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メバリング

【春から大発生】「夜光虫だらけでメバルが釣れない……」←コレ、すぐに解決します。

海洋性プランクトンが発光する現象『夜光虫』。釣りには悪影響と言われていて、ルアーやラインが夜光虫で光るため釣りづらい……というのが一般的です。今回はそんな状況で、どのようにしてメバルを釣るのがオススメかご紹介していきますね。

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目次

全然釣れない『夜光虫』……でも諦めないで!!

夜光虫
出典:photo ac

発光するプランクトン「夜光虫」は、急激な水温の上昇によって春から夏にかけて大量発生します。

ルアーやラインの動きに夜光虫が反応して光るため、「悪影響」というのが一般的な認識です。

メバリング

たしかに通常よりも釣りづらくなるのは間違いありませんが……要点さえ押さえればちゃんと釣れるんです!

今回はそんな夜光虫が多い状況でのメバリングを解説します。

夜光虫がダメな理由とは

夜光虫のネガティブ要因

  1. ルアーやラインに反応して光るため、メバルに見切られる。(プレッシャーを与える)
  2. メバル自身も光って目立つため、警戒心が高くなっている。
  3. 海中の酸素量が低下するため、活性が低くなる。(もしくは魚がいなくなる)

一般的に、夜光虫によるネガティブな影響は上記の3点ですが、釣り人のみなさんに意識してもらいたいのは①への対策です。

魚がいない時や、酸素量が少ない時はどうしようもありませんが、ルアーやラインが光るという点はちょっとした工夫で解消できます!

『光る』を解消する

光らせない『間』を知る

光らせない『間』を作るリトリーブ

夜光虫は刺激を受けて光るので、夜光虫が光らない速度で巻きましょう。

そのためには、まず「どれぐらいの速度で光るか?」を掴むことが大切です。

なおと

まずは表層系ルアーを使い、「どの速度なら光る、光らない」を目視で確認しましょう!

レンジを入れる

夜光虫が光らないレンジ

夜光虫は大抵表層にいるため、潜るルアーを使って夜光虫のレンジを外すことも有効です。

ちなみに、風が強くなったりすると水中にも拡散されるため、夜光虫の密度が下がって釣りやすくなりますよ。

なおと

風があると難しい面もありますが、夜光虫が多い時は、あえて風を狙って釣行するのもアリです!

「フロロ通し」も効果的

リーダーの使い分け

ラインに反応して光ると言いましたが、一番光るのが“海面に浮いている部分”“リーダーの結束部分”です。

そのため、ナイロン通しやナイロンリーダーは夜光虫を光らせやすくなります。

少なくともリーダーをフロロにするか、より徹底するならフロロ通しがおすすめです。

なおと

フロロ通しはライントラブルが発生しやすいので、柔らかいフロロラインを使いましょう。

それでも釣れなければ……

ルアー付近のラインをチェック!

ラインの癖

気を付けてもらいたいのが、クルクルとコイル状になっているライン

パッケージから出したばかりのリーダーや、リールのスプールに巻き込んでいたリーダーには、巻き癖がついています。

リーダーがコイル状だと海中でのラインの動きが大きくなるので、夜光虫を光らせやすくなってしまうんです。

なおと

しっかりと引っ張って伸ばしておきましょう!

それから、ルアーの結束部分の端糸も、できるだけ短めに。(すっぽ抜けない程度で)

10秒ぐらいのロングステイ

デッドスローで巻いている中に、ストップを入れてみましょう。

この時、ラインは張らずにテンションフリーの状態にしてください。

長い時には、10秒ほど待ってからアタリが出ることも!

なおと

ラインが緩んでいるのでアタリはガツンときませんが、“ファサッ”という感じで伝わります。

止まっているルアーは向こうアワセが効かないので、違和感に注意し、しっかり巻きアワせてください

逆に光らせる

メバリングの釣果

なるべく光らせないのがセオリーですが、逆にあえて光らせるパターンです。

夜光虫を刺激して光らせ、それによってメバルに気づかせ、その後のロングステイで食わせます

夜光虫が光るレンジでワザと、強めのアクションを2〜3回加えます。

難しそうに思ったかもしれませんが、この通り、結局やっていることは普通のトゥイッチ&ロングステイです(笑)

メバリングに効果的なルアー

このメソッドにはスローシンキングのプラグがめっちゃ効きますね!

代表的なのは、リッジSS、ビーグルSS、ライズショットSSなど。

なおと

リップ付きのルアーで夜光虫を強めに刺激し、夜光虫のいないレンジに沈めて食わせる!

って感じです。

夜光虫に強いルアー達

ルアー選びのキモは、ゆっくり引けて、ゆっくり沈むこと

つまり、光らせない間を作れるルアーということですね。

該当するルアーは市場にたくさんありますが、その中でもとくに大好きなものを紹介します。

メガバス ビーグルSS

トータルバランスに優れた汎用性の高いプラグですが、夜光虫が多い時にも効きますね。

ステイさせている間の姿勢が良く、フォール速度も遅いので夜光虫を光らせにくいです。

スミス ガンシップ36SS

ビーグルと似たようなルアーですが、リップが大きい分水の攪拌力が高いです。

そのため、あえて光らせて、その後に食わせる時はとくに重宝します!

テトラワークス フラフラ

「光らせないこと」に関してはフラフラが最強!

リップレスなのでよく飛び、超低速域でもフラフラと動くので、ナチュラルに釣る能力はめっちゃ高いですね。

夜光虫が楽しみになるハズ

夜光虫メバル

釣り人からは嫌われることが多い夜光虫。

しかしながら、光らせないようにしたり、あえて光らせたり、工夫をすればしっかり釣れるものです。

筆者ぐらいになると、夜光虫がいるとワクワクしてきます(笑)

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