ソウシハギに似ている魚と見分け方

ソウシハギは、カワハギの仲間で沿岸部に生息し、堤防から釣れる魚でもあります。しかし、ソウシハギは毒を持っていることが多いので、釣れた時には他の魚としっかり見分ける必要があります。ここではソウシハギに似ている魚との見分け方をご紹介します。
ウマヅラハギ

顔が長く、馬に似ていることから「馬面剥」と呼ばれているウマヅラハギ。やや細長い体型をしており、後頭部に大きな棘があります。体色は灰色で、ヒレが青緑色をしているのが特徴です。
ウスバハギ

ウスバハギは、最大で1メートル近くにもなる大型魚です。体がとても薄いのが特徴で、群れを作って表層付近を泳いでいることが多いです。シガテラ毒を持っている個体も確認されているため、食べるときには注意が必要です。
カワハギ

エサ取り名人として有名なカワハギ。平たい体型が特徴で、体表はザラザラした厚い皮で覆われています。体長は25センチ程度の大きさにしかならず、狙って釣るためにはコツが要る魚です。非常に美味な魚で、人気の釣りものです。
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ソウシハギが有するパリトキシン毒とは?

ソウシハギは食用にもされていますが、内臓にパリトキシン毒を有することが確認されています。パリトキシン毒は、フグ毒で有名なテトロドトキシン毒以上の強毒とされており、発症した場合には最悪死亡するケースもありますので、注意が必要です。
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