ソフトクーラーボックスについて
ソフトクーラーボックスとは、外側が布やビニール生地、内側に断熱材を使用し、柔らかく折りたたむことなどができ、省スペースで収納ができるクーラーボックス。メインとして使うハードクーラーボックスのサブとして使用する他、保冷物が少ない時に活躍するアイテムです。
ハードタイプとの違い
ハードクーラーボックスは、硬い素材でしっかり出来ているので、使わない時の収納スペースは取るものの、ソフトクーラーボックスよりも保冷力・耐久性は高く、断熱材に発泡スチロール、発泡ウレタン、真空断熱パネルなど使用されています。
ソフトクーラーボックスを比較検証した記事
メリット・デメリット
持ち運びや収納で利便性の高いソフトクーラーボックス。最近の製品は保冷力も高まっており、メリットがたくさんありますが、少なからずデメリットもあります。ここで一例をご紹介します。ご自身の使用シーンと照らし合わせてみてください。
メリット
柔らかい素材でできているので、コンパクトに折りたたむことができて収納スペースが少なくて済みます。バックパックタイプやトートタイプなどバリエーションが豊富でエコバッグなどとして普段使いにも活躍します。
デメリット
ハードクーラーボックスに比べ保冷力、収容力がやや劣ります。基本的に外からの衝撃に弱いことや、重い物の収納には向いていないことが多く、お手入れもハードクーラーボックスよりも手間がかかることがあります。
容量別おすすめ12選
さまざまなメーカーが発売するソフトクーラーボックスの中から、おすすめ12選を容量別にご紹介します。それぞれ目安となる収容力や使用シーンも合わせてご紹介しますので、選ぶ際のひとつの基準にしてみてください。
30リットル前後
30リットル容量は、大よそ500ミリリットルのペットボトルを24本、2リットルのペットボトルであれば12を本収容することが可能。収容物を少なくして、保冷材を多く使い、素早く冷やす使い方もできる。大人数でのデイキャンプにもおすすめです。
コールマン クーラーボックス エクストリームアイスクーラー 35L
シアトルスポーツ ソフトクーラー 40QT
20リットル前後
20リットル容量は、大よそ500ミリリットルのペットボトルを16本収容することが可能。ファミリーでのBBQはもちろん、車での長時間のお出かけの際にも、移動時のお飲み物の保冷に活躍する余裕の大きさです。日頃のお買い物でもちょうど良いサイズです。
ロゴス ハイパー氷点下クーラーL ソフト
10リットル前後
10リットル容量は、大よそ500ミリリットルのペットボトルが8本収容することが可能。ファミリーでのピクニックやお花見などでお弁当とお飲み物を保冷して持ち運ぶのにピッタリの容量です。サビキ釣りなどファミリーフィッシングでもちょうど良いサイズで日頃から幅広く手軽に使えます。
キャプテンスタッグ デリス ソフトクーラーバッグ M-1851
コールマン クーラーボックス エクストリームアイスクーラー 15L
5リットル前後
5リットル容量は、大よそ350ミリリットルのアルミ缶を6本収容することが可能なサイズ。短時間の公園へのお出かけの時などにちょっとしたお飲み物を持ち運ぶのにピッタリです。手作りの離乳食などを持ち運ぶママさんにも便利なコンパクトな使い勝手ではないでしょうか。
保冷力を上げる裏技
内側にアルミシートを貼る
ソフトクーラーボックスの内側には、アルミシートが既に貼られていますが、更に上から重ねてアルミシートの貼り付けを行います。貼り付ける際に遮熱効果のあるスポンジ材やシートを間に入れることで、外部からの熱を伝わりにくくする効果があり、さらに保冷力を高めます。
発泡ケースを併用する
ソフトクーラーボックスの内部に、発泡スチロール製のボックスを入れて使用します。容量が小さくなってしまいますが、外部からの熱を伝わりにくくするので、保冷力を上げる効果があります。外からの衝撃から内容物を保護する効果も高まります。
ソフトクーラーボックスをもっと活用しよう
さまざまな容量の製品が発売されているソフトクーラーボックス。形状やカラーも豊富で、最近は全般的に保冷力も高まってきています。裏技を使えばさらに保冷力を高めることができて安心。使わない時の収納スペースも少なくて済み、日常使いでも利便性の高いソフトクーラーボックスをもっと活用してみませんか。