まとめ
細かい点を観察していくと、両者の違いを感じることができました。値段の相応の品質をどちらも備えていて、すごくいい意味で期待通りといった具合。
実売価格で言うと、エギ王Qはダイソーエギのだいたい8個分くらいの値段です。これをどのように捉えるかは……アングラー次第ということでしょう。
求めるものが違うから共存できるのだ。
両者にはそれぞれに違ったウリがあり、愉しさがあるもの。たとえるなら、立ち食い蕎麦と高級な蕎麦。どちらも蕎麦として美味しいことには変わらず、追求すべき価値が違うのではないでしょうか。
値段が高い=釣れるというわけでもないのが、ルアー選びの面白いところです。アングラーが求める“趣やスタイル”は人それぞれ。
どちらがいいエギかということではなく、結局のところ、「コンフィデンス(自信)をもって投げ続けられるかどうか?」。この一点が釣り人にとって、もっとも大事なことなんだと感じました。
次回は、フィールドで実際に泳がせてみて、その違いをレポートしたいと思います。
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