アジング用のジグヘッド

おすすめアジング用ジグヘッド15選! ヘッド素材やフック形状による使い分け方

  • 選び方で釣果が変わるほど、アジングでは超重要なジグヘッド。

様々なヘッド・フック形状や重さによる使い分け方と、おすすめのアジング用ジグヘッドを解説します!

目次

撮影:TSURI HACK編集部

アジングはジグヘッド選びで釣果が変わる

ジグ単で釣れたアジ

ワームなどのルアーを使ってアジを狙うアジングでは、ロッドやリール選びと同じくらいジグヘッド選びが大切

状況に適した重さやフック形状のジグヘッドを選ぶことで、当たりが止まった時や渋い状況にも対処可能です。

アジングに必要不可欠なジグヘッド選びに焦点をあて、選び方からおすすめ製品まで紹介していきます。

 

▼アジングの基本についての記事はこちら

アジング用ジグヘッドの種類と選び方

ワームをセットしたジグヘッド

アジングのジグヘッドを選ぶ際には、ヘッドの材質ヘッド形状フック形状、そして重さが重要。

それらを上手く使い分けることで、あらゆる状況に対応できるようになります。

ヘッドの素材による違いと選び方

アジング用ジグヘッドのバリエーション

アジング用ジグヘッドのヘッド材質には、大きく分けて4つの種類があります。

 

材質おすすめの使用シーン
最もオーソドックス。製品の種類も多く安価。最初に選ぶなら鉛製のジグヘッドがおすすめ。
タングステン高比重で同サイズでも鉛より重い素材。ヘッド自体を小さくできるので飛距離を出したいときや深場を狙いたい時におすすめ。
スズ合金鉛よりも比重が低く、ゆっくりとフォールする素材。アジにより長くワームを見せられる一方、ボトムは取りづらい。
樹脂複合系鉛を樹脂で包んだヘッド。スズ合金よりゆっくりとフォールするが、軽く空気抵抗も大きいのでベテラン向け。

 

市販のアジング用ジグヘッドのほとんどは鉛製で、1g以下から3g前後まで幅広く用意されています。

アジングを始めたばかりなら、まずは鉛製のジグヘッドを選ぶのがおすすめ

鉛に慣れてきたら、より飛距離を出したい時にはタングステン、もっとスローに見せたいときにはスズ合金や樹脂といった具合に使い分けてみましょう。

ヘッド形状による違いと選び方

アジング用ジグヘッドのヘッド形状は、オーソドックスなものを分類すると丸形(ラウンド型)円柱型矢じり型の3種類に分けられます。

 

ヘッド形状特長
丸形(ラウンド型)フォールの釣りに強くもっともベーシックな形状。沈む際の姿勢が安定しており、ワームの微細な動きを引き出します。
円柱型スイミングを安定させやすい形状。水の抵抗を受けにくいので、安定してまっすぐ引いてこれます。
矢じり型ダートアクションを出しやすい形状。シャクった時にヘッドが水を切り裂くように水圧を受け流し、左右に激しくダートします。

 

アジングで基本となるのは丸型

ラウンド型のアジング用ジグヘッド

丸型はフォール時に垂直に落ちやすく、リフトとフォールを繰り返すパターンが多いアジングではもっともベーシックなヘッド形状。

水受けもよくスイミング時の操作性にも優れているので、まずは丸型を持っておけば問題ないでしょう。

 

円筒型のアジング用ジグヘッド

円柱型はただ巻きでの反応が良い時や、強風で巻きの釣りを強いられた時に登場する形状。

後方に水を受け流す形状で、一定のレンジをキープしやすく比較的誰でも綺麗なスイミングアクションが出せます。

 

矢じり型のアジング用ジグヘッド

矢じり型ヘッドは、デイゲームや低活性時にダートアクションによるリアクションバイトを誘いたい時に活躍する形状。

この形のヘッドをセットし、ロッドティップを素早く上下させてラインスラックを叩くように操作すると、ワームが左右に激しくアクションします。

フォールやリトリーブで反応が得られない時は、ナイトゲームでも試してみる価値があります。

フック形状による違いと選び方

アジング用ジグヘッドのフック形状の違い

アジング用ジグヘッドは、フック形状にもさまざまな種類があります。

 

フック形状特長
レギュラーゲイプ針先が真っ直ぐ向いたフック。最もオーソドックスで、アジ以外にもさまざまな魚を狙いやすい。開きにくくバレにくい一方、瞬間的なバイトは掛けにくい。
オープンゲイプ針先が外側を向いたフック。針掛かりしやすく、アジのアタリがあるけど乗らない時におすすめ。一方で最初から開いているため、大型のアジに伸ばされることもある。
ショートシャンク全長(シャンク)が短いフック。吸い込まれやすくアジの硬い顎に掛かりバレにくい形状。

 

前提として、レギュラーゲイプのジグヘッドでもアジは問題なく釣れます。

しかし、もっとアジを釣りたい人にお勧めしたいのがショートシャンクでオープンゲイプのジグヘッド

ヘッド目掛けてバイトしてくるアジの捕食方法に合っており、掛かりやすくバレにくいフック形状です。

ヘッド重量での違いと使い分け方

「とりあえず1g以下」なイメージのアジング用ジグヘッドにも、さまざまな重さがあります。

メーカーによって重量の展開は様々ですが、使い方で考えると大まかに以下の3種類に分けられます。

 

重さおすすめの使用シーン
1g以下ワームをゆっくりナチュラルに見せられる重さ。フォールの釣りをしたい時や、潮に流すような釣りをしたい時におすすめ。
1g-3g汎用性が高くメインとなる重さ。キャストのしやすさとナチュラルさのバランスが良い。最初はこの範囲のヘッドを使うのがおすすめ。
3g以上アジング用ジグヘッドとしては重め。飛距離を出したい時や、風が強い時、深場を狙う場合におすすめ。

 

アジングで最も頻繫に使用するのは、エリアやポイントにもよりますが、ほとんどが1g台のジグヘッド

1g台のジグヘッドでも食わない時には、より軽いジグヘッドへローテーションしてみましょう。

一方、風が強くアタリが取れなかったり、飛距離が出せない時、ボトムを中心に攻めたい時は重いヘッドへ切り替えていきましょう。

ジグヘッドの重さを変える時は、軽くするにしても重くするにしても徐々に変えていくのがローテーションのコツです。

アジング用ジグヘッドおすすめ15選

ダイワ 月下美人アジングヘッド

重さ:0.5g,0.8g,1.0g,1.3g,1.5g,2.0g,2.5g
ヘッド素材:鉛
ヘッド形状:丸型
フック形状:ショートシャンク&オープンゲイプ

ダイワの月下美人ブランドから販売されている、ショートシャンクかつオープンゲイプのオーソドックスなアジング用ジグヘッド。

ヘッドは丸型と円柱型どちらの要素も持った、万能な形状となっています。

1つでフォールからスイミングの釣りまで対応し、初めてのアジングにもおすすめなジグヘッド。

がまかつ ラグゼ 宵姫ラウンド

重さ:0.5g,0.75g,1.0g,1.5g,2.0g,2.5g
ヘッド素材:鉛
ヘッド形状:丸型
フック形状:レギュラーゲイプ

がまかつのライトゲームブランド、宵姫から販売されている丸型のアジング用ジグヘッド。

安定したフォールアクションが特徴で、ワームの持つアクションを引き立ててくれます。

0.5gから2.5gまで、幅広いウエイトが用意されていることも魅力。

ティクト アジスタS

重さ:0.4g,0.6g,0.8g,1.0g,1.3g,1.5g
ヘッド素材:鉛
ヘッド形状:丸型
フック形状:ショートシャンク&オープンゲイプ

アジング用の丸型ジグヘッドとして、初心者にもおすすめのアジスタS。

フラット面が水を受けてくれるので軽いサイズでも操作感があり、初心者でもワームを操作しやすくなっています。

口の硬い部分に掛かりやすい、ショートシャンクかつオープンゲイプのフック形状もポイント。

サーティーフォー ダイヤモンドヘッド

重さ:0.4g,0.6g,0.8g,1.0g,1.3g,1.5g,1.8g,2.5g,3.0g
ヘッド素材:鉛
ヘッド形状:丸型
フック形状:ショートシャンク&オープンゲイプ

ダイヤモンドのようにカットされた、多面体形状のヘッドが特徴的なアジング用ジグヘッド。

カット面がそれぞれ光を反射するので、煌めく物に反応するアジの習性を刺激します。

フォールの釣りを中心に、メインのジグヘッドとして活躍してくれるでしょう。

マグバイト アジキラーフィール

重さ:0.6g,0.8g,1.0g,1.3g,1.5g
ヘッド素材:鉛
ヘッド形状:丸型
フック形状:ショートシャンク&オープンゲイプ

前面の凹面が水を受ける形状で、軽いウエイトでも操作性の高い丸型ジグヘッド。

フォール姿勢、感度、直進性などの性能を高いレベルで併せ持っていることが特徴。

強風時など、ジグヘッドを操作しにくい状況を得意としています。

ダイワ 月下美人アジングヘッドTG

重さ:0.5g,0.75g,1.0g,1.5g,2.0g,2.5g,3.0g
ヘッド素材:タングステン
ヘッド形状:丸型
フック形状:ショートシャンク&オープンゲイプ

遠くまで飛ばせる、タングステン製のアジング用ジグヘッド。

フォールを得意とする丸型でありながら、少し凹んだヘッドが水を受けてくれるので操作感を得やすくなっています。

遠くまで飛ばした先で繊細にワームを操作したい時におすすめ。

サーティーフォー ストリームヘッドTG

重さ:2.0g,2.5g,3.0g
ヘッド素材:タングステン
ヘッド形状:円柱型
フック形状:ショートシャンク&オープンゲイプ

3gモデルで従来の1.8gと同じ大きさの、タングステン製アジング用ジグヘッドです。

2g,2.5g,3gと重ためのジグヘッドが中心にラインナップされており、飛距離が欲しい時に最適。

岸からはもちろん、深い水深を狙うボートアジングでも活躍します。

サーティーフォー ゼログラヘッド

重さ:0.3g,0.4g,0.5g,0.6g,0.7g,0.9g,1.1g,1.3g
ヘッド素材:鉛+樹脂
ヘッド形状:丸型
フック形状:ショートシャンク&オープンゲイプ

鉛を樹脂で包んだ特殊な構造で、超スローフォールが可能なジグヘッド。

軽くラインテンションを張ると横に水平移動し、かなりゆっくりとワームをアジに見せることができます。

どんなに軽いジグヘッドを使っても口を使わない、そんな時の救世主です。

がまかつ ラグゼ 宵姫AJカスタム

重さ:0.2g,0.4g,0.6g,0.8g,1.0g,1.2g,1.5g,1.8g,2.2g,2.6g,3.0g
ヘッド素材:鉛
ヘッド形状:矢じり型
フック形状:オープンゲイプ

がまかつのお家芸である、掛かり抜群の鮎針をベースにしたフックを採用したアジング用ジグヘッド。

ショートシャンクかつオープンゲイプであることと相まって、針掛かりのしやすさは超一級。

貴重なアタリを逃したくない時に使うのがおすすめです。

ジャッカル スイスイスイムジグヘッド

重さ:0.4g,0.6g,0.8g,1.0g,1.2g,1.5g,1.8g,2.1g
ヘッド素材:鉛
ヘッド形状:丸型
フック形状:オープンゲイプ

その名の通り、スイミングの釣りを得意としているジグヘッド。

波動の強いワームとの相性が良く、ワームの動きを殺さずに一定レンジを巻くことができます。

シャッドテールなど、テールがアクションするタイプのワームに最適です。

ジャッカル アジマメマイクロジグヘッド

重さ:0.2g,0.4g,0.6g,0.8g,1.0g
ヘッド素材:亜鉛合金
ヘッド形状:円柱型
フック形状:レギュラーゲイプ

0.2gなど1g以下のウエイトが用意された、豆アジ狙いやアミパターンに対応するジグヘッド。

比重の軽い亜鉛合金を使用し、超軽量でありながら水の抵抗を受けやすいように設計されています。

極限までナチュラルに攻めたい、そんな時におすすめです。

カルティバ アジ弾丸

重さ:0.6g,0.8g,1.0g,1.2g,1.5g,1.8g,2.3g,3.0g
ヘッド素材:鉛
ヘッド形状:円柱型
フック形状:レギュラーゲイプ

口コミ・レビュー

初心者でも扱いやすい、オーソドックスなアジング用ジグヘッドです。

円柱型のヘッドなので一定レンジをキープしやすく、ただ巻きでの釣りを高いレベルでこなしてくれます。

ヘッドの先端を折れば軽量化でき、フォールの釣りに適したセッティングにアレンジすることも可能。

ハリミツ マグバイト ステッパージグヘッド

重さ:1.5g,2.0g,2.5g,3.0g,4.0g
ヘッド素材:鉛
ヘッド形状:矢じり型
フック形状:ショートシャンク&レギュラーゲイプ

キレキレのダートアクションをしてくれる、矢じり型のアジング用ジグヘッド。

軽くアクションするだけで幅の広いダートをしてくれるので、ダートの釣りが初めてでも扱いやすいでしょう。

大型アジにも対応した、太めのフックが採用されています。

ティクト ダーティンハリー

重さ:2.5g,3.0g,4.0g
ヘッド素材:鉛
ヘッド形状:矢じり型
フック形状:オープンゲイプ

攻撃的なダートアクションが特徴の、矢じり型アジング用ジグヘッド。

スリムなワームでは幅広、ファットなワームでは控えめと、セットするワームによってダート幅を調整することが可能。

矢じり型のジグヘッドとしては珍しい、オープンゲイプであることもアジング用としておすすめしたいポイントです。

ゼスタ スターヘッドスローダウン

重さ:0.4g,0.6g,0.8g,1.0g,1.2g
ヘッド素材:スズ合金
ヘッド形状:矢じり型
フック形状:レギュラーゲイプ

スズ合金製のアジング用ジグヘッド。

スローなフォールはもちろん、矢じり型ヘッドなのでダートアクションにも対応。

キビキビとダートさせた後のスローフォールは、食い渋ったアジに思わず口を使わせます。

ジグヘッドを適切に選んでアジングを上達させよう

ジグヘッドリグで釣れたアジ

ここまでご紹介してきたように、アジング用ジグヘッドにはさまざまな種類があります。

そして膨大な種類の中から、その日のアジの気分に合ったジグヘッドを見つけることもアジングの醍醐味。

釣果がいまいち伸びなかったり、急に釣れなくなったりしたらジグヘッドを変えてみましょう!

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