【保冷力を検証】シマノ「スペーザライト350」を元釣具屋がレビュー

2020/06/27 更新

スペーザライト350はシマノが発売するクーラーボックスです。そんなスペーザライト350の保冷力検証実験を行い、使ってみて良かったところ・悪かったところを本音でレビューします!


アイキャッチ画像提供:tsuki

人気のクーラー「スペーザライト350」

スペーザライトの画像
スペーザライト350はシマノから発売されているロングセラーの大型クーラーボックスです。

数あるクーラーボックスの中でもよく売れており、とっても使い勝手が良いので筆者も長年愛用しています。

本記事ではスペーザライト350の使用感を紹介していきますので、クーラー選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

スペーザライト350のスペック

内容量(L)重量(kg)内寸(幅×長さ×高さmm)外寸(幅×長さ×高さmm)定価(円)
356.1260×600×230347×766×32020,500
 

定価は20,500円ですが店頭価格は15,000円前後のことが多く、大型クーラーの割に比較的リーズナブルなのも魅力。

断熱材は全面発泡ポリスチレンで、真空パネルのものと比べると保冷力は劣りますが、その分軽くできています。

保冷力を検証してみた

スペーザライト350の画像
保冷力を確認するため、実際に氷と飲み物を入れて検証してみました。

検証方法:一定の時間毎に氷の残量をチェック。魚に見立てた2Lペットボトル(中身は水)を入れて冷え具合も確認。

氷の量:コンビニで販売されている板氷(約1.7kg)を使用。

当日の天候は晴れ。最高気温31度、最低気温19度の屋外にて検証しました。

3時間後

スペーザライト350の画像
氷は少し溶け出していますが、大きさはほとんど変わらない状態です。

ペットボトルは氷と触れている面は冷たいですが、全体的には常温と変わらないレベルで、板氷1枚だと冷えが弱い印象です。

6時間後

スペーザライト350の画像
氷の角に丸みが出てきてさらに溶けた様子ですが、まだ保冷力は発揮できるサイズです。

ペットボトルの水は表面が少し冷えてきました。

9時間後

スペーザライト350の画像
日中の暑い時間も重なって氷はだいぶ溶け出し、開始時の半分くらいのサイズになりました。

ペットボトルの冷え具合は、6時間後の状態と同じでほんのり冷たい程度です。

15時間後

スペーザライト350の画像
検証開始15時間後には、氷が溶けきっている様子を確認。

溶けた水は冷たい状態でしたが、ペットボトルの水は十分に冷えているとはいえない状態でした。

まとめ

結果、9時間までは氷が残って保冷力を保てているのが確認できました。

外に置きっ放しの状態は地熱を吸収しやすく、通常の使用時よりも温まりやすいことが想定されるため、1日釣行では十分なレベルの保冷力を持っているといえるでしょう。

ただ、クーラーが大きかったせいかクーラー内の温度は高めで、ペットボトルの冷えが弱かったため、使用時には板氷を2枚入れたほうが安心です。

これよりも気温が高い日や長時間の釣行が想定される時は、氷の量をさらに増やすか、断熱材のグレードが高いモデルを選ぶことをおすすめします。

中型青物・タチウオに最適な内容量

スペーザライト350の画像
スペーザライト350の内容量は35L、内寸の最長辺は60cmなのである程度大きな魚でも折り曲げずに収納ができます。

実際に魚を入れたサイズ感を紹介しますので、参考にしてください。

青物

スペーザライト350の画像
全長80cm以上のブリは少し窮屈で、尻尾を落として斜めに入れて収まるサイズ感です。

50cm程度のハマチ(イナダ)は5〜6匹ほど収納可能でした。

中型青物には丁度よいですが、ブリと氷を入れるとかなり窮屈になると思います。

タチウオ

スペーザライト350の画像
スペーザライトの横長ボディは細長いタチウオに最適です。指3〜4本程度のサイズなら20本以上は余裕を持って収納できます。

尻尾の部分は少し曲げて入れる必要がありますが、胴体はほとんと折り曲げずに収納できるので捌きやすい状態で持ち帰れます。


スペーザライト350の良いところ&イマイチなところ

スペーザライト350の画像
筆者がスペーザライト350を使用していて「便利だな」と感じた点や、「イマイチだな」と思った部分を正直に紹介します!

◯ラックトップレバーで開閉が楽チン

スペーザライト350の画像
ラックトップレバーは左右どちらからでもワンタッチでフタを開け閉めできる機能です。

開け閉めがスピーディになるので、クーラー内の冷気が逃げるのを防ぎ、温度の上昇を最小限に抑えることができます。

フタを簡単に取り外せるので、洗浄するときも隅々まで丁寧に洗えますよ。

◯ワンアクション水栓が超便利

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水栓はネジ式ではなく、ワンアクションで開けられる構造なのでとても便利です。

手を濡らさずにスムーズに水抜きができます。

◯船の上でも滑らない

スペーザライト350の画像
底面には滑りにくいラバー製のグリップが装着されています。そのため、船が揺れてもクーラーが滑りません。

クーラーが滑るとぶつけて破損することもあるので、船釣りをする方にとっては大事な機能です。

◯堅牢設計で座っても大丈夫

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大人が腰掛けてもフタやボディが歪まない頑丈な設計です。

筆者(体重68kg)が腰掛けても全く問題ありませんでした。

×重ためで持ち運びには不便

スペーザライト350の画像
断熱材は発泡ポリエチレンで“大きさの割に”軽量設計ではありますが、クーラー自体のサイズが大きくて自重は6.1kgあるため、軽いとは言えません。

空の状態で持っても重たく感じますので、氷や魚を入れての持ち運びはさらに不便で、長距離を移動するのには不向きです。

移動が多い方はキャスター付きモデルを選びましょう。

便利な関連アイテム

スペーザライト350の画像
筆者が実際に使って良かった、便利なアイテムを紹介します!

SPA-ZA トレー CS-835M

スペーザライト350の画像
スペーザにぴったりサイズのトレーです。

お弁当や飲み物、小物などを入れるのにとっても便利で、食品が水浸しになることもなくなります。

また、トレーに水を入れて冷凍庫で凍らせば、クーラーにジャストサイズの氷も作れますよ。

ITEM
シマノ スペーザ トレー 35L用 CS-835M

冷えキントレー

スペーザライト350の画像
イカを直接氷に当てず、効率よく冷やすためのステンレス製トレーです。

排水構造を備えているのでイカを汚さずに保管できます。イカメタルなどに行って、綺麗にイカを持ち帰りたい方におすすめです。

ITEM
シマノ 冷えキントレー 3枚セット AC−C82R

船釣り・中型青物におすすめ!

スペーザライト350の画像
スペーザライト350は船釣りや海上釣り堀にちょうど良いサイズ感で、リーズナブルながら1日の釣行では十分な保冷力も備えています。

それでいて多機能なので、使ってみると“よく売れている理由”がよく分かりました。

少しゆとりがある大きめのクーラーが欲しい方にはおすすめですので、ぜひ検討してみてくださいね!
画像提供:tsuki
▼通常モデル

ITEM
シマノ スペーザライト LC−035M
容量(L):35
重量(kg):6.1
内寸法(中央値/mm):260×600×230
外寸法(中央値/mm):347×766×320


▼キャスター付きモデル

ITEM
シマノ スペーザ ライト 350 キャスター付 LC−135M
自重:6.5kg
容量:35L
内部寸法1:260×600×230mm(中央値)
外部寸法1:347×794×320mm(中央値)

筆者の紹介

tsuki

関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪

釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。

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