超人気ルアー「カゲロウ」

シーバスアングラーやサーフアングラーの中では、“超”が付くほどの人気ルアーとして知られるメガバスのカゲロウ。
釣り具店に並ぶやいなや売り切れてしまい、なかなか手に入りにくい状態が続いています。
いったいどうしてそんなに人気なのでしょうか?
とくに100Fが超釣れる
めちゃくちゃ人気な理由は、純粋に釣れるから。
カゲロウには100F、124F、155F、MD125Fの4種類のラインナップがあります。
その中でも、個人的にとくに信頼しているのが100F。
これがめちゃくちゃ釣れるんです!
今回はそんなカゲロウ100Fについて詳しく解説します。
カゲロウ100Fとは?
潜行深度は40〜60cm

カゲロウ100Fの潜行深度は40〜60cm程度と、一般的なシャローミノーと同じくらいのレンジ設定です。
面白いのが、カゲロウ124Fと155Fは潜行深度0〜20cmなのに対して、100Fだけ少し深いレンジを泳ぐこと。
同じシリーズですが、100Fだけちょっと毛色の違うルアーなんです。
LBO2を搭載

カゲロウシリーズはすべて、メガバス独自の重心移動システム「LBO2」を搭載しています。
ウェイトにベアリングを内蔵しているため、転がり抵抗が少なく、重心移動のスムーズさは抜群です。
キャスト時にウェイトが後方に移動する「カチン」という音が心地良く感じます。
アクションはローリング主体
カゲロウのアクションは、ローリング主体のウォブンロールアクション。
ヨタヨタとボディを倒すような動きは、人間から見てもナチュラルで食わせ能力が高そうですよね。
カゲロウ100Fの良いところ
よく飛ぶ

LBO2を搭載したカゲロウはどのモデルもよく飛びます。
その中でも100Fはほとんど姿勢を乱さずに飛び、その様はまるで弾丸のよう!
小さくてナチュラルな動きでありながら、しっかりと飛んでくれるのは岸釣りにはありがたいですよね。
食わせのローリングアクション
一般的にウォブリング系ルアーはアピール力が高く、ローリング系ルアーは食わせる力が高い(ナチュラル)と言われています。
カゲロウのアクションはローリング主体で、しかもヨタヨタと泳ぐのでまるで弱った魚のようなローリングです。
このヨタヨタとしたローリングアクションが、フィッシュイーターを狂わせていると感じています!
マルスズキだけにとどまらない

カゲロウはシーバス(マルスズキ)用のルアーですが、そのターゲットはマルスズキだけに止まりません。
ヒラスズキはもちろん、ヒラメもよく釣れます。
港湾や河川だけでなく、磯やサーフでもめちゃくちゃ活躍してくれますよ!
SUU的・カゲロウ100Fの使い方
ただ巻きプラスα

基本的にはただ巻くだけで十分ですが、ただ巻きにプラスαを加えるとより効果的です。
そのプラスαとは、リーリングのスピード変化。
一定のスピードで巻くのではなく、少しスピードに変化を付けて食わせのタイミングを演出するのが効果的です。
デッドスロー

ぼくがもっとも多用するテクニックが、デッドスローリトリーブ。
カゲロウのアクションがロッドティップに伝わらない程度に、糸フケだけを巻き取るような感覚で巻きます。
するとカゲロウは20cm前後のレンジを細かくロールしながら泳ぎ、そこに流れの変化や波が加わることによって自発的にイレギュラーなアクションを演出。
その動きの変化が食わせのタイミングになるんです!
ドリフト

シーバスやヒラスズキに有効な使い方が、流れに乗せて流すドリフト。
流れにラインを引っ張らせて流すだけで、巻きでは釣れない魚が釣れてしまうんです!
ここでも、流れの変化で動きに強弱が出て、自発的に食わせのタイミングを作ってくれているはず。
見つけたら絶対に買うべき!

カゲロウ100Fは使いやすさ、食わせる力など、どの部分を取っても100点満点の超優秀ルアー。
なかなか手に入らない状態が続くかもしれませんが、ときどき釣り具店に入荷しているようです。
もし見つけたら、迷わず購入することをおすすめします!
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メガバス カゲロウ 100F