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初心者釣具

釣り初心者が揃えるべき道具とは?必須のものから服装、あると便利な道具まで

初心者の方がいざ釣りを始めようとした時に、どのような道具を揃えたらよいか分からない!と言う話をよく耳にします。本記事は釣り初心者に向けて、釣りでどんな道具が必要か、また服装はどのようなもので挑めばいいのか等、必要な情報をまとめました。

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目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

釣りでは様々な道具が必要になる

釣り初心者が揃えるべき道具

撮影:TSURI HACK編集部

「これから釣りを始めたい!」と思ってもに初心者の方は、どのような道具を揃えていけばよいか分からないでしょう。

本記事では、釣り初心者の方が挑戦することが多い岸からの海釣りを中心に、必要となる道具や服装、あると便利な道具まで、選び方のポイントとともにおすすめアイテムをご紹介していきます。

必須の釣り道具

釣り初心者が必要な道具

撮影:TSURI HACK編集部

まずはどの釣りにおいても共通となる必須の釣り道具をご紹介していきます。初心者の方は、まず汎用性の高いもので始めておくのがおすすめです。

ロッド

ロッドとは釣り竿のことを指します。

ロッドは釣り方に合わせた様々なものがあります。その種類は大きく分けると次の3種類に分けられます。

▼餌釣り用リール竿

海釣り初心者の多くが最初に挑戦する餌釣り。餌釣り用リール竿の長さは2~5メートルほどまでと、釣り方に合わせた様々な長さがあります。

硬さは「号」で表され、数字が大きくなるほど硬くなると覚えておきましょう。

まずは、3メートル前後の長さで万能に使える2~3号の硬さを選ぶのがおすすめです。

ダイワ 小継せとうち 3号-36・E

全長:3.6m 自重:145g 継数:5本 仕舞寸法:82cm 錘負荷:10-20号 適合ハリス:2-6号

▼ルアーロッド

ルアーロッドは、名前の通りルアーを使う専用の釣り竿のこと。アジを狙う場合はアジングロッド、アオリイカをエギで狙う場合はエギングロッドなど、餌釣り用リール竿と同じく釣り方に合わせた様々な種類のものがあります。

最初の1本におすすめなのは、汎用性の高いシーバスロッド。長さは8.6~9フィート程度、硬さはMLと表記してあるものが使い勝手が良いです。

シマノ ルアーマチック S86ML

全長:8.6ft 自重:145g 継数:2本 仕舞寸法:133.3cm ルアー重量:6-28g ナイロンライン適合:4-16lb PEライン適合:0.6-1.5号

▼延べ竿

延べ竿はリールを使わず、先端に釣り糸を結んで使うタイプの釣り竿。足元を釣るのに適していて、リールを使わない分軽く扱いやすいので、小さなお子様でも使いやすいです。

海釣りで使う延べ竿の長さは、2.4~4メートル程度。長いとその分探れる範囲は広くなりますが疲れやすさも出てくるので、自分に合った長さを選ぶのがポイントです。

 

リール

リールは釣り糸をたくさん巻いておくことができる、投げたり深い場所を狙ったりするのに必須の道具です。

リールには大きく「スピニングリール」と「ベイトリール」の2種類があります。その詳細を以下にご紹介していきます。

▼スピニングリール

スピニングリールは、トラブルが少なく扱いやすい初心者向けのリールです。釣り初心者の方は、まずは迷わずスピニングリールから釣りを始めてみてください。

スピニングリールには様々な大きさがあり、その大きさは数字で表されています。まずは2500~3000番と表記されているものを選んでみるのがおすすめです。

ダイワ レブロス 2500

ギア比:4.8:1 自重:250g 最大ドラグ力:4kg 巻取り長さ:72cm ナイロン糸巻量(号-m):2-200/3-150 PE糸巻量(号-m):1.5-200/2-150

▼ベイトリール

ベイトリールは、ルアー釣りで使われる釣り初心者にはちょっと扱いが難しいリール。上手く投げないと「バックラッシュ」というラインが絡み合うトラブルが起きてしまいます。

しかしその反面、力強く巻き取れたり、ポイントに正確に投げ込んだりといったことが行いやすいメリットがあります。スピニングリールの扱いに慣れたら、ぜひ挑戦してみてください。

シマノ バスライズ

ギア比:7.2:1 自重:200g 最大ドラグ力:5kg 巻取り長さ:77cm ナイロン糸巻量(lb-m):12-130/14-110/16-100

ライン

ラインとは釣り糸のことを言います。餌釣りでは「道糸」と呼ばれることも多いので覚えておきましょう。

釣り糸もロッドやリールと同じく、いくつかの種類があり、その特徴を知って選ぶのがポイントです。以下に代表的な種類を、特徴とともにご紹介します。

▼ナイロンライン

釣りで最も幅広く使われているのが、ナイロンラインです。ナイロンラインは柔らかな質感をしていて、糸癖が付きにくく、トラブルが比較的少ない特徴を持っています。また伸びる特徴もあり、大きな魚が掛かっても伸びることで切られにくいといった特徴もあります。

価格も安いので、釣り初心者に一番おすすめのラインです。

太さは「号」で表示されていて、汎用性と強度のバランスが取れた3号の太さがおすすめです。

▼フロロカーボンライン

フロロカーボンラインは、摩擦に強い特徴を持ったラインです。障害物に擦れても傷みにくく、岩場やテトラ帯などを釣るのに適しています。また伸びが少ないので、魚のアタリをとらえやすい特徴もあります。

一方で硬く糸癖が付きやすいので、ナイロンラインに比べるとちょっと扱いづらい面も。ナイロンラインで扱いに慣れたら、釣り方に応じてフロロカーボンラインも使ってみると良いでしょう。

太さは「ポンド」で表されていることが多く、ナイロンラインでご紹介した3号の太さに相当する12ポンドがまずは使いやすいでしょう。

▼PEライン

PEラインとは、極細のポリエチレン原糸を編み込んで作られたラインのこと。非常にしなやかで強度が高く、同じ号数であればナイロンラインやフロロカーボンラインの3倍程度の強度を持っています。

メリットは飛距離が出しやすいこと、感度が高いことですが、デメリットとしてラインが絡むトラブルがあると復帰に時間が掛かること、金属に直接結びづらく「リーダー」を結束して使う必要があることが挙げられます。

ルアー釣りや投げ釣りをより深く楽しみたい時には、PEラインを使ってみてください。

仕掛け

海釣りで使う仕掛けは、表層付近を回収している魚や、底付近に潜んでいる魚など、魚の種類によって様々なものが用意されています。

それぞれの仕掛けは、複数の小物で構成されていますが、まずは完成品を使って釣りに挑戦するのがおすすめです。以下に代表的な種類をご紹介していきます。

▼サビキ釣り仕掛け

サビキ釣り仕掛けは、複数の針が付いた仕掛けと、餌を詰めるカゴがセットになった仕掛けです。海中で餌を撒き、それに寄ってきたアジやイワシなどを一度に何匹も釣り上げることができます。

針の大きさを小さな魚の場合は小さく、大きな魚の場合は大きくと、狙う魚の大きさによって選ぶのがポイントです。

▼ウキ釣り仕掛け

ウキ釣り仕掛けは、ウキでアタリを見ながら釣りを楽しめる仕掛け。アジやメジナ、クロダイなどの魚を狙うのによく使われています。

使い方のポイントは、魚が泳いでいる層に合わせて仕掛けのタナ(深さ)を調整すること。

海釣りにおいては、ウキの浮力が1号や3Bと表示されているものがまずは基本となります。

▼投げ釣り仕掛け

投げ釣り仕掛けは、重たいオモリで遠投し、キスやカレイなどを狙うことができます。ベテランになると100メートル以上投げる人も居ますが、釣り初心者は軽めのオモリを使って20メートル程度投げて行う「ちょい投げ」がおすすめ。

オモリの重さをロッドの投げられる範囲内で選ぶのがポイントとなります。

餌はアオイソメやイシゴカイなどの「虫餌」と呼ばれるもの、エビに似た大きなプランクトンである「オキアミ」、サビキ釣りの撒き餌で使う「アミ」などがあります。さらにはサバやイカの切り身、魚によってはコーンなどを使うことも。

最も対象魚を選ばず使える釣り餌は、アオイソメですが、釣具店などにおいておすすめの餌を聞くのが一番です。

ルアー

海釣り初心者の方の中には、餌釣りでなくルアー釣りに挑戦したいという方も多いでしょう。

ルアーには大きく分けて、「ハードルアー」と「ワーム」があります。それぞれのメリットとおすすめを以下でご紹介します。

▼ハードルアー

ハードルアーとは、硬いプラスチックなどで作られたルアーのこと。巻くだけで勝手にアクションしてくれるものが多く、魚に対するアピール力が強いのが大きな特徴です。

様々なタイプがありますが、中でもおすすめなのは表層から底付近まで狙えるバイブレーションと呼ばれるタイプ。遠投しやすく、巻くだけで小刻みに震えて魚を誘ってくれるので、最初に使うハードルアーとしておすすめです。

▼ワーム

ワームとは、柔らかいプラスチック素材などを使ったルアーのことを言います。小魚に似せたものやエビ・カニなどに似せたものなど、ハードルアー以上に豊富な種類があります。

巻くだけでも使えますが、どちらかと言えばロッドで操作してアクションさせて使うのが一般的です。

「シャッドテールワーム」と呼ばれる、水を受けると勝手にアクションするタイプのワームがまずは使いやすいでしょう。

持っておきたい道具

釣った魚を美味しく持ち帰ったり、安全に釣りを楽しんだりするためには、必須の釣り道具だけではどうしても足りません。ここからは釣りに行く際、持っておきたい道具をご紹介します。

クーラーボックス

釣った魚を新鮮な状態で持ち帰るのに必要な道具がクーラーボックスです。クーラーボックスは大きさと保冷力を重視して選ぶのがポイント。

狙う魚にもよりますが、岸からの海釣りでは15~20リットル程度が汎用性が高いです。

十分な強度を持ったクーラーボックスであれば、椅子代わりに使って座りながら釣りを楽しむこともできます。

ダイワ クールラインα II S 1500

カラー:マゼンタ、ブラック サイズ:外寸25×47.5×30、内寸17×36×23cm 内容量:15ℓ

タックルボックス

タックルボックスがあれば、様々な道具をひとまとめにして持ち運ぶことができます。大きさは様々なので、持ち運ぶ道具の量に合わせた大きさのものを選んでみてください。

迷った時には座れるくらいの大きさがある、内容量20~30リットル程度のものがおすすめです。

タックルバッグ

移動が多い釣りでは、釣り用のタックルバッグがあると便利です。

タックルバッグには肩掛けの「ショルダーバッグタイプ」、腰に付けて使う「ヒップバッグタイプ」、背負える「バックパックタイプ」があります。

荷物が少なければヒップバッグタイプ、ある程度の荷物があればショルダーバッグタイプ、荷物が多かったり長距離移動する必要があったりする場合はバックパックタイプがおすすめです。

収納ケース

様々な小物を使う釣りでは、収納ケースが必須。収納ケースにはサイズや厚み、仕切りの有無といった違いがあります。

岸からの海釣りではトータル的にみると、20センチ×15センチくらいの収納ケースが餌釣り・ルアー釣りともに使いやすいです。

プライヤー

プライヤーは針を外したり、ルアーの針を交換したりする時に必要なアイテム。特に大きな魚が釣れた時、針を安全に外すために必要です。

おすすめは先端が鉤状になっている「スプリットリングプライヤー」と呼ばれるタイプ。

何かと落としてしまいがちな道具でもあるので、落下防止コードを付けておくことをおすすめします。

ハサミ・ラインカッター

仕掛けを作る際に必須なのが、ラインを切るための道具。釣りでは一般的な形のハサミの他、爪切りのような形をしたラインカッターもよく使われています。

選ぶ際のポイントは、錆びにくい素材を使ってある製品を選ぶことと、持ち運びしやすい大きさを選ぶことです。

魚掴み

釣りをしていると毒針のある魚が釣れることも。万が一毒針に刺された場合は、強い痛みや腫れが出て釣りどころではなくなってしまいます。そのような魚を安全に掴める道具が魚掴みです。

毒を持っていなくても、鋭い棘を持っている魚は多いので、一つ持っておきましょう。

あると便利な道具

ここでは必須ではないものの、あると便利な道具をご紹介。釣り道具や持っておきたい道具が一通り揃ったら、こちらでご紹介する道具も持っておきたいところです。

ランディングネット

ランディングネットは、大きな魚が釣れた時に掬うための釣り専用の網。大きな魚を抜き上げようとすると、負荷に耐え切れずロッドが折れたりラインが切れたりしてしまうことがあります。

柄は伸縮式となっていて、海面まで伸ばして使うことができます。一般的に5メートル程度あれば、ほとんどの釣り場に対応できるでしょう。

水汲みバケツ

海水を汲んで手を洗ったり、釣った魚を活かしておいたりするのに便利な水汲みバケツ。

ロープ付きで海面までの高さを気にせず使えるもの、また使わない時には折りたたんで収納できるタイプがおすすめです。

フィッシングナイフ

フィッシングナイフは、釣った魚を締め、より鮮度の良い状態で持ち帰るために必要なアイテム。おすすめは刃を収納できる「フォールディングナイフ」と呼ばれるタイプです。

錆びが出ると切れ味が悪くなったり、刃の出し入れがしにくくなったりするので、使った後は必ず水洗いするなどのメンテナンスを行ってください。

ヘッドライト

夜釣りをするならヘッドライトは必須。足元を照らして安全に歩いたり、手元を照らして仕掛けを作りやすくしたりすることができます。

選ぶ際は明るさを表す「ルーメン」を見て、できるだけ明るいものを選んでみてください。

またヘッドライトで覚えておきたいのが、「海面を照らすのはマナー違反」と考えている釣り人が多いこと。知らずに海面を照らすとトラブルの元となってしまうこともあるので、注意しておきましょう。

偏光サングラス

偏光サングラスは海面の反射を抑え、水中の様子を見やすくしてくれるアイテム。強い日差しや不意に飛んできた仕掛けから目を保護してくれる役割もあります。

レンズカラーによって見やすさが変わりますが、まずは天候や時間帯を問いにくいグレー系を購入することをおすすめします。

釣りの服装

釣り服装

撮影:TSURI HACK編集部

ここでは釣りにおすすめの服装をご紹介。汚れても構わない、動きやすくて安全に釣りを楽しめる服装で、釣りを楽しんでみましょう。

ライフジャケット

水辺で楽しむ釣りは、少なからず落水の危険性を常に伴っています。そのため、落水した際に浮力を確保できるライフジャケットは必須となります。

固定式の浮力体が入ったベストタイプや、ボンベで膨らむ膨張タイプがありますので、予算や動きやすさに合わせたものを選んでみてください。

ダイワ DF-2608 インフレータブルライフジャケット

カラー:ブラック、レッド サイズ:フリー 浮力:膨脹時7.5kg/24時間以上

帽子

帽子は強い日差しや不意に飛んできた仕掛けなどから頭部を保護するのに役立ちます。キャップタイプやハットタイプ、ワークキャップタイプと様々なものがあるので、自分が気に入ったものを選んでみると良いです。

また釣りをしていると強風が吹くこともあるので、飛ばされないようにストラップを付けておくことをおすすめします。

グローブ

グローブは寒い時期に手を暖かくしてくれたり、手をついた時に怪我をしないようにしたりする役割があります。

釣りではラインを結んだりなど細かな作業が多いので、指先がカットされたタイプを中心に選ぶのがおすすめです。

レインウェア

雨が降ってきた時にはレインウェアがあれば濡れずに済みます。釣りでは防水性能を表す耐水圧が2,000mm以上のものが適しています。

さらに蒸れにくい透湿防水素材や、動きやすいストレッチ性のある生地を使用したものだと快適です。

道具を揃えて思いっきり釣りを楽しもう!

釣り初心者

撮影:TSURI HACK編集部

釣りでは様々な道具が必要ですが、一度揃えてしまえばその多くが長く使えるもの。

釣りは年齢を問わず誰もが長く楽しめるアクティビティです。本記事を参考に道具を揃えて、ぜひ思いっきり釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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