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【堤防のタコ釣り】タコジグの仕掛け・タックル・釣り方を詳しく解説!

堤防で簡単にタコを釣れるとあって人気のタコジグ。しかし、釣り方がよく分からないという方も多いのではないでしょうか?タコジグの仕掛けや時期、釣り方、コツをタコ釣りファンが解説します。

目次

アイキャッチ画像提供:FISHING GANG YOSHIKI

夏はタコだ!

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フィッシングギャングのYOSHIKIです! これからの夏の時期に激アツな釣りがあります。

それが……タコ釣り!!

タコ釣りにもいろいろな種類があるのですが、今回は堤防からのタコジグを紹介したいと思います。

タコジグのシーズン・時間帯

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例年、タコが堤防の岸壁に近づいてくるのは6月過ぎ。梅雨が明けると本格的に活性が上がってきます!

タコは海底に潜んでいるイメージが強いかもしれませんが、実は岸壁にも沢山ついていて、水面近くにいることもあるんです。

僕の地元である関西を例にすると、沖堤防の岸壁には6月前後、岸の岸壁には7月前後からタコが付き始めます。シーズン序盤は沖堤防から攻めるのがおすすめです。

ほとんど時間帯に関係なく釣れますが、大雨の後などの水潮がキツい時はタコの活性が下がりがちです。なので、大雨や台風直後を外して釣行するのがおすすめですよ!

タコジグのポイント

狙うポイントは堤防の際です! と言いましても、堤防って広いですよね……。

一見どこも同じに見える堤防ですが、良く見てみると「継ぎ目」が必ず存在しています。タコジグで一番に狙うべきは、この堤防の継ぎ目です。

変化の少ない堤防では継ぎ目にタコが集中します。それ以外の場所にもタコはいますが、長い堤防の場合は、効率を考えて継ぎ目だけを釣り歩くのも有効です。

他にも、ちょっとキャストして防波堤の基礎石まわりを狙う釣り方もありますが、根掛りがかなり多くなってしまうのでまずは堤防の壁を攻めてみましょう!

タコジグのタックル・仕掛け

タックル

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▼ ロッド

タコ専用ロッドがおすすめです。雷魚ロッドやジギングロッドでも代用できますが、破損するリスクを考えると安いタコ専用ロッドを買うのがいいと思います。

▼ リール

巻き上げ力の強いベイトリール(両軸リール)を使います。負荷が大きくてリールへのダメージも大きいので、高価なものはあまりおすすめしません。

▼ ライン

PEライン4号がおすすめで、ショックリーダーは不要です。8〜10号を使う方も多いですが、4号もあれば十分だと思います。

仕掛け

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仕掛け(ルアー)はタコジグを用います。同じタコ釣りでも、タコエギやタコテンヤは適さないので間違わないようにしましょう。

タコジグには単体と連結タイプがありますが、岸壁に引っ掛かりにくい単体タイプがおすすめです。色は、ピンクや赤、オレンジなどの派手なものが好まれます。

▼おすすめのタコジグです

ハヤブサ 堤防タコジグ ラバだま ステンレスフック

タコジグの釣り方

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ここからは、タコジグを使ったタコの釣り方を解説します。

と言っても、堤防の継ぎ目にタコジグを落とすだけなので難しいテクニックなどは必要ありませんよ!

タコジグを落とし込む

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上の写真のように、堤防の継ぎ目際にタコジグを落としていきます。

コツは、ただ単に落とす(フリーフォール)のではなく、指でテンションをかけながらゆっくりと落としましょう。この時にロッドを上下させてタコジグをプラプラさせるとさらにGOOD!

落とすスピードはその日によって速い方がいいのか、ゆっくりな方がいいのか分かれるので色々試してください。

ちなみに、タコジグを落としてから引き上げながら釣るのはおすすめしません。なぜかというと、タコは落ちるものに反応が良く、鈎の向き的に根掛りが増えるからです。

糸が止まったら大きくアワセる

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タコジグを落として行くと、まだ着底していないのに糸が止まることがあります。(落ちるはずのタコジグが落ちていかなくなる)

これが、タコのアタリです!

糸が止まったら、リールのクラッチを繋いで軽ーく引っ張ってみて、重みを感じればアワセましょう。

アワセ方のコツは、スパッとシャープにアワセるのではなく、ロッドにタコの重さを乗せて大きなストロークでグーッとアワセること。タコを岸壁から引き剥がすようなイメージです!

▼動画もご覧ください

タコジグでたくさん釣るコツ

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タコジグでタコをたくさん釣るための、YOSHIKI流のコツを紹介したいと思います!

どんどん移動する

タコ釣りは1箇所で粘っていてもダメです。どんどん移動して数を打ちましょう!

僕は1回落として反応がなかったら、次の場所へ移動します。岸でも沖堤防でも、歩いて移動した分だけ釣果が伸びますよ!

溜まってる場所を見つける

どんどん移動すると紹介しましたが、歩いて移動していく中で「タコが溜まってるポイント」を探すことを忘れてはいけません。

1匹釣ったポイントには他のタコがいることも多いので、釣れたポイントはさらにしっかりと攻め直しましょう。

僕の経験では、同じポイントから5杯連続で釣り上げたことがありますよ!

タコの持ち帰り方

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タコのキープ方法や持ち帰り方で悩む方も多いと思うので、YOSHIKI流の持ち帰り方を公開します!

バケツを持って釣り歩く

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釣り中の持ち運びにおすすめなのは、水汲みバケツです。

バケツを持ちながら釣り歩き、タコが釣れたら生きている状態でどんどん投入していきます。

タコはすぐに脱走しようとするので、必ずチャック付きのバケツを使ってくださいね!

数が溜まったらクーラーボックスに

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ある程度タコがバケツに溜まったら、洗濯用のネットに入れてからクーラーボックスに移します。

なぜ洗濯用ネットに入れるかというと、タコはよく動くのでクーラーボックス内の飲み物や食べ物がベトベトになってしまうから。

そうならないように洗濯用ネットが必須ですよ!

金ザルでヌメリ取り

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タコを調理する中で、一番めんどくさい工程がヌメリ取りですよね。

一般的には塩揉みが知られていますが、塩揉みはタコ自体を硬く、塩辛くしてしまうので、僕は金ザルを使っています。

金ザルの中でタコをかき回せばヌメリが綺麗に取れますよ。この時、金ザルで手を怪我しないように軍手を着けておくことをおすすめします!

タコ釣り最高!

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タコジグは誰でも簡単にタコを釣れるメソッドなので、夏には釣って楽しい、食べて美味しいタコをぜひ狙ってみてくださいね。

刺身はもちろん、唐揚げやタコ飯など、釣行後の食も存分に楽しめますよ!

今回もご愛読いただきましてありがとうございました!

画像提供:FISHING GANG YOSHIKI

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FISHING GANG YOSHIKI

YouTubeの「FISHING GANG」チャンネルにて“釣りをかっこよく”をモットーに活動しているYOSHIKIです!

関西を中心にルアーフィッシングに没頭中の21歳で、週末は9割は海にいます。釣りの楽しさをもっと多くの方に伝えれるように頑張ります!

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