目次
ジグヘッドワッキーについて

ダウンショットリグやネコリグに並び、良く釣れるリグの一つとして、初心者〜トーナメンターまで、幅広い層のアングラーに親しまれています。
ジグヘッドの重さ
ジグヘッドの重さは0.9g〜1.8gが基本。(よく使われる3インチ〜5インチ程度のストレートワームでの基準)1.3gを基準に、水深が浅かったり魚が浮いている場合は0.9g。
逆に、水深が深かったり広範囲をスピーディーにチェックしたい時は1.8gにします。
ジグヘッドワッキーのメリット
フォールでの誘いに長けている

ジグヘッドワッキーはフォールのアクションが優れていています。
具体的にはシンカーを支点として、ボディの前後をくねくねと震わせながら落ちていきます。
ワームボディ全体が抵抗を受けながらフォールするため、同じウェイトのネコリグ などと比べるとフォールスピードは遅め。
ただ、フォールスピードが遅め=遅い釣りではなく、フォールのみを使うことで杭・垂直岩盤・橋脚など縦のストラクチャーを効率的に探ることができるリグです。
・岩盤エリアにキャスト
・ラインスラックを出してフォール
・ラインでアタリを確認
・連続でキャスト
といった具合にサーチしていくと、かなり広範囲を「縦の釣り」でローラー作戦のようにチェックしていくことが可能。
また、フォールのみでなく、ボトム放置からの「ピッ!」と早く動かすクイックアクションで、リアクションを狙ったりもできます。
水押しが強く・アピール力が高い

ワームボディ全体が水の抵抗を受けることで、強い水押しを生み出します。
その水押し(ブレーキ)を使って、移動距離を抑えた誘い(中層を泳がせるミドスト等)も可能。
また、ロッドでシェイクするとワームを基点としてシンカーが上下に素早く動きます。
つまり、ワームの上下を交互にバスに見せられるということであり、上下ツートーンカラーのストレートワームを使えば、チラチラとした明滅効果で食わせることも。
総じて言えば、ライトリグの中では、非常に高いアピール力であり、それを任意のレンジで操れるリグだと言えます。
リグるのが簡単

基本的にはストレートワームとジグヘッドがあればOK。ジグヘッドをワームに刺すだけで完成するので簡単です。
コツはフックをセットするときに、前後の重量バランスがうまくとれる場所にフックを刺すことが大切です。これをきちんと心がけることでフォール姿勢に差が出ます。スイムチェックしてしっかり確認しましょう。
ジグヘッドワッキーの弱点
バレやすい
シンカーとフックが一体化しているため、バスが首を振るとブンブンとシンカーが揺れることで、ややフックアウトしやすい印象があります。根掛かりしやすい
フックポイントがむき出しのため、根掛かりはしやすい傾向にあります。あまりに多発する場合はワイヤーガード付きのフックを使用しましょう。一方でフッキングは良いという事でもあります。ワームを無くしやすい
厚みのないストレートワームにフックをチョン掛けしているため、キャストやファイト時にワームを無くしてしまうことが多いです。個人的には後述する「ワッキーストッパー」や「ワームチューブ」などをかましてワームのロスト率を下げています。
ふわっとした動きは出せない
シンカーとルアーが直結しているので、ノーシンカーのような「ふわっ」とした動きは出せません。ジグヘッドワッキーの出しどころ(ネコリグとの使い分け)

似たような(ワームの胴体にフックを指す)リグに、ネゴリグがあります。
ネコリグはワームの頭に重心がある(ネイルシンカーが入っている)為、フォール速度が速いです。
なので、ゆっくりとしたフォール主体で誘いたい時、中層をネチネチ誘いたい時、ふわふわと落ちてくる物に好反応を示す時期(縦ストに居着きやすい夏など)はジグヘッドワッキー。
ボトムやカバー周りを攻めたいときはネコリグといった使い分けをしています。
ジグヘッドワッキーおすすめアイテム
ワーム



ikahime
一応おすすめをご紹介しましたが、ストレートワームだったらほぼなんでも合いますね。塩分含有が多いワームがより存在感のある動きをするのでおすすめです。
フック
フックは、ザップのインチワッキー アイガードが定番品だけあって良くできています。ワームのホールド力とフックアップ率を両立したゲイプの形状が絶妙ですね。やや単価が高いのが弱点ですが、私のタックルボックスにいつも入っている道具の一つです。
またはJackson(ジャクソン) エグジグワッキーヘッドもおすすめです。スイム姿勢、カバー抜けの良さ、刺さりと全てにおいてバランスに優れたフックです。
ワッキーストッパー&ワームチューブ

ワームチューブやワッキーストッパーといった補助アイテムを使います。バスを釣ったときにワームをロストするのを防げます。
お財布にも優しいですし、環境負荷も減るので一石二鳥ですね。
ikahime
さらに副産物としてワームとジグヘッドの角度が垂直に固定されるので、アクションも良くなります。
適材適所なジグヘッドワッキーで釣果UPを目指そう

以上、ジグヘッドワッキーの基礎とおすすめアイテムなどでした。万能ではないですが、多くの釣果をもたらしてくれるリグです。
ダウンショット、ネコリグなどと上手に使い分けて釣果を伸ばせると良いですね。
最初は難しいですが、いずれかのリグを使い込むことで使い分けポイントが見えてきますよ。
ライタープロフィール

「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。
アングラー取材の動画をブログ記事でもご紹介。
取材を始めた理由などを語りました👌
取材させていただけるアングラーさん「ゆる募」しています〜😆
相模湖 アングラー取材 自作ロッド&フルカスタムリールで巻き物を楽しむアングラー https://t.co/fmRNVzyXYR @@ikahime_netより
— ikahime (@ikahime_net) November 10, 2020
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