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ソウシハギ

ソウシハギの猛毒が危険すぎる!見分け方・生態・食文化について

フグ目カワハギ科ウスバハギ属のソウシハギ。熱帯海域に生息する魚で日本でも本州中部以南に分布しています。ソウシハギの内臓にはフグ毒の数十倍ともいわれるパリトキシン毒を有するという事から注意の必要な魚です。今回はソウシハギの毒性と見分け方についてご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

ソウシハギってどんな魚?

ソウシハギ

出典:PIXTA

ソウシハギは、フグ目カワハギ科に属する海水魚。名前の由来は、体にある模様が江戸時代の再生紙「草紙」や、海藻のような「藻姿」から来ているとされています。

体長は最大で70センチ程度。カワハギによく似た魚体のため間違えられることも多い魚です。

内臓にパリトキシンという猛毒を有しているため食用には向きませんが、内臓以外には毒が含まれないため、沖縄では食用とされる事もあります。

生息域・分布と釣れる時期

サンゴ礁

出典:photoAC

全世界の温帯・熱帯に生息しているソウシハギ。日本では本州中部より南の沿岸部で見られる魚です。旬は不明となっていますが、沖縄などでは市場にも流通して食用とされている魚です。

生態・性質

ソウシハギ

出典:PIXTA

ソウシハギは藻類や海鞘、イソギンチャクなどを捕食して成長します。産卵は5~6月頃に目撃されていますが、期間が明確にはなっていません。幼魚のときは特に海藻周りを好み、擬態して外敵から身を守る習性があります。

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