ホリデースピンについて
投げ釣りは堤防・砂浜などで楽しめ、爽快なキャストと、美味しい魚が釣れることが魅力です。暖かいシーズンには、家族や友人とのんびりと海で過ごすのは格別。そんな投げ釣り入門に最高なのが、シマノの『ホリデースピン』です。
投げ竿
ホリデースピンは投げ竿というカテゴリーに分類されます。投げ竿とは投げ仕掛けを用いて、キスやカレイ、ハゼなどの海底に住む魚を釣るための釣竿。仕掛けを遠くに投げるための遠投性能と、アタリを感知する感度に優れます。
▼投げ竿についてはコチラ
投げ竿はシマノの得意分野
シマノは長年にわたり、投げ竿の部門をリードしてきました。ハイエンドの竿は10万を優に超える価格で、シマノ主催の全国大会は多くの投げ釣り師の憧れ。シマノが持つ投げ竿のノウハウをつぎ込んだ、エントリーモデルがホリデースピンです。
ショートモデル
ホリデースピンにはショートモデルがラインナップされます。オリジナルモデルの多くが1メートルを超える仕舞寸法。それに対しショートモデルは、すべてが80センチ以内に収まります。持ち運びが便利で、旅行先での釣りにも最適でしょう。
数字・アルファベットの意味は?
ホリーデースピンの型番に着目すると、数字とアルファベットが並んでいます。数字は長さを表しており、335の場合は全長が3メートル35センチ。アルファベットは固さを表し、CXがもっとも固く、JXがもっとも柔らかい規格です。
ホリデースピンの評価
ホリデースピンの評価が気になるアングラーも多いのではないでしょうか。エントリーモデルだけど壊れにくいの? 子どもでも投げやすいの? ほかにどんな釣りができる? 疑問を解決し、ホリデースピンの魅力をチェックします。
壊れにくい
ホリデースピンのカーボン含有率は、53から78パーセントで、残りはグラスという素材が用いられています。グラスには重くなる欠点がありますが、竿が柔軟で強度が高くなることが長所。
カーボンのシャープさと、グラスの丈夫さを併せ持つ竿に仕上がっています。入門者や女性、子どもでも扱いやすい竿といえるでしょう。
投げやすい
カーボンの反発力とグラスのマイルドさで、誰でも投げやすい調子です。グラスはしなやかな素材なので、小さなチカラで竿をしならせることができ、腕力が少ない方にも優しい設計。表面の特殊コーティングで軽量化を図っており、爽快なキャストが楽しめます。
サビキはできるの?
極端なクセがない竿なので、投げ釣り以外にもさまざまな釣りが楽しめます。サビキ釣りや足元の探り釣りにも対応。ただし固い番手では汎用性が低くなるので、FXより柔らかいモデルがおすすめです。
大きな魚は釣れるの?
エントリーモデルですが、十分大きな魚にも対抗できます。90センチのブリは厳しいかもしれませんが、70センチのスズキはまったく問題なし。大きな魚が掛かったときは焦らず、ゆっくり落ち着いてやりとりをしましょう。
ダイワ『リバティクラブ』との比較
ダイワのリバティクラブと比較すると、1番の違いはカーボン含有率。ホリデースピンの方がカーボンを多く使用しており、自重が軽く仕上がっています。価格はやや高めですが、軽快な使用感を味わえるでしょう。
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リバティクラブについてはコチラ
ホリデースピンのおすすめ番手
ホリデースピンシリーズはモデル数が多く、手に取る1本で悩んでしまいます。ここでは釣り人の趣向別に、おすすめのモデルを紹介。楽しい休日の相棒を選んでみましょう。
ホリデースピン 405DXT
投げ釣りを本格的に始めたいアングラーにおすすめです。やや硬めで長いので、しっかりと飛距離を稼げる1本。キスやカレイ、アイナメ、マダイなどあらゆる投げ釣りを楽しめます。
ホリデースピン 335GXT
チョイ投げにぴったりで、すこし短くやわらかめのタイプです。長すぎず、軽い力で投げられるので、釣り入門者でも扱いやすいモデル。他の釣りへの応用力が高く、サビキ釣りも快適でしょう。
ホリデースピン ショートモデル 275HXTS
“堤防なんでも竿”の要素が強く、いろんな釣りを楽しめます。チョイ投げ・サビキ釣り・探り釣りなど、いろんな釣りを試したくなるはず。ボート釣りににも適しており、上級者にも初心者にも満足度の高い竿です。
ホリデースピンで何を釣ろう?
ホリデースピンは釣り入門や、セット竿からのステップアップに“間違いない”竿です。良質な釣竿は釣りをより快適に、より楽しい時間にしてくれるでしょう。ホリデースピンで豊かなフィッシングライフを過ごしてみませんか?