足がグショグショだとめちゃ不快!

釣りをしていれば、一度は経験があると思いますが、靴の中に水が入り足が濡れてしまうと不快指数はMAX状態。
いかに釣りが大好きといえども、足がグショグショの状態では釣りに集中できず、早く家に帰りたくなってしまいますよね。
とはいえ、長靴は歩きづらく携行するにもかさばる面があるので、ついつい敬遠しがちではありませんか?
そこでおすすめしたいのが「防水ソックス」なのです。
福永
気軽に持ち運べて、いつものシューズと組み合わせられるので、様々なシーンで活躍すること間違いなしです!
防水ソックスとは?
見た目は普通のソックス

防水ソックスは、少し厚めのソックスかなと思うくらいで、見た目だけで普通のソックスと区別するのは困難です。
手触りは少しゴワッとした感触がしますが、防水ソックスと知らずに履くと気付かない方も多いでしょう。
伸縮性も十分に確保されていて、脱ぎ履きに苦労したり、歩きにくさを感じたりすることもありません。
福永
履く瞬間だけは防水フィルムの存在をちょっとだけ感じますが、歩き始めたら防水ソックスを履いていることは、もう忘れちゃってますね。

ですが、防水ソックスの中に息を吹き込んでみると一目瞭然で、まるで風船のように膨らむんです!
これは、特殊な構造をもつ防水ソックスならではの特徴。
福永
一見すると普通のソックスなんですが、様々な先端技術が詰め込まれていますよ!
防水ソックスは3層構造

防水ソックスは、透湿性能がある特殊な防水フィルムを両側から挟んだ3層構造です。
耐久性がある外側の生地(アウター)には水が浸み込みますが、防水フィルムによって足まで濡れることはありません。
また、足と触れる内側の生地(インナー)には通気性・速乾性が高い素材が採用され、蒸れずに快適な履き心地を維持します。
防水だけならゴムやビニールなどでも可能ですが、「防水しながら蒸れない」のがスゴイところですね。
福永
防水ソックスを謳っていても、水に浸けても濡れない「完全防水」と、水を弾く程度の「防水」モデルがあるので、購入の際はよく確認してください。
今回ご紹介しているのは「完全防水」の方です。
防水ソックスで水に入ってみると……

それでは、もっとも気になる「防水ソックスは本当に足が濡れないのか」という点を見てみましょう。
大きなプラスチックケースに水を貯めて、防水ソックスを履いた足を浸けてみました。

検証した時期が冬だったこともあり、足を水に浸けるとすぐに冷たいヒヤ~とした感覚が……。
もしかして、水が入っているのでは!? と慌てましたが、防水ソックスの中にグショグショした感触はありません。
水温は伝わっているが足は濡れていない不思議な状態です。
福永
外側の生地は吸水性があるので、水を含んでポタポタと水滴が落ちています。
本当に濡れてない!

足を水に浸けてしばらく時間を置いたり、足踏みしたりしてみても感触は変わらず。
防水ソックスを脱いで確認してみると、足はサラサラしたドライな状態のままです!
普通は濡れたソックスが足に張りついて脱ぐのに苦労しますが、防水ソックスの場合は足が乾いているので、スルッと脱げたのが印象的でした。
福永
防水ソックスを履くと足が濡れないので、気化熱で体温が奪われず寒く感じない効果も実感しました。
水を入れてテスト

さらに防水性能を試したいと思い、裏返した防水ソックスに水を入れてみました。
グーっとソックスが伸びて怖いくらいに膨らみますが、水がにじんでくる様子はありません。
そのままの状態で6時間ほど放置しましたが、やはり外側はドライなままで、優れた防水性能を確認できました。
福永
水を入れすぎると生地に良くないはずなので、良い子はマネしないでくださいね!
防水ソックスを使うメリット
コンパクトに持ち運べる

雨が降るか微妙な天気の場合、荷物になる長靴を持っていくのは迷ってしまいますよね?
ですが、防水ソックスなら多少厚みがあるモデルでも、折りたたんでしまえば手の平に収まるくらいのサイズ感です。
バッグやポケットに気軽に入れておけるので、不意の雨降りに備えて常備するのも良いでしょう。
福永
コンパクトになることは、防水ソックスのとても大きなメリットです!
コストをかけず防水機能を追加できる

防水ソックスがあれば、普通のスニーカーやサンダルでも足が濡れない釣りが可能に。
高額な完全防水のシューズなどを買い揃えるより、ずっと安い価格で快適な釣りが実現できますね。
とくに釣り初心者の方は、「濡れるシチュエーションで釣りをするか」自分のスタイルがハッキリするまで、防水ソックスを活用するのは賢い選択でしょう。
福永
補足ですが、ソックスとサンダルの間に尖った貝殻や小石が入ると、大事な防水フィルム層を傷める可能性があるので気をつけてくださいね。
薄手と厚手を選べる

一口に防水ソックスといっても、生地の厚さや種類によって保温性が違う様々なモデルが販売されています。
暑い時期なら薄手のモデル、寒い時期なら厚手で暖かい生地を内蔵したモデルを選ぶなど、季節に合わせて使い分けることができます。
福永
筆者も薄手と厚手、2種類そろえて活用しています。
防水ソックスの気になるところ
透湿性・通気性は組み合わせにもよる

防水ソックスには通気性があり蒸れを防いでくれますが、いかなる時も万全かというと微妙な場合も……。
通気性がまったく無いシューズや長靴の中に履くと、やはり多少の蒸れを感じることがありました。
防水ソックスの機能を最大限発揮させるためには、内部の汗や湿気をうまく逃がしてくれるアイテムと組み合わせる必要がありますね。
福永
防水ソックスに合わせるシューズは、排水性が高いメッシュ生地のシューズか、ゴアテックスやネオプレーンなどの透湿性があるものがおすすめです。
洗濯に時間と気をつかう

防水ソックスは、もっとも重要な防水フィルムを傷めないように、洗濯する際はデリケートな取り扱いが必要です。
製品ごとに多少の違いはあれど、基本的にぬるま湯(30℃~40℃以下)での手洗い推奨で、乾燥機も使用できず陰干し指定のものがほとんど。
アイロンやドライヤーなどで高温を当てることや、手で強く絞ることもご法度です。

ソックス一足を手洗いするのは大した労力ではないのですが、問題は乾燥までにかかる時間です。
洗濯機で脱水したり手でギュッと強く絞ったりできないので、最初はポタポタと水滴が落ち、乾くまでに時間がかかりました。
連続での釣行が多い方は、2足以上準備しておく必要があるでしょう。
福永
とはいえ、ソックスとしては決して安くはないので、2足目の購入を躊躇してしまう気持ちも……。
秋・冬の寒い時期は、一晩の陰干しでは乾かないので悩んじゃいますね。
深場は対応不可

当たり前ですが、履き口から水が入ると防水ソックスの中はビショビショになってしまいます。
膝上までザバッと波を被るサーフや、深いところまで立ち込む釣りでは、やはりウェーダーなどには敵いません。
福永
釣り用としては、あまり深いところに行かなくても、なるべく丈の長い防水ソックスを選んでおいた方が無難といえますね。
寒ければ重ね履きもあり

足が水に濡れなくても水温は伝わるのが、良くも悪くも防水ソックスの特徴。
暑い時期はヒンヤリして気持ち良いのですが、寒い時期はツラさを感じることもあります。
筆者は寒い時期、内側にメリノウール製などの保温・通気・速乾に優れたソックスとの重ね履きで対処しています。
福永
低温時用の防水ソックスには、内側の生地にメリノウールを採用しているモデルもありますからね。
リトルプレゼンツ メリノウールソックス(超厚手) AC-122
釣りのシチュエーション別おすすめ使用方法
以上、防水ソックスのメリットと気になるところを見てきましたが、それらを踏まえてどんな釣りに向いているのかご紹介します。
渓流釣りや磯釣りに

渓流釣りや磯釣りなどは、岩場の移動が多いのでしっかりフィットするシューズを履きたいもの。
カポカポの長靴などでは、踏ん張りが効かず移動する際に危険ですらあります。
そんな時は、お気に入りのスパイクやウェーディングシューズと防水ソックスを組み合わせてみましょう。
運動性を落とさず、安全に、なおかつ足が濡れない快適な釣りを実現できますよ。
福永
ヒモでギュッと縛れる長靴も無くはないですが、価格の高さと蒸れやすさが気になってしまいます。
オフショアの釣りに

極寒の時期はともかく、ボートの上ではデッキサンダルやデッキシューズでリラックスして釣りを楽しむ方が多いですよね。
ですが、ボートに乗っての釣りは、移動する際の波風や濡れた床によって意外と足が濡れてしまうものです。
防水ソックスを活用すれば、気軽で軽快かつ足を濡らさない快適な釣りスタイルが完成しますよ。
福永
夏場は、サンダルの形に足が日焼けするのを防ぐために防水ソックスを活用しています。
普通のソックスだと、ベチャベチャ感がずっと続いて足がふやけちゃうんですよ。
ウェーダーのインナーとして

防水性能という点では上位互換ともいえるウェーダーですが、使いこんでいくと浸水してくることもめずらしくありません。
かといって、釣具としては高価なウェーダーをちょっとした浸水だけで買い換えるのも考えものです。
そこで、ウェーダーのインナーとして防水ソックスを履けば、もっとも不快な足濡れを感じず釣りに集中することができます。
浸水を我慢しながらウェーダーを使っている方は、ぜひ防水ソックスの導入を検討してみてください。
福永
筆者も、カヤック用ドライパンツ(ソックス付きウェーダーのようなもの)のインナーとしての用途が防水ソックスと出会ったきっかけでした。
ウェーディング同様、ソックスを交換できない時間が長いので、足濡れはなんとしても避けたかったからです。
雨上がりの釣りに

「やっと雨が上がった!」と意気込んで釣りに行ったところ、濡れた草木に触れたり、水たまりにハマったりして、想定以上に靴が濡れてしまうことがあります。
そんな時こそ手軽に使える防水ソックスの出番で、濡れてしまうのを防ぐのはもちろん、通気性が良いためそのまま釣りを続けても不快に感じることがありません。
福永
これが長靴やウェーダーだと、晴れてきた時に蒸れて脱ぎたくなる……けど脱げない状況になっちゃうことが多いんです。
防水ソックスは持っておいて損しない

今回は釣りにフォーカスして防水ソックスをご紹介しました。
本来、防水ソックスはランニングや自転車、キャンプなど釣り以外の様々な用途でも大活躍するアイテム。
ご自身の釣りスタイルに導入するとともに、「こんな時にも便利!」という使い方を探してみてくださいね。
福永
1足持っておくと、なにかと重宝しますよ!
撮影:福永正博
デックスシェル 完全防水ソックス DS683
DRESS ウォータープルーフソックス
