「がま磯マスターモデル2」は名竿なのか?珠玉の極胴調子を味わう|TSURI HACK[釣りハック]

「がま磯マスターモデル2」は名竿なのか?珠玉の極胴調子を味わう

前作の『がま磯マスターモデル』から10年の時を経て、『がま磯マスターモデル2』が登場しました。インテッサG5・アテンダー2との違いは?パワーはあるが重い?実釣画像をまじえ、新時代の“極胴調子”を徹底解説します。


アフィリエイト画像撮影:TSURI HACK編集部

マスターモデル2について

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
『マスターモデル2』はがまかつが販売する、グレ・チヌを対象とした高級磯竿です。前作のマスターモデルから10年の時を経て、2017年秋にモデルチェンジ。インテッサやアテンダーと並び、マスターモデル2は名竿と呼ばれるのでしょうか。

ターゲット特化型ロッド

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
マスターモデル2はターゲット特化型のロッドで、口太・尾長・チヌ、それぞれ専用のモデルがラインナップされます。

シリーズすべてのブランクに、東レの航空宇宙産業向けカーボン『トレカT1100G』を採用。がまかつが誇るテクノロジー、スーパーASD・PCSと融合し、粘り強いロッドに仕上がっています。

マスターモデル2 口太

前作は先調子の『F』と胴調子の『T』がありましたが、マスターモデル2はすべて胴調子に揃えられました。1号相当のM、1.25号相当のMHの2タイプに、それぞれ5メートルと5.3メートルが用意されます。

マスターモデル2 尾長

1.5号相当のMから、2.75号相当のHHタイプを展開。HHタイプのみ5メートルで、他は5メートルと5.3メートルが選べます。半島周り・四国西南部の激スレ・離島の夜釣りと、あらゆる尾長グレ釣りをカバーします。

マスターモデル2 チヌ

Lは00号、Mは0.6号、MHは1.1号クラスのパワーに設定。3タイプすべてに、5メートルと5.3メートルが並びます。沖磯・渚・沖堤防・堤防と、全フィールドでチヌ釣りを楽しめるでしょう。

マスターモデル2の調子

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
マスターモデル2は竿先から胴まで細身の、典型的な胴調子の竿です。インテッサG5とは対照的で、アテンダー2とは同ジャンルのテーパーデザイン。がま磯が誇る名竿達と比較し、マスターモデル2の魅力に迫りましょう。

極胴調子

マスターモデル2はがま磯シリーズで、もっとも胴調子の位置づけです。しかし竿を振ってみると、まるで先調子のような感覚に驚かされるでしょう。

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
いざ大型魚とのファイトが始まると、リールシートまで曲がり込む、胴調子の持ち味を遺憾なく発揮。“極めて胴調子”ではなく“極めた胴調子”という解釈が、最適かもしれません。

インテッサG5との比較

インテッサg5の画像
撮影:TSURI HACK編集部
がま磯フラッグシップのインテッサG5は、穂先が細く胴が太い、先調子のデザイン。一般的には、胴調子よりも先調子の竿が操作性に長けます。しかしマスターモデル2は胴調子とは思えない操作感で、インテッサに匹敵。

インテッサは3~4番付近で魚をあしらいますが、マスターモデル2は竿を寝かせ気味に元竿でファイトします。

アテンダー2との比較

アテンダー2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
アテンダー2と比較すると、マスターモデル2には“張り”があります。マスターモデル2は1・2番の張りにより、操作性でアテンダー2を圧倒。

大型魚とのファイトが始まると、アテンダー2を上回る粘りがあり、“すべての面でアテンダー2を超えた”といえるでしょう。

アテンダー2についてはコチラ



マスターモデル2の評価

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
10万円を優に超える磯竿なので、マスターモデル2の評価が気になる磯釣りファンも多いのではないでしょうか。気になるポイントごとに、マスターモデル2を解剖していきます。

抜群の操作性

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
マスターモデル2の特筆すべき長所です。トレカT1100Gの採用と、1番・2番を強めにした設計により、胴調子とは思えないシャープな使用感。

“キャストしづらい・操作性が悪い”という胴調子の欠点を、解消しています。あらゆる状況で、正確なキャストとラインメンディングができるでしょう。

溢れるパワー

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
トレカT1100Gの最強ともいわれる強度で、極限まで細身にされたブランクは、ムチのようにしなります。ファイト時には糸を極力出さず、元竿付近を曲げるイメージで真っ向勝負。

『口太M』でも、40センチオーバーの尾長を、楽に取り込むことができます。一般的な1号竿では、こうはいかないでしょう。

スクリューシート

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
グリップまで曲がる胴調子竿の場合、スライドシートではリールがガタつくことがありましたが、スクリューシートはリールをがっちりと固定。ファイト中に竿の切り返しで、スクリューが緩む場合があるので、しっかりと締めなおしましょう。

重さはヘビー級

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
『マスターモデル2 口太MH50』の自重は230グラム。ダイワ『トーナメント iso AGS 2-53HR』が226グラム、シマノ『極翔2-530』が227グラムで、かなりのヘビー級。軽さを求めるアングラーには、オーバーパワーなのかもしれません。

重量をカバーする重心設計

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
がまかつは重心位置をグリップに近づけることで、持ち重り感を解消しています。『1号5.3メートル』規格で、竿尻から重心までの距離を比較しました。

インテッサG5が106.2センチ、アテンダー2が104.8センチ、ファルシオンが109.5センチ、マスターモデル2はなんと85.9センチ!

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
体感ではなく、数値からもマスターモデル2の“持ち重りの少なさ”がお分かりいただけるでしょう。絶妙な重心設計により、重量からは想像のできない操作性を実現しています。

マスターモデル2の注目番手

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
マスターモデル2はがま磯シリーズの中でも、コアな番手が揃っています。多くの大物を仕留めてきた、熟練の磯師に贈る、秀逸な番手に注目しました。

マスターモデル2 口太 M53

グレ用最軟調のモデル。数々の名人をして「口太にはMで十分」と言わしめました。魅力は、きわめて高い操作性と、1号クラスとは思えないパワー。

口太50センチ、尾長40センチは確実な勝負ができます。“極胴調子をもっとも体感できる1本”でしょう。
ITEM
がまかつ マスターモデル2 口太 M53

マスターモデル2 尾長 M50

がまかつ初の1,5号クラスの尾長竿。巨大尾長を狙う状況以外では、もっとも使用機会が多い竿ではないでしょうか。

ひそかに“デカ口太狙い”に人気があり、厳寒期の深棚対策に最適。尾長・口太を問わず、半島周りで大型を狙うアングラーにおすすめです。
ITEM
がまかつ マスターモデル2 尾長 M50

マスターモデル2 尾長 MH50

四国西南部の沖ノ島や鵜来島の、“スレッカラシの尾長”釣りにベストマッチ。2.25号から3号の細ハリスを労わりながら、60センチオーバーを締め上げます。マスターモデル2のコンセプトを、具現している番手といえるでしょう。
ITEM
がまかつ マスターモデル2 尾長 MH50

マスターモデル2 チヌ L53

がまかつでは珍しい、00号相当のチヌ竿。これまでにない超々細身のブランクは、小指ほどの太さです。

PEラインとの相性も抜群で、小さな力で遠投できるため、やわらかいネリエの身切れを防げるでしょう。チヌのタタキが極限まで抑えられ、まさに“通好みの1本”です。
ITEM
がまかつ マスターモデル2 チヌ L53

マスターモデル2で至福の磯釣りを・・・

マスターモデル2の画像
撮影:TSURI HACK編集部
ただ磯釣りをするだけであれば、高額なマスターモデル2は必要ないかもしれません。しかし1度使えば、軽快な取り回しと美しいベンドカーブに心を奪われることは、間違いないでしょう。マスターモデル2は“至福の磯釣り”を約束してくれるはずです。

マスターモデル2の画像
このまとめが気に入ったら
「いいね!」をしよう
TSURI HACK編集部
TSURI HACK編集部

TSURI HACK運営&記事編集担当。海から川・湖、エサ釣りからルアーまで幅広く釣り情報をお届けします!

 

LINEでTSURI HACKをもっと手軽に。

おすすめの釣具から魚種ごとの釣りテクニックまで釣りに関する情報を毎日配信!
LINE友達限定の毎月当たるプレゼントキャンペーンも開催中!