バリキシャッドの特徴
バリキシャッドとはガンクラフトより発売されているシャッドテールワームです。馬力のある泳ぎからその名がつけられたとのこと。アピール力が高いにも関わらず、食わせる力も持っているルアーです。
サイズは3.8・4.8・5.8・6.8インチの4サイズを展開しています。
特徴1:リブのない柔らかくナチュラルなボディ
バリキシャッドにはリブが掘られていません。ツルッとしたワーム表面担っています。ボディ自体のマテリアルは柔らかく、生命感のあるライブリーなアクションを演出する事ができます。
特徴2:ネイルシンカーとラトルが挿入可能なホール
テール上部にはネイルシンカーやラトルを挿入可能なポケットが設置されています。これによって、状況に応じた調整が可能になります。
特徴3:パワフルな水押しを実現するテール
テールの中心は分厚くなっているので、このテールを軸に強い水押しが発生します。名前の通り馬力のあるテールアクションがこのソフトベイトの最も大きな特徴でしょう
バリキシャッドを使ってみた
パッケージから出して触ってみた感触……それは想像以上の柔らかさ。
リブのないツルッとしたボディで、勝手に「硬そうだな…」と感じていましたが、実際は水に機敏に反応しそうなモチモチマテリアル。
真っ直ぐ泳がすためには、フックセッティングが大事であるシャッドテール。ボディに入ったスリットを目安に、誰でも綺麗にセットできるのが好印象です。
ノーシンカーリグ
まずは王道・ノーシンカーリグで試してみます。頭を振りながら泳ぐウォブリングアクションで、テールはブリブリのアピール系。
ボディのロールは控え目ですが、見た目以上に水を押しています。魚を寄せる力は十二分にあるようです。
スピードによっては頭を振らなくなります。
ちなみにネイルシンカーを埋め込むと、テールの動きがさらに大きくなりました。よりアピール力を上げたい時には有効でしょう。
デメリットとしてはスロースピードへの反応が悪くなるので、ハイスピードの時に使いたいチューンです。
テキサスリグ
バレットシンカーを使ったテキサスリグ。ノーシンカーより深いレンジを探ったり、スピードをあげた釣りに向いています。
ノーシンカーと変わりなく、パワーのあるテールが水を押してアピールしてくれます。
巻きだけでなく、ボトムで使ってもいい感じ。倒れこみアクションもラグがあって釣れそうです。
巻きには軽めのシンカーが良さそう。主観としては5〜10gくらいが使いやすいと感じます。
スコーンリグ(スイムジグ)
シャッドテールワームの強力な使い方の1つにスコーンリグのトレーラーというものがありますね。
筆者は全てのルアーの中で、トップクラスにスコーンリグが好き。ということで5gのラバージグに装着して巻いてみました。
水の抵抗に機敏に反応してくれます。スコーンリグとの相性は抜群のようです。個人的にはバリキシャッドで最も使いどころの多いリグかと思います。
バリキシャッドのラインナップ
バリキシャッドには大から小までサイズが広く展開されています。ベイトフィッシュのサイズや、アピール力によって使い分けると良いでしょう。
バリキシャッド6.8インチ
シリーズ最大サイズ。スイムベイトのようなアピール力を持っています。
推薦オフセットフックサイズ #8/0~#10/0
ガンクラフト バリキシャッド 6.8inch
バリキシャッド5.8インチ
ボリュームのあるサイズ。ビッグレイクで活躍しそうなサイズです。
推薦オフセットフックサイズ #5/0
ガンクラフト バリキシャッド 5.8インチ
バリキシャッド4.8インチ
全国で活躍しそうなシャッドテールワームの定番サイズ。
推薦オフセットフックサイズ #5/0
ガンクラフト バリキシャッド 4.8インチ
バリキシャッド3.8インチ
シリーズ最小サイズ。ベイトフィッシュが小さい時に効きそうです。推薦オフセットフックサイズ #2/0
ガンクラフト バリキシャッド 3.8inch
バリキシャッドはシャッドテールワームの新定番!?
パワーのあるテールの水押し、それでいて水を掴みすぎないボディ。バリキシャッドは、しっかりと個性をもったシャッドテールワームであると感じさせてくれました。
ライタープロフィール
ビックリマン高田
海外釣行ツアーChillTrip所属のプロガイドであり、Transcendenceのロッドデザイナー。国内の釣行はバスがメインですが、GTから近所の小魚まで淡水海水問わずになんでも釣ります。琵琶湖のモンスターバスフィッシングが得意分野です。年間釣行日数は300日。
Always had high hopes.
I wanted Monsters,I want Monsters…
Put my past Trophy’s .I vie for new Trophy’s.2019:5100g
2020:5110g
2008:4800g
2019:4600g#sences#transcendencejp pic.twitter.com/DbNIWc6LNH— ビックリマン高田雄介 (@bikkurimantkd) April 7, 2020