フロートリグとは

フロートとはウキ(浮力体)の事で、メインライン(道糸)に自重のあるフロートをセットする事により、軽量リグを遠投する事が可能になります。
同様の仕掛けが餌釣りの世界でもありますが、餌釣りは「飛ばしウキ」と呼ばれます。
どんなシーンで使われる?
ゴロタ浜やサーフでは、アジが回遊しているルートや回遊しそうな潮目までキャストしても届かないことがしばしばあります。このような時、フロートと同じように遠投性能が高いキャロライナリグを使う手もあるのですが、キャロライナリグの場合、スローに表層付近を探れないため、なかなかバイトを出せないことも。
このような時、表層付近からボトムまでスローに誘うことができるフロートリグが活躍するのです。
フロートリグの種類
フロートリグには、2つの種類があり、それぞれ、リグの組みやすさなどが異なります。以下の内容を参考にどちらのフロートリグを使用するか検討してみてください。中通しフロートリグ

ショックリーダーの先端にサルカンを装着し、再度ショックリーダーを結びつけ、ジグヘッド+ワームを末端に結びつけるリグのことです。
レンジや操作感を変える時は、ティップリーダーとなる部分のショックリーダーの長さを変えるだけで良いので、リグ変更の手間が少ないことが特徴です。
3点フロートリグ

先ほどの中通しフロートリグとは異なり、スイベルやしもり玉を必要としない分、リグ作成の手間が少ないことが特徴です。
ただし。レンジや操作感を大きく変える時は、リグを再度組み直さなければならないデメリットもあります。
フロートリグ専用飛ばしウキ5選
フロートリグで使う飛ばしウキには、様々な専用製品が販売されています。装着方法や方に試行錯誤した製品が多く、使い勝手、釣果が変わってきますので、まずは以下のような製品を選ぶようにしてみてください。
▼ アルカジックジャパン ぶっ飛びロッカーⅡ タイプF L
アルカジックジャパンより発売されているフロートリグ。多彩なウェイトバリエーションと、水中の安定性と飛行姿勢を追求したこだわりのボディ形状となってます。これ無いと攻めれない場所がある。飛ばして流して巻く!メバル数十匹はゲットしてます!
出典: Amazon
▼ ティクト Mフロート
ライトゲームの代名詞、ティクトから発売されているMフロート。「ミサイルのように飛ぶ」というコンセプトを踏まえた飛行姿勢と空気抵抗の少ないをボディシェイプが魅力です。遠投がかなりできます。 10gとアジング・メバリング用としては重めですがさすがに飛びは中々いいですね。遠方の表層狙いなのでラインはフロロやナイロンではなくPEが絶対です。中通しなので喰いに抵抗は無いようで、アワせが決まった時はなんとも言えない快感ですよ!!
出典: Amazon
▼ シマノ ソアレ アウトシュート
シマノのライトゲームシリーズソアレから発売されているフロートリグ。ラインを切らずにフロートリグを取り付けられる特殊構造になっており気軽がリグ変更ができます。▼ オーシャンルーラー アクティブフロート LC
オーシャンルーラーから発売されているアクティブフロート。ガン玉を組み込むことでフロートのウェイトを変更できるので、変化する天候や魚の回遊ラインに素早くアジャストできます。鳴門のシャローエリアで中にチモトホタルをいれて80センチぐらい下にジグヘッドを付けてリトリーブしたところすぐに当たりがあり楽しみました。他の2人の仲間は磯竿で電気ウキを使っていましたが釣果は5分の1ぐらいでメバリングの方がその場所では効果大でした。
出典: Amazon
▼ アルカジックジャパン シャローフリーク
アルカジックジャパンから発売されているシャローフリーク。リーダー結束時の余りラインに結びつけるフロートリグで、シャローエリアや遠投先の表層攻略にぴったりです。海岸のゴロタ石帯や藻場等のシャローを攻めるには、もってこいのフロートだと思います。8.3ftのロットで、リグをぶっ飛ばして使ってます。
出典: Amazon
フロートリグに向いているロッド
フロートリグは、通常のアジングで使うリグよりも遥かに自重が思いリグです。そのためロッドは、遠投を想定した7~8フィート前後の長さ、パワーは使うフロートの重さにもよりますが、3~10グラム程度のフロートを背負えるパワーのあるロッドがおすすめです。▼ シマノ 19 ソアレ BB S80L-T
シマノから発売されているソアレBBのアジングモデル。ルアーウェイトが0.8〜10グラムと幅広く、ジグ単からライトなフロートリグまで対応することができます。自重:82g
継数:2本
仕舞寸法:124.7cm
ルアー重量:0.8-10g
▼ ダイワ 月下美人 83ML-T
ダイワから発売されているライトゲームロッドの人気シリーズ。8.3フィートという長めのレングスでライトなフロートリグの遠投に向いているロッドです。自重:110g
継数:2本
仕舞寸法:130cm
ルアー重量:3~10g
ナイロンラインlb適合:3-8lb
スペックからもわかりますが重めのルアーを遠投するモデルです。自分は日中にスミスのシラスジグの8.3gを試しに飛ばしてみたところ自分が釣りをしてみた小さめの漁港だと端から端まで届く感じでした。まあまあの飛距離ではないでしょうか?メバル以外のある程度のシーバスなどがかかっても何とかなりそうな張のあるロッドでした。
出典: Amazon
フロートリグを使った釣り方のコツ

リフト&フォール

ロッドワークではなく、リトリーブで巻きと止めを適正な感覚で繰り替えすことによってもこのようなアクションを行うことができます。
シェイクアップ

またリフト&フォールアクションにこのシェイクアクションを組み込み、リフト時に小刻みにジグヘッドを揺らすのも効果的です。
パラシュートモード

フロートリグで沖を狙え

ジグ単、キャロと組み合わせて使うことでよりライトゲームの選択肢は広がります。是非、チェレンジしてみて下さいね!
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