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コルトスナイパーSS LSJ

コルトスナイパーSS LSJを実釣インプレ!シーバスロッドとの違いとは

2022年、コルトスナイパーSSにLSJモデルが追加されました。

「シーバスロッドとどう違うの?」という声もあるようですが、はたして……。

コルトスナイパーSS LSJを実釣インプレします!

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目次

アイキャッチ画像提供:ちゃったTV なおと

軽さとパワーの両立

シマノのコルトスナイパーSS LSJ

数あるショアジギングロッドの中でも、高い人気を誇るシマノのコルトスナイパーシリーズ。

2022年、ミドルクラスのSSシリーズにLSJ(ライトショアジギング)専用モデルが加わり話題に。

本記事では、そんなコルトスナイパー SS LSJ をインプレします!

ラインナップ

品番(番手) 全長(ft) 自重(g) 継数(本) 適合ルアーウェイト(ジグ)(g) 適合ルアーウェイト(プラグ)(g) 適合PEライン(号) 本体価格(円)
S96L 9ft6in 181 2 MAX42 MAX36 MAX2 27,800
S100L 10ft 196 2 MAX42 MAX36 MAX2 28,200
S96ML 9ft6in 187 2 MAX50 MAX42 MAX2 28,200
S100ML 10ft 199 2 MAX50 MAX42 MAX2 28,600

コルトスナイパーSS LSJの特徴

コルトスナイパーSS LSJのロゴ

まずはコルトスナイパー SS LSJ のスペック的な特徴からご紹介します!

アンダー200gの軽さ

コルトスナイパーSS LSJは軽い

SS LSJ最大の特徴が軽さです。

なんとS100MLでも自重は199gで、シリーズの全4機種が200gを下回ります。

LSJ専用を謳うだけあって、軽さにこだわっているようです。

ブランクの補強もバッチリ

コルトスナイパーSS LSJのブランク

ただ軽いだけではなく、シマノ独自のスパイラルXとハイパワーXによって補強もされています。

ネジレを軽減することで復元力を高め、キャスト時やファイト時のパワーロスを無くす設計です。

軽さとパワーをどれぐらいでバランスさせているかに要注目。

ガイドはアルコナイトリングがメイン

コルトスナイパーSS LSJのガイド

ガイドはステンレスフレームのKガイド仕様です。

リングはトップガイドのみがSiCで、1番ガイド以下はアルコナイトリング。

元ガイドはダブルフットになっています。

ショアジグロッドらしいグリップ周り

コルトスナイパーSS LSJのグリップ

シーバスロッドと大きく異なるのがグリップ。

ショアジギングロッドらしい長いグリップなので、脇挟みでしっかりとジグをシャクれます。

フロントグリップも長く、しっかり握り込んで竿尻を腰や太ももに当ててファイトすることも可能です。

コルトスナイパーSS LSJ S96MLをインプレ

コルトスナイパーSS LSJを使ってみた

さっそくS96MLを持って釣行してみました!

40g前後のジグを使いやすいスペックなので、1本あればかなり活躍してくれるはずです。

コルトスナイパーSS LSJで遠投

季節柄、サゴシやハマチ等の中・小型回遊魚がメインターゲットです。

ジグは40gをメインに、50gまで使ってみました。

キャストすると、ジグが気持ちよく飛んで行きます!

コルトスナイパーSS LSJでジャーク

操作性は「さすが」といったところ。

軽さの恩恵は非常に大きく、あらゆる動作を軽快に行えますね!

当日は回遊待ちの時間が長かったため、ひたすらジャークし続けていましたが、本当に疲労感が少ないですね。

コルトスナイパーSS LSJで釣ったサゴシ

釣りを続けていると届く範囲にナブラが発生し、そのタイミングでサゴシをキャッチ!

ナブラは一撃で仕留めるのがセオリーですが、遠投性能&コントロール性能も申し分ないので1発で食わせられました。

コルトスナイパーSS LSJで釣ったハマチ

別日に沖堤防に渡った時はツバスがヒット。

全体的に渋い日でしたが、1日中シャクり倒せたので、一瞬の回遊を逃しませんでした!

なおと
しっかりと使い込んだので、SS LSJのいろんな面が見えてきました!

キャストフィール&飛距離が◎

軽いことに加え、スローテーパー気味なのでウエイトを胴に乗せやすく、とても投げやすいですね。

コルトスナイパーSS LSJは投げやすい

軽いロッドはスカスカで腰砕け感があるイメージかもしれませんが、キャスト後半の押し出し感もしっかりあります!

乗せたウエイトをブランク全体でバシッと弾き飛ばしてくれる、気持ちの良いキャストフィールです。

コルトスナイパーSS LSJの飛距離

40gのジグをPE1.5号でキャストしてみたら、飛距離は96.1mでした!

条件によっては100m以上飛ばせそうな印象です。

よく飛ぶのはもちろん、何より投げやすくて安定して飛ばせるのが良いですね。

なおと
6〜7割の力でもかなり飛ばせます!

ジャークもしやすい

軽くてスローテーパーなので、ジャークがとてもしやすい!

対応ウエイトだけを見ると「強めのシーバスロッドでいいじゃん」と思うかもしれませんが、ショアジギング用の調子に設計されているので全然別物。

とくにライトショアジギングで使用頻度の高い、20〜40gのジグが使いやすいですね。

なおと
引き抵抗の強いファットなジグ、スロー系のジグもしっかりシャクれました!

バットパワーも十分

コルトスナイパーSS LSJのパワー

軽くてシャープな上にバットパワーは強く、「さすがシマノだな」と感じさせられました。

ラインを固定して曲げ込んでみると、ドラグ約2.5kgでもバットは残っていました!

ドラグ設定

使うラインの太さ(強度)を考えると、必要十分なパワーですね。

PE1〜1.5号で、5kgくらいまでの魚を釣るにはちょうど良いパワー感。

これ以上パワーがあっても、LSJで使うライトラインでは活かしきれませんからね。

なおと
ちなみに、ライトショアジギングのドラグ設定は2〜3kgがオススメ。

S96MLなら2〜2.5kgに設定すると良い具合だと思います!!

プラグもジグもバッチリ!

コルトスナイパーSS LSJとプラグ

メタルジグだけではなく、プラグとの相性が良いことも特徴です。

ライトショアジギングではプラグやメタルバイブを使うことも多いので、これは嬉しいですね。

トップから抵抗の強いロングタイプの鉄板バイブまで難なく扱えます!

なおと
軽さとしなやかさの恩恵ですね。

がっつりLSJを楽しみたい方にオススメ!

コルトスナイパーSS LSJでショアジギング

実際に使ってみると、LSJ専用を謳う理由がすごく分かりました。

シーバスロッド並みの軽さと、ラインの強度を考慮した十分なパワー。まさに、ライトショアジギングロッドにおける“ちょうど良い”を実現したロッドです。

LSJをしっかり楽しみたい方は、ぜひ手に取ってみてくださいね!

画像提供:ちゃったTV なおと

▼今回使った番手

シマノ コルトスナイパー SS LSJ S96ML

全長 9fjt6in
自重 187g
継数 2本
仕舞寸法 148.6cm
ルアー重量 ジグ:MAX50/プラグ:MAX42
PEライン適合 MAX2号

▼その他の番手

シマノ コルトスナイパー SS LSJ S96L

全長 9ft6in
自重 181g
継数 2本
仕舞寸法 148.3cm
ルアー重量 ジグ:MAX42g/プラグ:MAX36g
PEライン適合 MAX 2号

シマノ コルトスナイパー SS LSJ S100L

全長 10ft
自重 196g
継数 2本
仕舞寸法 155.8cm
ルアー重量 ジグ:MAX42g/プラグ:MAX36g
PEライン適合 MAX 2号

シマノ コルトスナイパー SS LSJ S100ML

全長 10ft
自重 199g
継数 2本
仕舞寸法 156.1cm
ルアー重量 ジグ:MAX50g/プラグ:MAX42g
PEライン適合 MAX2号

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