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こりゃハマるわ! はじめてのタチウオジギングがめちゃ楽しかったお話

オフショアゲームの中でも根強い人気を誇る「タチウオジギング」。食べて美味しいのはもちろん、高いゲーム性にハマる人も多いと言われていますが、一体全体本当にそんなに楽しいのか!?編集部が東京湾の初めてのタチウオジギングに挑戦してきました。

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目次

撮影:TSURI HACK編集部

ある日の昼休み

釣りバカなので昼休みも基本釣りの話です。

編集部K
先週末どっか釣りにいったんすか?

ジギングおじさん
ジギングいってきたよ。

編集部K
釣れました?

ジギングおじさん
指5本サイズのタチウオがね、結構釣れたよ。

指5本!ドラゴーーン!!

 

編集部K
やっば!こっわ!!
ジギングおじさん
まだ釣れてるみたいだから今週末いってみる?
指5本が?!

指5本が!!!

 

編集部K
えっっ!!いく!!!!

指5本のタチウオに挑戦したい私について

【編集部K】
神奈川出身、釣り歴30年の典型的な週末アングラー。

10代後半からずっとバス一筋だったが、ここ数年メンタルに優しめなソルトルアーゲームに癒しを求めがち。

スーパーの鮮魚コーナーで変な魚を見つけると、味が気になりすぎて買ってしまう癖アリ。最近気になって食べちゃった魚は「ボラ」。

とはいえ、ジギングタックル持ってないんですよ

編集部K
いく!とか言っといてアレなんですけど、ジギングタックル持ってねっす。。。

ジギングおじさん
Kくんバスタックル持ってるでしょ?バス用のベイトリールで全然おっけ。

編集部K
ロッドはどうしたらいいすか?

ジギングおじさん
バス用だとリアグリップが短すぎるから、ライトジギングロッドのがいいよ。

編集部K
じゃっす!

バス用のベイトリールを用意

ビッグベイト用にパワーハンドル化してたクロナークがまさかの登板。ジギングにはロングハンドルがいいらしい。

手持ちのクロナークMGLにPE0.8号を巻いてリールはOK。バス用ベイトリールでも150~200番クラスのものなら問題なく釣りになるそうな。

ロッドはエントリークラスの「グラップラーBB」をお急ぎ便でポチってタックルの準備は完了!

シマノ グラップラーBB B632

全長:191㎝ 自重:109g 継本数:2本 仕舞寸法:143.2cm 適合ルアー:MAX150g 適合ライン(PE):MAX2.0号

ジグも用意したよ


ジグとフックはジギングおじさんのおすすめを言われるがまま用意。

東京湾のタチウオは100~150gのジグに、バーブレスのリアフック+アシストフックが基本とのことです。

 

果たして初釣行でドラゴンゲットなるか!?

(前日楽しみ過ぎて全然寝れなかったけど)いざ、実釣!


迎えた週末の実釣当日。

いつもの釣行でも前日そわそわして寝れないタイプなのに、初めての釣りという事もあってほとんど寝れず。

アドレナリンと酔い止めのパワーを借りてドラゴンをやっつけに行きます!

出航から40分でポイント到着


最初のポイントはこのところ好調らしい横須賀 走水沖の40mライン。

横浜からの出船なので、ポイントまで近くて快適~。


投入するジグは東京湾タチウオで実績抜群のブランカちゃん。カラーも実績ありまくりのオールピンク。

初めてなので変に自己流のアレンジはせず、郷に入れば郷に従え作戦です。

と、いきなりヒット!(マジかよ!)

いきなりすぎてテンパる

船長から「どうぞ~。上から30~40mでやってみてください。」との合図。指定棚まで投入します。

と、ジグをフォールさせてる途中でラインが止まっていきなりヒット!巻き上げにかかります。

バスで多用するポンピングは、スレ掛かりや食い上げが多いタチウオでやると牙でラインカットされる事も。等速巻きでやり取りしましょう。


そして無事ゲット!

初めてジギングで仕留めたタチウオちゃん、ドラゴンには全く及ばないけど、とにかくうれし!!


バス用のベイトリールも、超快適とまでいかないものの実釣には全く問題ナシ。

強いて言えば、シングルハンドルにすればより巻き上げが楽かなぁというところ。

※同じように淡水用リールを転用する場合は海水使用OKか確認しましょう。

タチウオってばゲーム性高め!たのし!


タチウオジギングでは、ジグのカラーやアクションも釣果に直結する大事なポイント。

そういえばブランカちゃんでとんと当たらなくなってきたような。むむむ。

というわけでジグを交換

当たりがさらに遠くなってきたので、ゼブラグローカラーにチェンジ。

こうしてタチウオからの反応を見ながら、その時のアタリパターンを導きだすのがタチウオジギングの面白さでもあるんですなぁ~。

とかくっちゃべってたらキタよ!

カラー変えた途端ドスンと指示棚で喰ってキタよ! たのしーよ!

タチウオは同じカラーを使い続けるとスレてしまう事も多いらしく、こまめなカラーローテーションが釣果を伸ばすコツなんだそう。

そうやって気付くとジグの数がバンバン増えていくんだろうなぁ。

タチウオジギング沼。。。

とは言いつつも難しすぎることもなく、タチウオは活性が極端に低くなければ子供でも簡単に釣る事ができる魚。

タチウオの半分は優しさで出来ているのかもしれない。

他にこんな魚も釣れちゃうんだ

この日はタチウオ以外に40㎝越えの大サバ、座布団サイズ(!)のヒラメも同じ船で釣れてました。

こんなに色んな魚が釣れるジギングなんて釣りを発明した人、優勝!

タチウオジギング楽しい。そして美味しい。

最終的にタチウオ6本、サバが大サイズを含む5本をゲット。

指5本のドラゴンサイズには遠く及ばなかったけど、タチウオジギングの楽しさはよーく分かりました!

帰った後のお楽しみはこれ


帰宅後、タチウオ(奥側)は皮を引かずにバーナーで炙った「炙り刺し」に、サバ(手前)は一番大きいのをしめ鯖に。

どちらの魚も鮮度落ちが早いから、こうやってお刺身で食べられるのは釣った人の特権。

ビールとめちゃ合うし最高……。

好きな釣りにタチウオジギングが加わりました。

船長に「釣らせてもらう」イメージがあり、今一つ魅力を感じていなかったオフショアの釣り。

しかし、釣り人のテクニック次第で釣果に雲泥の差が出るタチウオジギング。

予想以上に高いゲーム性に変な先入観をすっかり覆され、その魅力に取りつかれてしまいました。

夏タチからシーズンが本格化する東京湾。ドラゴンサイズが出るまでしばらく通いこんでみようと思います!

▼こんな僕にも初タチをもたらしてくれたジグとフック▼




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