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「あ ゙  あ ゙  あ ゙  っ!馬鹿ッ!」釣り人がイラッとする瞬間7連発

「あ ゙  あ ゙  あ ゙  っ!馬鹿ッ!」釣り人がイラッとする瞬間7連発

魚釣りは、ときにイライラする趣味でもあります。

思い通りにいかず、自分のミスで失敗した瞬間には「なんでだよ!」と自分に腹が立つことも。

けれど、その小さな苛立ちがあるからこそ、一匹を手にしたときの達成感は格別です。

今回は僕自身の実体験から、釣り人が“自分にイラッとする瞬間”をまとめてみました。

目次

釣り人がイラッとする瞬間

魚釣りでイラッとした瞬間

魚釣りは、ときにイライラする趣味でもあります。

思い通りにいかない場面が多いからこそ、負の感情が芽生えやすい。

その分、釣れたときの感動や達成感は大きく、それこそが魚釣りの魅力だと僕は思っています。

この記事では「自分のミスが原因でイラッとした瞬間」をピックアップしてみました。

山根

釣りをされる方ならきっと共感してもらえると思いますし、釣りをしない方にとっても「釣り人がどんなことでイラッとするのか」を知るきっかけになれば嬉しいです。

ガイドに通した糸がスルスルッと……

竿のガイドにラインを通す様子

釣り竿のガイドにラインを通していき、トップガイドまであと少し……。

あれ? なぜかリールのベイルが閉じてる……。

手を伸ばしても届かず、仕方なく指を糸から離した瞬間!

スルスルーっとガイドを抜け落ちていくライン。

「どこかで止まってくれ」と期待しても、無情にも重力の法則どおり、元のガイドまで抜け落ちてきます。

ラインが絡みついたリール

ガイドに糸を通すなんて、本来はたやすい作業。

でも、リールのベイルを開け忘れた自分にイラッとするんですよね。

そして——数年に一度は起こる珍現象がコレ。

なぜかリールのハンドルが回転して、ガイドを抜け落ちて弛んだラインに絡まり、あっという間にグシャグシャに……。

山根

もうね、釣りを始める前から発狂ものです(笑)

ノット組んだのにメインラインをカット

PEラインの先端

3分かけて編み込んだPEライン。

丁寧に締め込み、渾身のFGノットがついに完成!

「よし、ルアーを結んでキャストするぞー……」

……あれ?

PEラインの先に、リーダーが付いてない。

FGノットと端糸

ノットを結んだときに出る“端糸”ではなく、うっかりメインラインを切ってしまったわけです。

その結果、結び直しによる(本人にとっては甚大な)時間的ロスが発生。

再びFGノットを結ぶ3分間は、ただただイライラとの戦いになります。

山根

たかが数分と思うかもしれません。

でも、釣り人にとっては「1秒たりとも無駄にしたくない」んです。

大バックラッシュ

再起不能なバックラッシュを起こしたベイトリール

ベイトリールを使っていて、後ろの障害物にルアーを引っ掛けた瞬間——大バックラッシュ。

もはや時間ロスどころの話ではありません。

予備タックルがなければ、その日の釣りは“強制終了”です。

バックラッシュが起きそうな状況

最初の数投は、後ろに障害物があるのをちゃんと意識して、気を遣いながらキャストしているんです。

ところが——「もう少し遠くへ!」と力んだ瞬間、テイクバックがわずかに大きくなり、ガツンと引っ掛けてしまう……。

山根

何度も繰り返してきたミスなのに、またやってしまった自分にイラッとする事案です。

寝坊

朝の時合が終わったサーフ

朝、目を覚ましたら、既に周囲は明るくなっていた——。

寝坊は、釣り人にとってまさに絶望の瞬間です。

楽しみにしていた偶の休みだったのに……。怒りをぶつけようにも、悪いのは起きられなかった自分自身……。

僕は、時々こう思うことがあります。

日の出と共に出船

一年で最も日の出が早い6月ともなると、もう4時には明るいですよね……。

「あと1時間遅ければ」と思ったこと、ありませんか?

日本ではあまり馴染みがありませんが、日照時間の変化が大きい中高緯度の国々では、多くがサマータイムを導入しています。

もし日本でも、6月の日の出が5時30分、10月なら6時30分くらいになってくれたら——。

釣り人にとっても、ストレスなく起きられるはず。

山根

日本もサマータイムを導入してくれないかな、と僕は本気で思っています。

イソメに噛まれた

牙を持つアオイソメ

アオイソメを針に付けようとして、ガジッと噛まれたとき……。

たいして痛くもないし、アオイソメにイラッとするわけでもない。

けれど——警戒を怠った自分に、ほんの少しイラッとするんです(笑)。

ウツボに噛まれて裂傷を負った指

これは正直、笑いごとでは済まないのですが……。

イソメに油断して噛まれるのと同じ流れで、先日ウツボにやられてしまいました。

スパッと指の皮が裂け、肉まで見えるほど。

まるで魚の血抜きをしているかのような出血で、大変なことに……。

山根

このときばかりは、油断した自分だけでなく、ウツボくんにも思わず「おいっ!」と言ってしまいました(笑)

水辺に出た瞬間に大物

目の前で跳ねる大物

想像してみてください。

藪をかき分け、ようやく辿り着いた初めてのポイント。

「やっと着いた!」と意気揚々と水辺に降り立った瞬間——ジャバーン!

水面を揺らして逃げていく大物の姿……。

あと一歩手前からルアーを投げていれば——。

絶対に食ってきただろう魚を逃したときの、あの嫌なイラッと感です。

岸辺に寄ってきた錦鯉

岸辺は魚にとって餌を捕りやすい場所。

だからこそ、活性の高い魚ほど岸辺に潜む傾向があります。

そんなことを分かっていながら、つい安易にポイントへ踏み込んでしまい——結果、魚を逃がしてしまう。

山根

その瞬間に覚える、どうしようもないイラッと感です。

スナップ付けずにルアーをポイッ

川に投げ入れてしまったルアー

ルアーをスナップで交換したあと、次に使うルアーを水中へポイッと投げ込む——そんなこと、ありませんか?

ところが僕の場合、なぜか“スナップを外したばかりのルアー”をポイッと放り込んでしまう珍事が、10年に一度くらい起きるんです。

こればっかりは、もはやイラッとすることさえもできないくらい自分の集中力のなさに驚愕しますね。

バイブレーションとかシンキングミノーだと回収不能ですし……。

山根

自分に対して「馬鹿ッ!」と言いたくなります。

イラッとしたら視野を広くしてみて欲しい

サーフでロングキャスト

今回は僕自身の実体験を元に、釣り人が“自分にイラッとする瞬間”をいくつかピックアップしてみました。

アングラーの皆さんなら、きっと共感できるものがあったのではないでしょうか。

釣りに限らず、自分の失敗にイラッとしたときは、まず深呼吸。

そして視野を広げて、周りを見渡してみてください。

山根

きっと、自分がイラッとしたことが、いかにちっぽけだったかに気づけるはずです。

撮影:山根央之

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