虫エサの種類が多すぎる!

釣りエサの代名詞と言ってもいい、虫エサ。ビギナーからベテランまで、釣り人ならば1度はお世話になったことがあるでしょう。
ところで、虫エサは何種類ぐらいあるかご存知でしょうか?
ポピュラーなものからマニアックなものまで、虫エサを特集しましたよ!
ポピュラーな虫エサ
アオイソメ(青虫)

虫エサの中でも最もポピュラーなアオイソメ。ほとんどの釣具店・エサ屋で入手することができます。
アオイソメの武器は「動き」。太くて長い体がクネクネすることによって魚にアピールします。夜間は発光するため、とくに夜釣りで効果的です。
▼アオイソメを特集した記事です
アカイソメ

基本的にはアオイソメの赤いバージョンと考えてよいでしょう。アオイソメと同じく動きでアピールします。
適した釣種や使い方はアオイソメと同じですが、若干身が柔らかく、食い込みがよい半面少し針持ちが劣るのが特徴です。
石ゴカイ(ジャリメ)

アオイソメと同じく、最もポピュラーな虫エサのひとつである石ゴカイ。アオイソメと同じく、動きでアピールするタイプの虫エサです。
体が細いために小さい魚を狙うのに適しており、とくにキス釣りで重宝されます。
▼ジャリメを特集した記事です
本虫(マムシ)

本虫の武器は「匂い」です。価格は1パック1000円前後と高めですが、その強烈な匂いで広範囲から魚を集められます。
針に刺す際は、体液が沢山出るように切って使いましょう。身が硬くて針持ちがよいため、カワハギ釣りでも活躍します。
ユムシ

投げ釣りや船釣り、ぶっ込み釣りでの大物狙いに使われることが多いユムシ。
見た目はグロテスクですが、「真鯛釣りの特効エサ」と言われるほどの実力を持っています。ちなみに、韓国では食用とされているようです。
▼ユムシを特集した記事です
マニアックな虫エサ
チロリ

キス釣りの特効エサとして知られ、投げ釣り師ならば知らない人はいないはずです。動きも特徴的ですが、体液からはキスが好む強い匂いを発します。
その反面、体表がヌルヌルとしておりビギナーの方は針に刺しにくいかもしれません。そんな方は、滑り止めの「石粉」を使うとスムーズにエサ付けができますよ。
アオコガネ

他の虫エサが日本や中国、韓国などが棲息地なのに対して、アオコガネは主にオランダで養殖されています。
夜間になると独特の光を発するためにアピールが強く、メバルやスズキに最適です。また、クロダイの落とし込み釣りでは、「冬場の必殺エサ」として知られています。
アカコガネ

見た目はアカイソメと非常によく似たアカコガネ。鮮やかな赤色と独特の動きが特徴で、とくにカレイ釣りに重宝されています。
しかし、販売している釣具店・エサ屋が限られ、入手は困難です。
ストロー虫

主にクロダイの落とし込み釣りや筏釣りで用いられるストロー虫。その名の通り、1匹ずつストローに入れて売られていることが特徴です。
夏にしか出回りませんが、体液から出る強烈な匂いが高い集魚効果を発揮します。低温に弱いため、クーラーボックスには入れず、海水を汲んだバケツに入れて日陰で保管しましょう。
本コウジ

ユムシに非常によく似ていますが、体色が赤っぽく、大物狙いの投げ釣りで人気があります。
ユムシよりも集魚力が高い反面、1匹数百円程度と高級なエサです。
実は、まだまだあるんです。

多くの虫エサをご紹介しましたが、地域的に嗜好されるエサや、入手が非常に困難なものなど、まだまだ虫エサの種類はあるのです。
釣種や釣り方に合わせてエサを選べば、もっと釣果が伸びるはずですよ!








