シマノの投げ竿について
大手釣り具メーカーのシマノは、さまざまな竿を製造していますが、その中でも投げ竿はとくに得意とする分野。シマノの十八番ともいわれる、投げ竿についてチェックしていきましょう。
▼投げ釣りを特集した記事です
飛距離を生み出すブランク
最大の特徴は“圧倒的な飛距離”。シマノが誇るスパイラルXやハイパワーXといった技術で、竿のブレやネジレを排除して飛距離を生み出しています。
投げやすい
とくにミドルクラスやエントリーモデルは、“投げやすさ”が重視されていることが特徴。キャスト時のスイートスポットが広く、ビギナーでも十分な飛距離を出せます。
固さ・継ぎ方
「投げ竿を選ぶ基準が分からない」という方も多いのではないでしょうか。選ぶ際に大切な、固さ・継ぎ方について確認しましょう。
竿の固さ
シマノは投げ竿の固さは「AX/BX/CX……JX」とローマ字で表記され、JXからAXに向かうにつれて竿が固くなります。
固い竿ほど重たい仕掛けを遠投できますが、上手く投げるためには高い技術と、竿をしならせるための筋力が求められます。
竿の継ぎ方
投げ竿は並継竿と振出竿の2種類に分かれます。並継竿はキャストフィールと遠投性能に長けますが、3ピースゆえに仕舞寸法が長く、持ち運びはやや不便。振出竿は遠投性能で並継竿に劣りますが、4ピースのためコンパクトに収納できます。
ビギナーはどんな竿を選ぶべき?
ビギナーのアングラーは、柔らかめの振出竿がおすすめ。柔らかい竿はオモリの重さが乗りやすく、軽い力でなげることができます。また、振出竿の進化は目覚ましく、その性能に不満を感じることはないでしょう。
投げ釣りファンが憧れる名竿
トーナメンターや大物師から信頼される、本格派の投げ竿をピックアップ。技術の粋が集められた、シマノが誇る名竿です。
キススペシャル
『飛距離・コントロール性能・感度』という3要素を最高レベルで実現した、キス専用のハイエンドモデル。ガイドは別売りで、ガイドの位置とグリップの位置をユーザーが指定して取り付けます。
シマノ キススペシャル 405CX+(ST)
継数(本):3
仕舞寸法(cm):143
自重(g):390
錘負荷(号):26~35
標準錘負荷(号):31
スピンパワー
キャスティング性能が追求され、進化型新世代先調子が採用された万能投げ竿。キスの引き釣りや大物の置き竿釣法はもちろん、キャスティング競技まで対応。並継・振出・キャスティング競技用と幅広いラインナップを誇ります。
シマノ スピンパワー 並継 405BX
継数(本):3
仕舞寸法(cm):143
自重(g):420
錘負荷(号):27~35
標準錘負荷(号):33
入門者におすすめの投げ竿
投げ釣りを始めるにあたって、「これを選べば間違いない」という投げ竿を集めました。初めての1本に最適な投げ竿です。
サーフリーダー
誰にでも扱いやすいマイルドな調子が特徴の、スタンダードな振出竿。ハイパワーX構造で補強がされており、ビギナーでも安定した飛距離を得ることができます。
シマノ サーフリーダー 425CXT
継数(本):4
仕舞寸法(cm):124
自重(g):485
錘負荷(号):25~35
標準錘負荷(号):30
ホリデースピン
コストパフォーマンス抜群のエントリーモデルです。オリジナルモデルに加えて、コンパクトに収納できるショートモデルもラインナップ。カーボンの含有率が高く、軽快なキャストフィールが魅力です。
シマノ ホリデースピン 405EXT
継数(本):4
仕舞寸法(cm):114
自重(g):390
錘負荷(号):20~30
標準錘負荷(号):25
▼ホリデースピンを特集した記事です
投げ釣りを楽しもう!
青空の下、サーフからキャストをするのは爽快の一言。トーナメントに出場したり大物を追いかけたり、ファミリーで楽しんだりとスタイルはさまざまです。シマノの投げ竿でサーフに向かってはいかがでしょうか。