かっこいいミノー「エヴォルーツ」
市場にはさまざまな形のルアーがあり、中には釣れる・釣れないとは別に「めちゃくちゃかっこいい!」と感じるものってありますよね。
ぼく的にめちゃくちゃかっこいいと思うのが、ブレイズアイのエヴォルーツ。
独特な流線型ボディと小さめな顔が、ぼくの感性にビビビと刺さりました!
ハイマニューバが超いい
そんなエヴォルーツにはノーマルモデル、ハイフロートモデル、サスペンドモデルがラインナップされています。
中でもとくにお気に入りなのが、ハイフロートモデルの「120HF ハイマニューバ」です。
今回は、ハイマニューバについて詳しくインプレッションします!
ハイマニューバの特徴
ファットなボディ
ハイマニューバはノーマルのエヴォルーツと共通のファットなボディのミノー。
ダツと比べると、ファットさがよくわかりますよね?笑
ボディの真ん中あたりが大きく膨らんでいて、かなり浮力がありそうな印象です。
2フック仕様
エヴォルーツは120mmサイズながら、2フック仕様です。
純正で#2番のフックを搭載しているため、より大きな魚がヒットしても安心してファイトできます。
開発者のヒデ林氏はエヴォルーツで数々のアカメをキャッチしていることからも、大型の魚に対応できることがわかりますね。
ハイフロート
ハイマニューバの自重は20gで、ノーマルモデルから2g軽量化された高浮力なモデルです。
浮き上がりが早く、ノーマルモデルよりも浅いレンジを泳がせられます。
潜行深度は60〜80cm
ハイマニューバの潜行深度は60〜80cmと記載されています。
ノーマルモデルが80〜90cmなのに対して、一枚上の層を泳がせられるようです。
ただし、実際に使ってみると80cmよりもう少し深く潜る感覚があったので、記載されている潜行深度はあくまで目安なのでしょう。
ちょいお高い
エヴォルーツシリーズすべてに言えるのですが、どれもちょっとだけお高いです。
どうやら、品質の高い日本国内の工場で生産しているからだとか。
ちょっと高くても、製品のバラつきやアタリ・ハズレが少ないのは嬉しいですね!
ハイマニューバのここが凄い!
低速でハイピッチローリング
ぼくがハイマニューバでもっとも気に入っている点が、スロー巻きでハイピッチなローリングアクションをするところ。
移動スピードは遅いのに高速でローリングするという、このギャップが頭のいいフィッシュイーターに効くと思っています。
実際に、静岡エリアではなかなかお目にかかれない60cmオーバーのマゴチを食わせたのが、このハイピッチローリングです。
高速でも破綻しにくい
さらに凄いところが、高速巻きでも破綻せずにしっかりと泳ぎきってくれるところ。
スピードが速くなるとローリングにウォブリングがプラスされ、バタバタとした大きなアクションに変わります。
この低速と高速の動きの変化でも食わせのタイミングが作れていそうに感じますね。
横風に強い
エヴォルーツシリーズに共通するのが、横風に強いという性能です。
横風でラインが大きく膨らんでしまう状況でも、しっかりと水を掴んでくれるので最低限しか流されません。
横風の中でもしっかりとルアーを泳がせられるので、磯のヒラスズキでもかなり強力な武器になると思います。
SUU的・ハイマニューバの使い方
潜らせてスロー引き
ハイマニューバの高速ローリングを活かすために、スローな巻きを多用します。
着水後にハンドルを5回転ほどグリグリっと巻いてルアーを潜らせ、ある程度潜ったところからスロー巻きに切り替え。
一定の水深をハイマニューバがスローに泳ぎながら、高速でローリングしているのを想像しながら巻いています。
ボトムタッチからの浮上
遠浅サーフのような浅い水深の場所では、ハイマニューバの潜行深度でもボトムに到達することがあります。
そういった時はハイマニューバの浮力を活かし、ボトムタッチしたら巻くのを止め、浮かせて魚にアピールするのがおすすめ。
ある程度浮いたところから、また巻き始めるといった使い方も有効です。
イメージとしては、ブラックバスのカバークランキングに近い使い方ですね。
ウインドドリフト
エヴォルーツの横風に対する強さを活かした、ウィンドドリフトもかなり有効。
わざとラインを風に煽らせ、風の力でルアーを引っ張ってアクションさせます。
釣り人は出過ぎたラインを回収するだけで、海中ではかなりいい具合のナチュラルな泳ぎになっているはずです。
ぼくの一軍確定!
エヴォルーツのハイマニューバは、ソルト用ルアーには少ないハイフロートなミノーです。
正直、他のルアーでは代用が効かない、唯一無二といっても過言ではないルアーだと感じています。
シーバス、そしてサーフのヒラメ狙いでは、文句なしの一軍確定です!