話題の多機能ハサミ

ハピソンから発売されている「計測マルチハサミ」という話題のアイテムをご存知でしょうか?
これは“究極の血抜き”でおなじみの津本式とのコラボアイテムで、魚の下処理がしやすいようにこだわって作られています。
本記事では、計測マルチハサミを使ってみた筆者がその機能を紹介します!
計測マルチハサミの機能を紹介!

ここからは計測マルチハサミの機能を動画も交えながら紹介します。
脳締めできる
ハサミに収納されているピックで脳締めができます。
魚の目の後ろ側、側線とエラ蓋の延長線が交わるあたりから、少し目に近寄ったところを目掛けてピックを刺し込みましょう。
脳締めすることで魚の鮮度低下を抑えられます。
ウロコを取れる
ハサミはウロコを取りやすい形状に設計されています。
グリップが持ちやすく、刃も頑丈なのでかなり快適にウロコが取れました。
刃の部分は隠れているため、手を怪我する恐れもありません。
捌ける
グリップが握りやすくて刃が厚いため、魚の硬い部分もカットしやすいです。
また、刃がカーブしているので腹を裂く時も便利。
とくに根魚などの硬い部分が多い魚、ヒレが鋭い魚には重宝します。
ナイフにもなる

分解すればシンプルなナイフとしても使えます。
ハサミより小回りが効くので細かい作業に便利です。
釣り場で行う機会は少ないと思われますが、切れ味も十分なので魚を捌くこともできます。
メンテナンスが簡単

簡単に分解ができるため、使用後のメンテナンスもしやすいです。
ネジを緩めて外すだけで写真のように分解できます。
刃はフッ素コートを施したステンレス製なので防錆効果も高いです。
計測が可能

ハピソンの計測アプリをスマホにインストールすれば、ハサミのマーカーと一緒に撮影することで魚の大きさを計測できます。
実測42.5cmのシオは、アプリで41.3cmと表示されたので誤差は1cm程度でした。
撮り方などによって少し誤差は生じるようですが、目安としては十分だと思います。
これひとつで魚の処理が全部できる!

計測マルチハサミは魚の下処理を素早くできるため、魚を美味しく持ち帰りたい筆者にはとても便利なアイテムでした。
これ1本で魚の下処理は大体できるので、余計な荷物を減らせるのも嬉しい点です。
フィールドではかなり重宝するアイテムですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
ハピソン YQ-880 計測マルチハサミ