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リールオイルは適当NG?〇〇の違いで性能が激変する理由

リールオイルは適当NG?〇〇の違いで性能が激変する理由

リールオイルは「とりあえず注せばOK」と思っていませんか?

じつは粘度の違いによって、飛距離・巻き心地・耐久性まで大きく変化します。

本記事では低粘度・高粘度それぞれの特徴と使い分けを解説。

いつものリールをワンランク上の使用感に引き上げるヒントを紹介します。

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目次

オイルの粘度でリールが変わる

皆さんは、リールオイルの使い分けを意識したことがありますか?

リールオイルは「どれを使っても同じ」と思われがちですが、オイルごとの特性によって、注油すべきポイントや飛距離・巻き心地といった使用感、さらにはリールの耐久性にも影響します。

その性能差を生む重要な要素が「粘度」です。

本記事では、粘度の違いによって何が変わるのかを解説します。

リールオイルの「粘度」とは?

粘度=オイルのサラサラ度

粘度が低い → サラサラ
粘度が高い → ドロッとしている

粘度とは、流体の「ねばりの度合」を数値化したもので、流れやすさを示す指標です。

結局のところ流体に生じる抵抗の強さであり、この抵抗がリールの性能に影響を及ぼします。

サラサラした液体は粘度が低く、ドロドロした液体は粘度が高いと表現します。

なぜ粘度がリールに影響を与えるのか

撮影:TSURI HACK編集部

そもそもオイルを使用する大目的は金属部品の保護であり、部品同士の摩耗を抑制することです。

しかし、オイルの粘度が違う=抵抗の大きさが変わるため、抵抗の大きさによってリールの性能にも影響を与えます。

おかもち

おかもち

粘度を意図的に使い分けることで、リールの性能をより引き出したり、使用感を高めることが可能なのです。

低粘度オイルの特徴

回転が軽くなる

低粘度は抵抗が少ないためベアリングが軽く回り、ハンドルのリトリーブも軽くなります。

その結果、微弱な水流変化も捉えやすくなり、巻き感度が向上

例えば、シビアな感度を要求されるエリアトラウトのトーナメンターは、とくに低粘度のオイルを多用している傾向にあります。

キャスト性能が向上しやすい

粘度が低く回転が軽くなる特性により、スプールも回転しやすくなります。

よって、ベイトリールでは飛距離が伸びたり、軽量なルアーをキャストしやすくなります。

バスやライトゲーム、あるいは渓流トラウトでのベイトフィネスでキャスト精度を求められる釣りに向いていると言えるでしょう。

持続性が低い

抵抗が減り高回転しやすくなるので、熱を持ちオイルが揮発しやすくなります。

そのためオイル切れが早くなり、メンテナンス頻度は高くなる傾向にあります。

おかもち

おかもち

メンテナンスを怠りオイルが無い状態での使用を続けるとベアリングの焼き付きが発生し部品の寿命が低下します。

使用感が著しく悪くなったり、部品の交換費用が高くつきますので注意が必要です。

高粘度オイルの特徴

しっとりした巻き感になる

高粘度は、オイルがしっかり留まり、かつ適度な抵抗が発生することでスカスカ感のない、しっとりとした使用感になります。

高級機種で感じられるヌメヌメやシルキーな巻き心地を再現しやすくなります。

静音性が上がる

高粘度は、ベアリングの回転音やシャリ感が抑えられることも多いです。

とくにスピニングリールのラインローラーなどの外的要因を受けやすく、かつ使用感に直結するような箇所に使用すると効果的です。

耐久性が上がる

オイル切れが発生しづらく、部品の摩耗も抑えやすいです。

とくに大型魚とのファイトであったり、大型ルアーの使用など負荷が掛かる使い方をする場合でもしっかり部品を保護してくれます。

キャスト性能はダウン。しかし……

高粘度だと、とくに軽量ルアーを使用する場合のキャスト性能が落ちてしまいます。

しかし、14g以上の中量級ルアーやビッグベイトを始めとする大型ルアーではキャスト性能への影響は低く、むしろ抵抗が生まれることで微弱なブレーキをオートマチックに掛ける働きによりルアーの姿勢が安定しやすいです。

おかもち

おかもち

筆者はビッグベイトの釣りには好んで粘度が高めのオイルを使用しています!

「パーツごとに粘度を変える」のが基本

ベアリング

ベアリングはリールのさまざまな箇所に使われていますが、基本的には中粘度〜高粘度のオイルを使うのがおすすめです。

ただし、ベイトリールのスプールを支持するベアリングだけは例外。スプールの回転がキャスト性能に直結するため、ここには低粘度〜中粘度のオイルを使用するのがおすすめです。

ラインローラー・レベルワインダー

水を含んだラインが毎回通るのが、スピニングリールのラインローラーやベイトリールのレベルワインダーです。じつはリールの中で一番過酷な条件かもしれません。

そのような箇所には、他の部分よりもしっかりオイルが留まってほしいため中粘度~高粘度を使用することをおすすめします。

ギア

ギアはリールの心臓部と言えるパーツなので絶対に潤滑剤を切らしてはいけません。

そのような箇所には、オイルよりも確実に留まるグリスがおすすめです。

しかし、最近はグリス並みの残留能力を保ったまま、巻きを軽くできる超高粘度オイルを使用する方もいるみたいです。

※メーカーはユーザーによる分解を推奨していないため、不調が現れた際はメーカーのオーバーホールを依頼してください。

オイル粘度は“チューニング”として考える

オイルの粘度によって特性が違うことをご理解いただけたでしょうか。

オイルはリールの寿命をアップさせるのはもちろんですが、特性を理解し使い分けすることで性能アップにもつながる重要なアイテムです。

同じリールでもオイルで性格が変わるため、パーツ同様に一種のチューニングと言えます。

飛距離重視なのか、巻き感重視なのか、耐久性重視なのか。

オイルの粘度や注油箇所を意図的に変化させることでアングラーの好みのリールにすることも可能です。

低粘度 → 回転の軽さ・飛距離重視

高粘度 → 巻き感・耐久性重視

おかもち

おかもち

皆さんもオイルを使い分けて自分好みのリールにチューニングしてみてください!

撮影:おかもち

超高粘度設計で高負荷部をしっかり保護するパワー系リールオイル。

重めの粘度ながら微細な隙間にも浸透し、摩擦面に強力に付着して摩耗を抑制。

巻きの安定感や耐久性を重視したいアングラーにおすすめです。

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