小さいけどパワフルなクローラーベイトがある

水面に突如としてバシャッ! と飛び出すバス。
その一瞬を味わいたくて、トップウォータープラグを投げる人も多いかと思います。
でも実際の所、「見には来るけど口を使わない」「出たけど乗らない」なんてこともざらで、なかなか釣果につながらないことも。
そんな状況下でも魚の反応が良いのが、レゼルブジュニア。
イシカワ
小さくて控えめに見えるけど、実際にはアピール力も申し分ない。そんなルアーなんです。
レゼルブジュニアについて

レゼルブジュニアはディースタイルから発売されているレゼルブのダウンサイジングモデル。
全長48mm・重さ2.3gというサイズで、小型のベイトフィッシュや虫を捕食している魚にぴったりのサイズ感です。
ディースタイル レゼルブジュニア
全長 | 48mm |
---|---|
自重 | 2.3g |
ジャンルとしてはクローラーベイト。
左右に大きく開いた羽根をバタバタと水面で動かしながら、魚にアピールするタイプのルアーです。
レゼルブジュニアの良い所
小ぶりで絶妙なサイズ感

レゼルブジュニアの魅力のひとつは、このサイズ感。
全長48mmという小ぶりなサイズが、魚の警戒心を抑えつつ、しっかりと反応を引き出してくれます。
とくにプレッシャーの高いエリアや、バスが小型のベイトを捕食しているようなシチュエーションでは、このサイズが本当に効きます。
小型のバスも40アップのバスも普通に食ってくるので、見た目以上に幅広いターゲットを狙えるルアーです。
小さいけどパワフルなアクション
サイズが小さいからって、アピール力が弱いわけじゃありません。
フィッシュウィングと呼ばれるソフト素材の羽根が水面をしっかり掴んで、「バタバタッ」と強烈にアクション。
後方についているメルティヘアも、艶かしく揺れてアピールします。
見た目は可愛いですが、ベイトが絡み合っているような、虫がばたついているような存在感があります。
フッキング◯

出るけど乗らない、というのはトップウォーターあるあるですよね。
レゼルブジュニアはその小さなサイズに加え、搭載されているHAYABUSAの瞬貫トレブルフックで、しっかりとフッキングします。
体感としては「出たら乗る」確率がかなり高く、バスのちょい甘バイトでも絡め取ってくれる印象です。
キャストしやすい

レゼルブジュニアの重量は2.3g。
羽根もついているので飛距離は期待していなかったのですが、実際に投げてみると「おっ、意外と飛ぶなこれ」といった印象でした。
羽根が飛行中に折りたたまれることで空気抵抗が軽減され、飛行姿勢も安定します。
イシカワ
ピンポイントへのキャスト精度も高いので小場所でも使いやすいですよ。
レゼルブジュニアの使い方
タックル

レゼルブジュニアを使う時のタックルは、ライトクラスのスピニングロッドに2000番台のリール。
ラインはフロロ4lbです。PEラインも試しましたが、フロロで十分に対応できます。
ワームからの移行もしやすく使いやすいです。
基本はただ巻き

レゼルブジュニアの使い方はめちゃくちゃシンプル。
ただ巻きでOKです。
「小さいクローラーベイトって、アピール力が足りなさそう」と思うかもしれませんが、小さくてもパワフルに魚を呼んでくれますよ。

巻けばバタバタと羽根が水をかきながら泳ぎ、後ろのメルティヘアがゆらゆらと誘ってくれます。
早巻き時に出る、バスが必死に追いすがるようなバイトはエキサイティング!

流れがあるフィールドでは、ダウンクロスに投げてスローに巻くのもおすすめ。
羽根が水にしっかり絡みついてしっかりと泳いでくれます。

短い距離でのストップ&ゴーも効果的。
水面でピタッと止めて、また動かして……とやると、じーっと見ていた魚がスイッチが入ったようにバイトしてくることも。
状況に合わせて誘い方を変える

レゼルブジュニアは、虫っぽくもあり魚っぽくもある、不思議な存在感があります。
木の下なんかで虫を意識している魚がいる時は、ステイさせたり、ちょんちょんとシェイクしたりするのが効果的。

流れのある場所では、ドリフトさせて自然に流すようなアプローチもありです。
虫が流されているような、弱った魚が流されているような……自分の気持ち次第でどちらにも寄せられるのが良い所。

巻いてよし、止めてよし、揺らしてよし。
あらゆるシチュエーションに対応できるので、一個あるだけで釣りの幅が広がります。
イシカワ
小さくて警戒心は与えにくいけれど、魚にしっかりとアピールする、そんなルアーに仕上がっています。
ルアーボックスにおひとついかがでしょう

朝の静かな水面、日中の木陰、小河川や小さなベイトが多いシャローなど、色々なシチュエーションで活躍してくれて、何より使っていて楽しい。
小さなサイズでスペースも取らないので、ルアーボックスにおひとついかがでしょう。
イシカワ
ルアーは小さいけど大きなワクワクを届けてくれるかも!