【モラムSX】デビューから23年が経った今、振り返りインプレ!性能以外は最高

2021/08/07 更新

かつてアブガルシアから発売されていたアンバサダー・モラムSXシリーズ。90年代後半から2000年代を過ごしたバサーなら憧れた、使っていた方も多いのではないでしょうか?そんなモラムSXを振り返りインプレします。


アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

筆者的・世界一美しいベイトリール

モラムSXの画像
こんにちは、編集部しみけんです。

さて今回は、筆者の私物のブラックバス用ベイトリールをインプレします。

そのリールというのが、アンバサダー モラムSX。

かなり古いリールですが、個人的に世界で一番美しいベイトリールだと思っています。

モラムSXとは

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モラムSXは、アブガルシアが1998年から2006年にかけて(筆者の記憶では)発売していたベイトリール。

3600Cと1600Cの2サイズで展開されており、IVCBやウルトラマグといった発展型、フォレールやS2等の派生機種、アブガルシア50周年記念や今江克隆氏のグランドスラム達成記念モデル等の限定機種もリリースされていました。

アブガルシア・オフィスZPI・今江克隆のトリプルネームで限定発売された、フルチューンモデル「AE74」は、10万円以上のプレミア価格で取引されて大きな話題になりました。

アンタレスからモラムに変えた理由

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このモラムSXは、初代アンタレスからの“乗り換え”という形で購入しました。モラムを欲しいと思った理由は2点。

まずは、見た目が抜群にカッコよかったこと。(おそらく、一般的にはアンタレスの方がカッコいいと思われている)

そして、憧れていた今江克隆プロが使っていたこと。(今江プロのファンは多いが、憧れて同じ大学に入ったのは筆者ぐらいのはず)

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パーミングカップ側のデザインがたまりません。

真円ボディーの真ん中に配置された円形のブレーキダイヤルは、操作性はイマイチですが、デザイン的には100点!

ガンメタのカラーリングも、テムジンクロスファイアにマッチしています。

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そして、このレベルワインド!

ボディの延長とツラが合うように、レベルワインドにRが付けられているんです。

当時の国産丸型リールと比べ、レベルワインド周辺の美しさは段違い。

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“Hi-Speed 6.3:1”の文字が時代を感じさせます。ヤングアングラーには「ノーマルギアでしょw」と言われてしまいそう。

王冠マークは別パーツではめられており、立体的な仕上げになっています。

その下には“Made in Sweden”と刻印されていますが、たしか次作に当たるレボシリーズから韓国製になったと記憶しています。

リールの生産国で釣果は変わりませんが……そりゃMade in Swedenの方が響きがいいですよね(笑)

バックラッシュの嵐→改造

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見た目に惹かれて買ったものの、アンタレスと比べて非常に使いにくかった……。

筆者が購入したSX1601C IVCBは遠心ブレーキを搭載していたのですが、とにかくブレーキの効きが悪く、バックラッシュの嵐。

初代アンタレスはジャジャ馬の飛距離番長として知られていたと思いますが、それに対してモラムは「シンプルに低性能だな」と当時感じた記憶があります(笑)

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大金をはたいてリールをスペックダウンさせてしまった筆者は、改造を計画。

「マグネットブレーキに変えたらブレーキ力が強くなるだろう」と考え、モラムSX ウルトラマグのブレーキユニットを移植。その結果……

幾らかはマシになったけど、まあ国産と比べるのはナンセンスか。

これぐらいのレベルには進化しました。

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モラムファンの方はすでにお気付きの通り、このリールは外観も変わっています。

メカニカルブレーキ・スタードラグ・ハンドルナットをウルトラマグのゴールドのものに交換。(IVCBの純正はシルバー)

フレームのゴールドと同色になり、かなりカッコよくなったと思います。

ちなみに、当時のモラムチューンでは定番のZPI製ローダウンクラッチキットも導入しました。(ノーマルはクラッチが高過ぎてサミングが非常にしにくかった)

2021年に使ってみて

モラムSXの画像
モラムSXを今でも現役で愛用していますが、現在の基準で評価するとどんなレベルなのでしょうか? 2021年目線で見直してみました。

意外かもしれませんが、ウルトラマグの自重は210g(IVCBは201g)と、丸型リールとしては現在レベルでもかなり軽量です。

同年代のロッド(クロスファイア スティード)と組み合わせていることもあってか、変な持ち重り感もなく、取り回しは悪くありません。

ただし、ボディーが高く、近年のロープロ化が進んだ丸型リールと比べると時代を感じるところです。

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キャストフィールに関しては、相変わらずクセが強く、リールがアングラーに緊張感を強います(笑)

とくにスプールの回転数が上がる重量級ルアーや、瞬間的に強くリストを効かせるような投げ方は危険。

反対に、10gぐらいのルアーはそこそこ飛んでくれます。

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巻き感に関しては、2021年に市販されていアンダー1万円のリールよりも悪いです(笑)

とはいえ、いかにも“ギアを駆動させています”という振動は、どこか心地よさも感じます。

故障っぽいゴリ感ではなく、駆動感といったイメージです。

モラムSXの画像
そして、耐久性に関してはかなり良いと思います。

十数年使いましたが、トラブルはワンウェイクラッチの故障ぐらいだったはず。(数年に一度のペースでOHは行なっていました)

堅牢な金属丸型フレームと、良くも悪くも大雑把な構造ゆえに、壊れにくくて使用感の経年変化も少ないのかもしれません。

最高のベイトリールだ!(性能以外は)

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モラムが発売されて20年以上が経ち、各メーカーから高性能なベイトリールが多数リリースされましたが、筆者的には美しさでモラムに勝るリールはなし。

修理不能になるその日まで、まだまだ使い続けます!
撮影:TSURI HACK編集部

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