いろんなイソメ掴みを使ってみた

イソメ掴みとは
虫エサ(イソメやゴカイなど)を直接触るのが苦手な人のために、間接的にイソメを掴んで針に付けるための便利アイテム。
最近では各釣り具メーカーからさまざまな用途のイソメ掴みが販売されており、それぞれ見た目や形状に特徴があります。
今回は、その中でも比較的入手しやすい5つのイソメ掴みをピックアップしたので、実際に使って比べてみましょう!
オーナー針:虫ピンチ

“虫ピンチ”はイソメ掴みの中でも定番の商品。筆者も使ったことがあります。

使い方は非常に簡単で、軽く握るだけで先端部分が開きます。
この開いた状態でイソメの頭に狙いを定め、握っている力を緩めると

簡単にイソメを掴むことができます!

さらに逆作用式なので手を離してもイソメをがっちりホールド!
ここが虫ピンチの最大の特徴です。

あとは好みの長さにカットして……

針に付ければ……

完成です。
イソメにまったく触らずにキレイに針に付けれました!
今まで何度か使用していますが、掴みやすさ・ホールド性能・使いやすさなど非常にバランスが取れています。
あとデザインが可愛いところもいいですね♪
プロマリン:虫エサバサミ

続いて“虫エサバサミ”。


こちらはシンプルに握ると掴めるタイプですね!


先端のスポンジ部分がザラザラしているためイソメが滑らず掴みやすいです!
また自分の力がダイレクトに伝わるので、力の加減がしやすくとても使いやすいです。

ちなみに力技ですがハサミを使わなくても……

力を加えるとイソメを切ることができました!
基本はハサミで切ることを推奨しますが一応切れました。
先ほどの虫ピンチとは異なり、握った分だけ力がダイレクトに伝わるのが特徴。
またピンセットのような使い心地のため、細かい操作がしやすく人の手に近い使用感でした。
プロマリン 虫エサバサミ
ヤマシタ:つまみ君Ⅱ

お次は“つまみ君Ⅱ”。
名前と見た目のインパクトはすごいですが、それだけではなく、なんとイソメを掴む側と切る側がある2WAY仕様なんです。

こちらがイソメを掴む側。

こちらがイソメを切る側。

まずはイソメを掴んで、針に付けます。

イソメの掴みやすさは問題なし!

針にイソメを付けたら反対側の切る用でカット!

カット……
したいのですが、一回では切れないみたいです。
その後も何度か試して……

ようやく切れました!
その後も何度か試しましたが、正直なところ掴む側は問題ないですが、切る側は一回では切れないので何度か試してみてください。
しかし見たのインパクトや掴む・切るの2WAY使用のアイディアはとても良かったです♪
ナカジマ:虫エサセッター

お次は“虫エサセッター”。
先端部分にスリットがあるのが特徴的ですね!

こちらも「虫ピンチ」と同じ逆作用式を採用しているので、力を加えると開くタイプです!

先端部分が横に長いので、ホールド性はかなり安定します!
そしてここからが虫エサセッターの特徴ですが……

通常の通し刺しはもちろんのこと……

スリットを活かしたチョン掛けなどが可能です!

イソメの頭部・胴体どちらでも自由に針が刺せるのが特徴ですね。
全体の使用感としてはかなり使いやすく、とくにホールド性能は非常に安定しています。
イソメの付け方を工夫したい人にはおすすめです!
ナカジマ 虫エサセッター
プロックス:活きエサクリッパー

そして最後は“活きエサクリッパー”。
何やら爪切りみたいな形のイソメ掴みです。

使い方は、クリップのようにイソメを挟んで固定するそう。
そして先端部分のくぼみは、先端側が細い虫エサ・その下が太い虫エサを掴むよう使い分けができます。

今回はイソメなので下側で掴んでみました!
こちらも逆作用式ですが虫ピンチや虫エサセッターよりも強い力でイソメを掴んでくれます。

また虫エサセッターのように間にスリットがあるので……

通常の通し刺しの他に……

チョン掛けにも対応。
イソメ以外にはサシなどの小さな虫エサにも対応しており、スリットからカットもできるのが特徴。
今回紹介したイソメ掴みの中では、一番コンパクトで材質もステンレスなので頑丈です。
プロックス 活きエサクリッパー
結果発表!

というわけで全5種類を使ってみました!
それぞれ見た目では分からないギミックがたくさんありましたね。
そして、完全主観ですが筆者が一番使いやすかったイソメ掴みをご紹介します。
それは……

プロマリンの“虫エサバサミ”です!
「えっ? 一番シンプルなやつじゃん! 逆作用式でもないし……」
と思った方も多いと思いますが、シンプルに人間の手の感覚に一番近いので使いやすかったのが選定理由ですね。
それぞれ用途や好みがありますので、あくまでも参考程度の順位です。
プロマリン 虫エサバサミ
最後に

虫エサが苦手な人のお助けアイテム“イソメ掴み”。
用途に応じてさまざまな種類のものがありました。
自分に合った「イソメ掴み」で快適な釣りライフをお楽しみください♪
それではまた!
