カワハギの沖釣り仕掛け
カワハギの“沖釣り仕掛け”は基本的には針が3本ほどついた胴付きの仕掛けになります。釣り方や個々の工夫で、中オモリや魚をよせる集寄を配置でき、ちょっとした違いで釣果に差がでるところが仕掛け選びの奥深いところ。
1から仕掛けを作る方もいますが、ハリスに幹糸と針がついた仕掛けが各メーカーからパックになって販売されています。多くのエキスパートもセットの仕掛けにオモリや集寄を組み合わせ、自分好みのセッティングで利用するのが主流です。
ここでは針の違いや集寄の種類、オモリの形状など、カワハギの仕掛けを解説していきます。
カワハギ釣りの仕掛け・針
カワハギの仕掛けは2〜3号程度のハリスに、幹糸付きの針がハリス止めでつけられた仕掛けのセットが、簡単に使えることもあり多くラインナップされています。針にもいくつか種類とそれぞれサイズがあり、組み合わせを選ぶことが可能です。
針はメーカーによって名称が変わってきますが、掛かりを重視した『ハゲ針』と吸い込みのよい『セイゴ針』、そして現在主流の『早掛け』系に分かれます。



ダイワ 快適カワハギ仕掛け ワンディパックSS
シマノ カワハギ仕掛け 楽々フルセット
カワハギ釣りの集寄
集寄には光でカワハギを寄せる『反射板タイプ』や、ひらひらとした動きで寄せる『スカートタイプ』、また『音で寄せるタイプ』などがあります。
光でよせる反射板タイプの集寄
シマノ Stephano カワハギ集寄 イチコロイタ
ダイワ 快適カワハギ ピラピラ集寄R
ササメ カワハギ集魚シート
シリコンスカートなどフサフサしたタイプの集寄
ガマカツ 蒲克工房集魚スナップ花火
ビーズと中オモリの集寄
オーナー カワハギ集魚中オモリ
ライトの光でよせるタイプの集寄
ハピソン カワハギ集魚ライト
音で寄せるタイプの集寄
ダイワ 快適カワハギ バイブ集寄
匂いでよせるタイプの集寄
ダイワ 寄せ魂 カワハギ15
カワハギ釣りのオモリ
オモリは大きくわけて『丸型』と『カジ型』の2タイプになります。丸型は底で安定し流されにくいことが特徴。カジ型は水の抵抗を受けにくい形状のため、宙での釣りや少しキャストして探るなどの釣りに向いています。
またカワハギはオモリの色にも興味を示すのでホワイトやグロー、ホログラムのシールが貼られたものなどもあります。
丸型オモリ
ヤマシタ 目玉シンカー
ハヤブサ 目玉集魚シンカー
カジ型
実船アスリート カワハギシンカー
カワハギ釣りの餌
カワハギ沖釣りの餌はアサリが基本です。船宿で殻付きや剥き身、冷凍アサリを購入することができます。
またアサリの剥き身は塩でしめると、身がしまり、ハリづけもしやすくなるのでベテランカワハギ釣り師の利用者が多いです。
マルキュー くわせ生アサリ
ダイワ アミノソルト
仕掛けに工夫をこらすのもカワハギ釣りの楽しさ
針や集寄の種類などカワハギ釣りの仕掛けをご紹介しました。はじめてであれば、早掛け系針の仕掛けセットに、スカートタイプの集寄、丸型オモリのようなシンプルな仕掛けから試してみて、釣りをするなかで反射板の集寄や、中オモリを入れてみるなど試してみるとよいでしょう。
ちょっとした違いが釣果に繋がるかもしれないので、ぜひ色々と試してみてくださいね。
カワハギ釣り入門はこちら
堤防カワハギ釣りの解説はこちら
船からのカワハギ釣りの解説はこちら