足柄キャスティングエリアに行ってみた
寒くなってきて、そろそろ気になってくるのがエリアトラウトの釣り。今年の初管釣りは、神奈川県南足柄市に位置する「足柄キャスティングエリア」に行って来ました。
別名は「狩川渓谷ます釣り場」。狩川の渓流に隣接するため水質はクリア。ポンドタイプとストリーム(渓流)タイプ、そして餌釣りエリアの3種類の釣り場が楽しめます。
足柄キャスティングエリアの基本情報
営業期間 | 通年 |
---|---|
定休日 | 水曜日 |
営業時間 | 夏季(4月〜10月) 7:00-18:00 冬季(11月〜3月) 7:00-18:00 |
釣り方 | ポンド:ルアーのみ 渓流(ストリーム):フライ、テンカラ、エサ釣り |
釣り場形態 | ポンド、渓流(ストリーム) |
アクセスは車の場合ですと、東名高速道路「大井松田IC」を降りて下道を20分ほど。都心からのアクセスも良好ですね。
令和元年台風被害から復活
令和元年東日本台風(台風19号)で被害を受けてしばらく営業停止しておりましたが、今年の6月に営業を再開されたそうです。
足柄キャスティングエリア施設情報
駐車場
駐車場はレストハウス前とポンド脇2箇所で広々。30台ぐらいは余裕をもって駐車できそうです。
また、駐車場に至るまでの道路は未舗装路ではありますが、しっかりと整備されており、車高の低いスポーツカーでも車体を擦ることがありませんでした。
レストハウス(受付)
受付です。到着したら受付が左手にあります。まずは駐車場に車を駐め、受付を済ませてしまいましょう。カップラーメンなどの軽食販売もありました。
ポンド
今回釣りをしたポンドタイプの釣り場です。こちらはルアー専用池です。
足元はコンクリートで綺麗に護岸されているため、快適に釣りをすることができました。赤いポールと黄色いポールが設置されており、赤いポールが一人分の釣り座を表しています。
また、ソーシャルディスタンスを考慮し、最大収容人数は40名程度としているそうです。(2020年11月現在)
渓流(ネイティブエリア)
渓流は「ネイティブエリア」と呼ばれ、ルアー・フライ・テンカラ釣りをする事ができます。放流は1週間に1度、行っているそうです。
管理された釣り場ではありますが、狩川の渓流ほぼそのままといった風情で、ゴロゴロとした大岩が入っています。
ネイティブエリアで釣りがしたい場合には、ウェーダーの着用が必要です。
自然の渓流を「ほぼそのまま生かした」ような、ストリームタイプの管理釣り場は初めてかもしれません。
ちなみに、ネイティブエリアとポンドでの釣りは、料金体系が分かれる仕組みです。ご注意ください。
エサ釣りエリア
渓流を段々に仕切ったエサ釣りエリアです。管理棟の真裏に位置します。足場が非常に良く、女性や子供でも安心して釣りをすることができます。ファミリーやレジャーフィッシングにおすすめ。
捌き場
釣ったマスを捌くための捌き場が用意されていました。せっかくなので、数匹持ち帰ることにしました。
足柄キャスティングエリアの魅力
赤身の「頂鱒」
☝︎食味を追求したブランドニジマス「頂鱒」(読み:イタダキマス)が定期的に放流されているのが足柄キャスティングエリアの魅力です。その最大の特徴は「赤身」であること。
通常の管理釣り場で釣れる小型のニジマスは通常「白身」でして、50cm以上の個体ですと赤身の個体も存在します。しかし頂鱒は20〜30cmの小型な個体も、綺麗な赤身をしています。
養殖しているのは栃木県日光市の神山水産さん。「頂鱒の放流をしたらHPで通知している」ということでした。放流が入ったらぜひ楽しみたいですね。
ちなみに自社にも養魚場がありまして、そちらで育てているニジマスも大型の個体に関しては赤身だそうです。また、自社で育てて放流しているニッコウイワナも餌の関係で珍しい赤身となっています。
魚のコンディション抜群
とにかく魚のコンディションが抜群なのが、足柄キャスティングエリアの美点でした。朝7時から5時間ほど釣りを楽しんだのですが、通常、釣れ渋ってくる時間帯に突入しても釣れ続いてくれて非常に楽しめましたね。
さらに、ポンド内の魚の濃さも特筆点です。初心者でも安心して訪れることができますよ。
ハードルアーへの反応が良い
ミノー系、クランク系などのハードルアーに対して反応が良いのも嬉しいですね。魚のコンディションが良いことが伝わってきます。写真は、ザッガー50F(ハンクル)での釣果です。
HMKL ハンクル ZAGGER 50 F1
レギュレーションが寛大
フロントフック仕様のマイクロスプーンや、スティック系、フェザー系ルアーなどが使用可能なのも嬉しいですね。スプーンの巻きの釣りがマンネリ化してきたタイミングで楽しむことが可能でした。使用禁止のエリアもある中で、これは嬉しいです。
写真は、ザクトクラフトのセニョールトルネードでの釣果です。
セニョールトルネード ザクトクラフト
両サイドからの放流
放流は、この日は午前10時頃実施されました。ポンドの短辺、両サイドからの放流となりますので公平性がありますね。今回の釣り座は端っこではなかったのですが、しっかりと放流の恩恵を受けることができました。
コンディション抜群のマスたちが待っている
以上、足柄キャスティングエリアの訪問レポートでした。風光明媚な足柄の自然と、元気の良いマスたちが楽しませてくれます。
ポンドタイプももちろんですが、ネイティブエリアの釣りも次回は楽しんでみたいと感じました。ここでしか味わえない釣りを楽しむことができるフィールドです。
高速でのアクセスも良く、関東圏にお住まいの場合にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
ライタープロフィール
ikahime
「バス釣り情報発信サイトikahime(イカヒメ)」を運営するikahimeです。ザ・アマチュアアングラー目線で、釣行記や製品レビュー等を書いています。リールカスタム、レンタルボートが大好き。バスはあまり釣れない、いわゆる「道具バサー」。
復刻されたT.Dハイパークランクを投げてみました?
モグリなのでオリジナルは使ったことが無いですが…
ギュンと潜って、タフなチタンリップも良い感じ‼️
[復刻]DAIWA T.D.ハイパークランク1066Ti インプレ。そそるチタンリップ。 https://t.co/XtDlno2rLx @@ikahime_netより
— ikahime (@ikahime_net) April 16, 2020
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