これが定番!おすすめのスッテを紹介!
手軽に美味しいケンサキイカがたくさん釣れることで近年大人気のイカメタル!
今回はイカメタルで使用する鉛スッテや浮きスッテ(ドロッパー)の選び方を解説し、筆者のイチオシアイテムを紹介します。
スッテについて
スッテはイカ専用の疑似餌で、鉛スッテと浮きスッテ(ドロッパー)に分けることができます。
金属製の鉛スッテはオモリの役割も兼ねており、浮力のある浮きスッテは海中で自然に漂ってイカを誘う役割が有ります。
この2種類をセットで使用するのがイカメタルでは一般的です。
鉛スッテの号数
鉛スッテには号数(重さの違い)があり、釣り場の水深や潮流に合わせることが大切です。基本的には15〜20号を使うことが多いのですが、潮が速い場合は30号ほどの重い鉛スッテが必要になることもあります。
適した号数は釣り場によって異なるため、釣行前に船頭さんに確認しておきましょう。
浮きスッテのサイズ
浮きスッテに関しても、様々なサイズを用意しておくと良いでしょう。サイズが大きいと小型のアタックが減るため、大型が釣れる傾向にあります。
逆を言うと、小型がメインとなる状況では小さめのスッテが不可欠です。
スッテのカラー
スッテのカラーは色々とありますが、定番は赤白と赤緑です。色選びに迷ったら、まずはこの2種類を用意しましょう。カラーによって反応がかなり変わるため、色は数種類揃えておくのがおすすめです。
実釣時は、鉛スッテと浮きスッテのカラーを違う系統にしておくと、その日の当たりカラーを見つけるのが早くなりますよ。
イカメタルの仕掛け
イカメタルの仕掛けは、リーダーの先(仕掛けの一番下)に鉛スッテ、エダスの部分に浮きスッテかエギを接続するのが基本です。
エダスが短いと感度が良くなり、エダスが長くなると海中でフワフワと漂うために喰いが良くなります。
自作も可能ですが専用の仕掛けもたくさん販売されているので、まずは市販の仕掛けから始めるのがおすすめです。ハリスの号数や長さを任意に決めたければ自作しましょう。
ダイワ オバマリグ スタンダードSS
おすすめ鉛スッテ5選
鉛スッテ四ツ目(ヨーヅリ)
リーズナブルかつ釣れるスッテで、筆者の使用頻度がもっとも高いスッテです。ヘッドの四ツ目とブルー夜光のボディによってアピールが強く、角のあるヘッドが安定姿勢を保ち続けてくれます。
カラーラインナップが豊富なのも魅力で、迷ったらこのスッテにしておけば間違いないでしょう!
ヨーヅリ 鉛スッテ四ツ目
錘スッテ(ヤマシタ)
ロングセラーの鉛スッテです。ボールベアリングアイのおかげで糸ヨレなどが少ないのが嬉しいところ。
このスッテの490グローボディはとくにイカの反応が良く、個人的には手放せないアイテムになっています。
ヤマシタ 錘スッテ
エメラルダス イカメタルスッテ 大盛(ダイワ)
エメラルダス イカメタルスッテには大盛のモデルがラインナップされています。
通常より5倍多く中綿が使用されていて、アクションやフォールがまったりスロー気味になります。イカの活性が低く、ゆっくりアピールしたい時に有効なスッテです。
ダイワ エメラルダス イカメタルスッテ 大盛
サウスッテ(ブラックライオン)
高比重のタングステン素材を用いており、他のスッテにはないコンパクトさが特徴です。
どのスッテよりもフォールが速いので、手返しを重視したい時に重宝します。コンパクトなボディは小型の数釣りにも有効です。
ブラックライオン サウスッテ
カレントスッテ(カンジインターナショナル)
潮流が速い場合には、腹側のフラットな面が水流を受けることで、テールを潮下に向けつつ左右にユラユラとウォブリングするスッテです。
筆者は単品で(浮きスッテを付けずに)遠投してティップラン風に操作して釣ります。船の下で渋い場合、広い範囲を探りたい時に有効ですが、周りには注意して下さいね!
カンジインターナショナル カレントスッテ
おすすめ浮きスッテ(ドロッパー)5選
イージースリム(デュエル)
スッテともエギとも言えない独特のフォルムが特徴。海中での動きが良くてアピール力が高いため、活性の高いイカにはとくに有効です。そして、活性が低い時でも普通に釣れます。
デュエル イージースリム
イカメタルエギ(ダイワ)
水平姿勢を維持するエギタイプのドロッパー。1.8号のサイズ感がイカメタルに丁度良く、ヒット率はかなり高いアイテムです。
ダイワ エメラルダス イカメタルエギ RV 1.8号
ダートマックス 2.5号(マルキュー)
アオリイカのエギングでも定評があるダートマックスは、イカメタルにもおすすめ! エギの後方に浮力があるため、潮が緩くても水平姿勢を維持して常にイカが抱きやすい状態を保ってくれます。
他のドロッパーにはないカラーも多く展開されているので、変化球として忍ばしておくのもアリでしょう。
マルキュー ダートマックス 2.5号
エギ王K 2.5号(ヤマシタ)
こちらもアオリイカのエギングでは定番のエギ。ハイドロフィンが水中での姿勢を安定させてくれ、イカに違和感を与えにくいことが魅力です。
ヤマシタ エギ王K 2.5号
墨族オンブ(ハリミツ)
決して良く釣れるわけではありませんが、大型一発狙いに試してもらいたいエギです。シルエットが大きいのでアピール力は抜群。
背面にエサを巻きつけられるため、キビナゴやサンマの切り身を巻きつけて喰わせ効果をプラスできます。
ハリミツ 墨族オンブ 3.5号
スッテはたくさん用意しよう!
状況によって有効なスッテのカラーやサイズ、種類が頻繁に変わるのがイカメタルです。
時々に適切なスッテを使用するのが釣果への近道なので、どんな状況でも対応できるように種類はたくさん用意しておくことをおすすめしますよ!
筆者の紹介
tsuki
関西出身の元釣具屋。釣具店時代の知識を活かして皆様の役に立つ情報を発信していきます♪
釣りはいろんなジャンルをしていますが、その中でも好きな釣りはタナゴ釣り。