至高の1本
こんにちは。しゅんのすけです。
今日は、ぼくの大好きなヤマガブランクスが誇る至高の1本。ブルーカレント(85 / TZ NANO AIIーRange)について長期使用レビューをしたいと思います。
ブルーカレント 85 / TZ NANO All Rangeとは?
ブルーカレント(85 / TZ NANO All Range)は、ヤマガブランクスのライトゲームロッドシリーズ「ブルーカレント」の最上位機種。2016年の発売以来、変わらぬ人気をキープしている神番手です。
ライトゲームロッドにラインナップしていながら、ヤマガさんのホームページにも“Target:なんでも Lure:なんでも Field:どこでも”と書かれています。(笑)
全長(ft) | 自重(g) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合PEライン(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
8.5 | 84 | 2 | 131.5 | 3-21 | 0.4-1 | 99.7 | 49,500 |
ヤマガブランクス ブルーカレント 85/TZ NANO All-Range
軽快で強靭
このロッド、最初に持ったときに驚きました。とにかく軽いんです! 8.5ftというレングスでありながら、自重はたったの84g。
当然軽いので、1日中投げても疲れません。ティップがソフトで操作性にすぐれ、多彩なルアーを軽快にアクションさせることができます。
曲がってナンボ
こちらは500gの負荷を掛けたときの曲がり方です。このロッドは、魚がかかるときれいに曲がります。
そして大きく曲がりこんだあとに、魚を浮かせてくれます。急に走られても、粘り強くロッドの力で、魚を浮かせてくれるのです。
感度最高
ライトゲームカテゴリーということもあり、感度も充分。遠投した先で地形を把握したり、小さな魚のアタリをも感じとれます。
正真正銘のなんでもロッド
僕がこのロッドに合わせているリールは、ダイワのセオリー2508 PE-H(廃盤)。ラインは、PE0.6号を巻いています。基本的にこれ以外の号数を使うことなく、様々な魚を狙っています。
自重は190gと軽量なので、ロッドとのバランスも良好です。汎用性の高さと、このロッドとのバランス、デザインの相性など……ベストバランスだと思っています。
参考までに、上記のようなルアーたちを幅広く使っています。
アジ・メバル
3gのジグヘッドでも、しっかりとロッドにのせて遠投でき、かつジ操作性も軽快です。(3g以下は扱いにくい)
レングスを生かし、普段は狙えない場所を、フロートやキャロを使って攻めることもできます。
シーバス
使うルアーやパターンが細分化されている、シーバスフィッシングにおいてもこのロッドは活躍します。
とくにバチパターン、マイクロベイトパターンにベストマッチ。ミノーやシンペンを使った、“流れを探る釣り”においての感度も抜群に良いです。
状況に応じて、21g以下のバイブレーションやスピンテールも使いこなせたりと汎用性も抜群。
スーパーライトショアジギング
メタルジグを使う釣りにおいても使いやすいです。僕はよく7g~20gのジグを使うのですが、10gくらいまではティップの反発でおこない、それ以上のヘビーウェイトにはベリーも使ってアクションをつけます。
エギング
ベリーの反発力を生かし、エギも操作することが可能です。またヒイカを狙ったりする、ライトエギングにもおすすめ。
このロッドでレッドモンスターを釣りあげているのを、映像で見たことがあります。ゆえにパワーは間違いないでしょう。
太刀魚
太刀魚を狙うワインドにおいても使いやすく、ロッドが軽いので既存のワインドロッドと比べ、しゃくり続けても疲れません。
そのほか、キスなども釣れます
天秤を使ったキス釣りも。天秤も5号くらいまでは無理なく使えます。
小さい魚でもティップがしっかりと入るので、食い込みが良くバラシも少ない。ロッドの軽さからくる感度の高さで、アタリも取りやすいです。
無限の可能性を秘めるロッド
ぼくが無人島に1本しかロッドを持っていけないなら、間違いなくこのロッドを持っていきます。
1本で色々な釣りがしたい方や、遠征用の1本、サブロッドとしてもおすすめです。初心者から上級者まで全てのアングラーにおすすめの1本でしょう。
ブルーカレント(85/TZ NANO All Range)は、アングラーのスキルによって無限の可能性を秘めている至高の1本です。
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