メタルティップランの画像

【新釣法】メタルティップランを元釣具屋が解説!従来のイカメタルとの違いとは

2022/10/20 更新

近年大人気のイカメタル。そんなイカメタルシーンに現れたメタルティップランという釣法をご存知でしょうか?イカメタルマニアがメタルティップランを解説します。

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

メタルティップランとは?

メタルティップランの画像

メタルティップランとは、釣り具メーカー「クレイジーオーシャン」が提案しているイカメタルの新釣法です。

ジャーク後にステイし、穂先に出るアタリを掛け合わせる、まるでティップランのような釣り方が特徴。従来のイカメタルよりもアップテンポな釣りが展開できます。

本記事では、元釣具屋の筆者がメタルティップランのタックルや仕掛け、釣り方を詳しく解説します!

メタルティップランのタックル

メタルティップランの仕掛け図の画像

メタルティップランは一般的なイカメタルとはタックルが少し異なります。

ロッド

クレイジーオーシャン オーシャンスピア OSP-50C

全長:5ft
自重:99g
継数:2本
仕舞寸法:115cm
適合スッテ:MAX30号

クレイジーオーシャンから発売されている専用ロッド「オーシャンスピア」シリーズがおすすめです。

一般的なイカメタルロッドより短く硬めに設計されており、速いテンポのジャークと瞬間的なステイができるようになっています。

短さと軽さに加え、金属製の穂先を採用しているので感度も抜群です。

リール

ダイワ スパルタンIC 150H

自重:220g
ギア比:6.3
最大ドラグ力:5kg
巻き取り長さ:70cm
糸巻き量:PE2号-200m
ベアリング:4/1

リールは小型のカウンター付きベイトリールを選びましょう。

ジャーク時に巻き上げ過ぎて仕掛けがレンジから外れるのを防げる、ローギアかノーマルギアモデルがおすすめです。

ライン

ダイワ UVF エメラルダスDURAセンサー×8 LD +Si2 200m 0.6号

PEラインの0.5〜0.8号を200m以上巻いておきましょう。

リーダーは3〜4号(12〜16lb)のフロロカーボンラインを1〜2ヒロ(約1.5〜3m)接続します。

メタルティップランの仕掛け

メタルティップランの画像

メタルティップランの仕掛けは、ドロッパーに浮スッテとエギを両方付ける2段ドロッパー仕様が推奨されています。

浮スッテとエギを同時に使うことで、さまざまな状況に対応できることがメリット。

クレイジーオーシャンから活性別に最適化された仕掛けが発売されていますが、一般的なイカメタル仕掛けでも代用は可能です。

ただし、遊漁船によっては2段仕掛けが禁止されているところもあるので注意してください。

レギュラーテンション

クレイジーオーシャン COイカメタル仕掛 レギュラーテンション2段 MT-RE2

全長:170cm

クレイジーオーシャン COイカメタル仕掛 レギュラーテンション1段 MT-RE1

全長:120cm

その日の活性を探るのに有効な、バランス重視のオールラウンドな仕掛けです。

このレギュラーテンションを基準に、ハイテンション・ローテンションを使い分けます。

ハイテンション

クレイジーオーシャン COイカメタル仕掛 ハイテンション2段 MT-HI2

全長:170cm

クレイジーオーシャン COイカメタル仕掛 ハイテンション1段 MT-HI1

全長:120cm

エダスが短く設計されており、アクションと感度を重視した仕掛けです。

上針に多く掛かる状況やダブルで釣れてくる高活性時は、ハイテンション仕掛けがおすすめ。潮流が緩い場合にも適します。

ローテンション

クレイジーオーシャン COイカメタル仕掛 ローテンション2段 MT-LO2

全長:170cm

クレイジーオーシャン COイカメタル仕掛 ローテンション1段 MT-LO1

全長:125cm

エダスが長く設計されており、エギやスッテの姿勢を安定させやすい仕掛けです。

そのため、イカの反応が悪い時や潮流が速い状況、うねりがある場合などに適します。

メタルティップランのアクション

メタルティップランの基本アクションは、ジャーク&ステイです。

4〜8回程度ジャークをいれてから、きっちり竿先を止めて5秒程度ステイします。

これをアタリがあるまで繰り返してボトムから表層まで探り、ヒットレンジが判ってきたら誘う幅を狭めていきます。

アタリがあっても乗らない場合は、その場でシェイクすると再度ヒットすることが多いため、掛け損ねてもすぐに回収せずに誘ってください。

メタルティップランのメリット&デメリット

メタルティップランの画像

実際にチャレンジしてみて体感した、メタルティップランのメリットとデメリットを紹介します。

従来のイカメタルといくつか異なる点がありました。

スピーディーに探れて高活性時に強い

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ジャークとステイを素早いテンポで繰り返すため、幅広い層を効率よく探れます。

そのため、イカは釣れるもののヒットレンジがなかなか定まらない時に威力を発揮すると感じました。

また、掛け合わせるスタイルなので小さなアタリもどんどんヒットに持ち込め、高活性時に数を伸ばしやすいこともメリットだと思います。

重いスッテも使いやすい

メタルティップランの画像

専用ロッドは普通のイカメタルロッドより硬く、あまり曲がらない設計になっています。

15号のスッテでも30号のスッテでもロッドの曲がりがあまり変わらないため、鉛スッテの重量による操作感の変化が少ないです。

一般的なイカメタルロッドのように、柔らかいロッドに重いスッテを付けると穂先が入り過ぎ、アタリが判りにくくなってしまうこともありません。

荒れた状況では不利か?

メタルティップランの画像

専用ロッドはティップのブレの収束が速く、すぐにステイの状態を作れますが、ロングステイ時は竿が短い分だけ波の影響を強く受けます。

そのため、ウネリがある状況下で、なおかつロングステイが効く時には適していないように感じました。

荒れている時は、エダスが長いローテンション仕掛けに変更するか、それでも厳しければオモリグに切り替える方が良いと思います。

逆に、ベタ凪の時はジャーク後のステイが作りやすく、アタリも取りやすいのでかなり有効です。

メタルティップランをお試しあれ!

メタルティップランの画像

積極的に誘って掛ける釣りが好きな人はかなりハマる釣り方だと思います。

また、従来のオバマリグや性格が対照的なオモリグと使い分けることで、好釣果にも繋がるはず。

イカメタルファンの方は、ぜひお試しください!

画像提供:tsuki

筆者の紹介

tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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