先調子(ファストテーパー)がエギングロッドのスタンダード。

先調子はエギを鋭くアクションさせられ、フォール中の繊細なアタリも敏感に取りやすい特徴があります。

シーバスロッドの特徴

19セルテートの画像

撮影:TSURI HACK 編集部

▼長さ

シーバスロッドでは8.6~9.6フィートの長さがよく使われています。

一般的な堤防や河川、港湾部ではこの程度の長さが取り回しが良いためです。小規模河川では7.6~8フィートクラス、地磯やサーフでは10~11フィートと、フィールドに合わせて様々な長さが展開されています。

▼硬さ

エギングロッドと同じくML~Mの硬さが多用されているシーバスロッド。

投げられる重さは最大30グラム程度が多く、エギングロッドで投げられる重さと大きな差はありません。

▼調子(テーパー)

シーバスロッドの調子(テーパー)は、ロッドの中間から曲がる胴調子(レギュラーテーパー)が一般的。

胴調子はルアーの重みを乗せて遠投しやすく、シーバスがヒットしてからは強い引きを吸収してやり取りしやすいのが特徴です。

結論として“代用”できるの?

シーバスロッド エギングロッド

撮影:TSURI HACK編集部

結論としてエギングロッドとシーバスロッドは長さや硬さ、投げられる重さに共通する部分が多いため、それぞれの釣りで代用することはできます。

本格的にそれぞれの釣りを極めていくのであれば専用ロッドを購入すべきではありますが、エギングロッドでシーバスを、シーバスロッドでエギングを楽しむことは十分にできます。

代用も考えて選ぶ時に見ておきたいポイント

出典:PIXTA

エギングロッド・シーバスロッドを代用も考えて選ぶ際には、「長さ」「投げられる重さ」を必ずチェックしましょう。

具体的には長さ8.6~9フィート、投げられる重さはML~Mの硬さを目安にしながら、エギングロッドであれば3.5号以上のエギまで対応しているもの、シーバスロッドであれば最大30グラム程度まで対応したものを選んでみるとよいでしょう。

シーバスで使いやすいエギングロッド

ここではシーバスで使いやすいエギングロッドを2モデルご紹介します。

長さや投げられるエギの重さが、シーバスでも使いやすいモデルをピックアップしましたので、選ぶ時の参考にしてみてください。

メジャークラフト 三代目 クロステージ エギング CRX-862E

発売から約10年が経っても今なお人気のクロステージシリーズ。

現モデルは三代目で、クロスフォース製法を採用したシャープなブランクスが特徴です。シーバスに代用するのであれば長さ8.6フィート、適合エギが最大3.5号のCRX-862Eをおすすめします。

メジャークラフト 三代目 クロステージ エギング CRX-862E

全長:8.6ft
継数:2本
仕舞寸法:133.2cm
適合エギサイズ:2.5-3.5号
PEライン適合:0.4-1.2号

ダイワ エメラルダス アウトガイド 86M

ダイワのエメラルダスは、エギングで必要となるロッドやリール、エギなどの用品を全てラインナップしている人気ブランド。

ショアエギングモデルのアウトガイド 86Mは、おかっぱりエギングのスタンダードとなる1本です。適合エギが最大4号なので、より重めのルアーまで使いやすいロッドです。

ダイワ エメラルダス アウトガイド 86M

全長:8.6ft
自重:120g
継数:2本
仕舞寸法:134cm
適合エギサイズ:2.5-4号
PEライン適合:0.5-1号

エギングで使いやすいシーバスロッド

ここではエギングで使いやすいシーバスロッドをピックアップしました!

シーバスロッドは非常に種類が多く、選ぶ時に迷ってしまうでしょう。迷ったときには以下の2つのモデルを参考にしてみてください。

ダイワ ラテオ 86ML・Q

ラテオはフラッグシップモデルに迫るスペックを持った人気シーバスロッドです。

軽さと強さを両立させる「高密度HVFカーボン」、ネジレを抑える「X45」、PEラインのトラブルを抑える「KL-Hガイド」など、その性能は充実しています。エギングでの代用も考えるなら86ML・Qがおすすめです。

ダイワ ラテオ 86ML・Q

全長:8.6ft
自重:128g
継数:2本
仕舞寸法:134cm
ルアー重量:7-35g
ナイロンライン適合:8-16lb
PEライン適合:0.6-1.5号

シマノ ディアルーナ S90ML

前モデルよりもさらなる軽量化を実現したシマノの人気シーバスロッド・ディアルーナ。

シマノの持つ技術を駆使し、軽量化を図りつつ高い強度を保持しているのが特徴です。S90MLはシーバスをメインに考えつつ、時々エギングで使ってみたいと考えている方におすすめです。

シマノ ディアルーナ S90ML

全長:9ft
自重:128g
継数:2本
仕舞寸法:141cm
ルアー重量:6-32g
PEライン適合:0.6-1.5号

ロッドを代用する際の注意点

注意

出典:PIXTA

ロッドを代用する際には、専用でないことを考慮しつつ注意しながら使う必要があります。

エギングロッドをシーバスに代用する際には、ヒットしてからのやり取りでドラグを上手く使い、ロッドに負荷を掛け過ぎないよう注意してください。

シーバスロッドをエギングで代用する際には、しゃくった時にティップにラインが絡みつきやすいので、常に注意を払いながらアクションさせるようにしましょう。

1本のロッドでエギングもシーバスも楽しんでみよう!

エギングロッドでシーバス

撮影:TSURI HACK編集部

共通点が多いエギングロッドとシーバスロッドは、それぞれの釣りにおいて代用しやすいです。

まずはどちらの釣りをメインにするかを考えて、ロッドを購入するとよいでしょう。

さらにそれぞれの釣りを深く楽しみたいと思った時には、ぜひ専用タックルの購入を検討してみてください。

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