オシアジガーFカスタムで釣った沖メバル

5分でわかる中深海ジギング!タックル・釣り方・青物ジギングとの違いをわかりやすく解説

2022/10/20 更新

ジギングといえば青物がポピュラーですが、近年はアカムツやアラ等を狙う中深海ジギングが注目を集めています。そんな中深海ジギングのタックルや釣り方を紹介し、青物ジギングとの違いも紹介します。

目次

アイキャッチ画像提供:tsuki

中深海のジギング

中深海ジギングで釣った沖メバル

ジギングは青物狙いのイメージが強い釣り方ですが、近年は少しマニアックな中深海ジギングというジャンルが注目されています。

中深海に明確な定義はありませんが、概ね水深120〜300m程度のポイントで、底生魚をメインターゲットにするのが中深海ジギングです。

本記事では、元釣具屋の筆者が中深海ジギングのタックルや釣り方を解説します。

中深海ジギングで釣れる魚

中深海ジギングで釣ったアカムツ

中深海ジギングの主なターゲットは、アカムツやクロムツ、キンメダイ、アラ、沖メバル、タラなどです。

そのほかにもタヌキメバルや宗八カレイといった魚も釣れ、近海の浅場では出会えない高級魚が釣れるのは大きな魅力。

何が釣れるかわからなかったり、珍しい魚が釣れたりするドキドキ感も楽しめます。

中深海ジギングのタックル

中深海ジギングの仕掛け図

ここからは中深海ジギングのタックルを紹介します。

ロッド

中深海ジギングのロッド

ロッドはスロージギング専用ロッドがおすすめです。

釣行するエリアの水深と使用するジグウェイトに合ったものを選びましょう。

一般的にオールマイティなのは、各社の3〜4番クラスのスロージギングロッドです。

スロージギングロッドのほかにも、硬めのジギングロッドを代用することもできます。

シマノ グラップラーBB タイプスローJ B66-4

全長:6ft6inch
自重:135g
継数:2本
仕舞寸法:150.2cm
ジグウェイト:MAX330g

リール

中深海ジギングのリール

1〜1.5号のPEラインが600m以上巻ける大型ジギング用ベイトリールを選びましょう。

深場のジグ操作、掛かった魚の回収は想像以上に大きな負荷が掛かるため、各社から発売されているレベルワインダーが無いタイプのベイトリールがおすすめです。

ジグを動かすことに関してはハイギアが有利ですが、中深海は大きな水圧が掛かるので回収が楽なローギアを好む方も多くいます。

シマノ オシアジガー Fカスタム 1500HG

自重:430g
ギア比:6.4
最大ドラグ力:7.0kg
巻き取り長さ:98cm
糸巻量:PE2号-500m
ベアリング数:8/1

ライン

中深海ジギングのライン

PEラインは1〜1.5号を600m以上巻いておきましょう。

中深海は水圧でPEラインが大きく伸びるため、低伸度のラインを選ぶことが大切。具体的な銘柄を挙げると、PEジガー4本組(サンライン)やファイヤーライン(バークレイ)が定番です。

リーダーはフロロカーボンの3〜6号を1〜2ヒロ程度接続しておきましょう。

サンライン ソルティメイト PEジガー ULT 4本組

ジグ

中深海ジギングのメタルジグ

メタルジグは200〜400g程度を目安に、さまざまなウェイトを用意しましょう。

水深や潮流等によって適切な重さは異なるため、船宿に確認した上で余裕を持って準備してください。

カラーはシルバー系やグロー系が定番です。

シーフロアコントロール クランキー

中深海のフックセッティング

中深海ジギングの画像

中深海ジギングは青物ジギングとは異なり、フォール中のジグにアタックしてきた魚に対し、ジグの重さを利用してハリを絡めるようにフッキングします。

ジグのフォールバランスとフッキング率をアップさせるために、フックはフロントとリアの両方に付けるのがセオリーです。

アシストフックはフロントとリアが重ならないようにしつつ、ジグの全長の1/3程度、もしくはもう少し長めにセットします。

スプリットリングやソリッドリングは、引き抵抗を軽くし、ジグのアクションを良くするためになるべく小さな物を選びましょう。

中深海ジギングの釣り方

中深海のメインターゲットである底生魚を狙う場合、ロッドを大きなストロークで動かすロングジャーク&ロングフォールが効果的です。

ワンピッチジャークを基本に、竿の戻りを意識して大きくゆったりジグを動かしてください。

速くて細かいアクションは糸が伸びるだけで、深場のジグへ動きがあまり伝わりません。

青物狙いのハイピッチアクションが「ジャカジャカ」だとすれば、中深海は「グイーングイーン」といったイメージです。

ロッドは脇挟みではなく、グリップエンドを肘に当てて操作することで、ロッドの可動域が広くなって大きなアクションがしやすくなります。

ジグやタックル、ターゲットによって適切なピッチも異なりますので、いろいろなアクションを試してみてください。

アワセとやりとり

中深海ジギングの画像

フォール中にラインが止まるなどの違和感があればアワセを入れましょう。

激しいアワセではなく、巻きアワセやスイープなフッキングを心がけてください。

やりとり中のポンピングはバラシの原因になるため、できるだけロッドとラインを一直線にして一定のテンションで巻き上げてください。

なお、高弾性のスロージギングロッドはやりとり中に竿を立てると折れる危険性があるので注意しましょう。

中深海ジギングで絶品高級魚を狙おう!

中深海ジギングで釣ったアラ

初めのうちは少し慣れが必要かもしれませんが、激しくジャークする必要はないのでハイピッチなジギングよりも楽に楽しめると思います。

他の釣りではなかなか釣れない美味しい魚も釣れるため、釣りの後の食べる楽しみも魅力的です。

近年はリーズナブルなタックルも増えてきたので、ぜひ中深海ジギングにチャレンジしてみてくださいね!

画像提供:tsuki

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