【FGノットユーザー必見】ライン号数で強度が変わるか検証してみた結果、真理に行き着きました

2019/09/02 更新

前回FGノットで安定した組み方は“編み込み12回×ハーフヒッチ10回”ということが判明。 しかし号数を変化させてもその組み方が最有効なのでしょうか? 今回は最良の組み方で号数を変えると強度はどのように変化するのか実験してみました。


01アイキャッチ画像提供:釣り好き!まっちゃん

前回の続き


前回FGノットにおける理想の編み込み回数を調査したところ『編み込み12回×ハーフヒッチ10回』が最も強度が出せるベストな組み合わせということがわかりました。

釣り好き!まっちゃん
Iさん、やはり編み込み12回とハーフヒッチ10回がめちゃくちゃ安定しますね


編集部I
調査お疲れ様でした! しかしやっぱ号数によって理想回数が違うんですかねぇ?


釣り好き!まっちゃん
い、いや~どうなんでしょうねえ~‥‥


編集部I
まっちゃんさん、ここまで来たらやりましょう!


釣り好き!まっちゃん
Iさん、熱いぞ……!(笑)



今回の検証は


編み込み12回×ハーフヒッチ10回×焼きコブ有のFGノットを、様々な号数で強度測定を行い、どのような変化が見られるかを実験したいと思います。

PE0.6号×フロロ2.5号の組み合わせは前回の調査で終了しています。

今回は0.3/0.8/1.0/1.5/2.0号の5種を各5回測定することに。

最低でも25セットと今回も修羅に入りそうですが、ユーザー様に少しでも有意義な情報を提供できるよう頑張ります!

0.3号


まず初めに今回最小号数である『PE0.3号×フロロ1号』のライトゲームで出番がある組み合わせを実施してみましょう。

結果はこちら

0.3号 結束強度(㎏) 結束強度(%)
1回目 1.70 77.3
2回目 1.10 50.0
3回目 1.60 72.7
4回目 1.50 68.2
5回目 1.70 77.3
平均スコア 1.52 69.1
FGノットの平均スコアは約80%~90%に対し、結果69.1%と強度ダウン。

2回目のテストでハーフヒッチ擦れによるダメージがあり、数値を大きく落としてしまいました。

それが無かったら約74%といったところでしょうか。 ハーフヒッチ時の擦れには要注意です。

釣り好き!まっちゃん
過去にも記事でお伝えしましたが、FGノットのような編み込みを必要とする作業はとにかく細くてやりにくいですね。

0.6号(前回実施)


前回実施した『PE0.6号×フロロ2.5号』の結果はこちら。
0.6号 結束強度(㎏) 結束強度(%)
1回目 4.25 89.1
2回目 4.40 92.2
3回目 4.10 86.0
4回目 4.20 88.1
5回目 4.10 86.0
平均スコア 4.21 88.3
釣り好き!まっちゃん
私がエギングで使用しているセッティングですが、PE0.3号の極細ラインからすると一気に安定しますね。

0.8号


強めのエギング、シーバス、スーパーライトショアジギングなどで使用することの多い『PE0.8号×フロロ2.5号』。

こちらも身近な組み合わせなので結果が気になるところですね。

結果はこちら

0.8号 結束強度(㎏) 結束強度(%)
1回目 4.10 78.1
2回目 4.75 90.5
3回目 4.40 83.8
4回目 4.25 81.0
5回目 4.25 81.0
平均スコア 4.35 82.9
PE0.8号では平均82.9%と大きなバラつきもなく、FGノットにおける及第点といった結果でした。

この強度があれば安心してファイト出来そうですね。

釣り好き!まっちゃん
この号数になると、かなりFGノットが組みやすくなりますね!

1.0号


こちらも使用者が多いであろう『PE1.0号×フロロ3.5号』の組み合わせ。

ターゲットサイズも大きくなる組み合わせですので、安心できる強度が求められますよね。

結果はこちら

1.0号 結束強度(㎏) 結束強度(%)
1回目 5.50 80.5
2回目 6.00 87.8
3回目 5.75 84.2
4回目 5.2 76.9
5回目 5.75 84.2
平均スコア 5.65 82.7
結果的には0.8号と然程変わらない平均スコアとなりましたが、バラつきは更に少なくなりました。

テンションをかけるとPEラインが更にグッと締まってくる印象であり、こちらも特に問題なく使用できますね。

釣り好き!まっちゃん
私自身、オフショアでも使用機会が多い組み合わせなので、安心して強度を出せるのは重要ですよ。

1.5号


直線強度9.25㎏と手で引っ張り断線させるのは、なかなか力を必要とします。

ライトショアジギングなどで使用される『PE1.5号×フロロ5号』をテストしていきます。

結果はこちら

1.5号 結束強度(㎏) 結束強度(%)
1回目 8.40 90.8
2回目 8.00 96.5
3回目 8.10 87.6
4回目 8.50 91.9
5回目 8.20 88.6
平均スコア 8.24 89.1
PEとフロロの愛称が良かったのか平均スコア89.1%と、90%を超える数値も見られました。

断定できる要因は何とも言えませんが、組みやすさと強度はこの組み合わせが最も良い結果となりました。

釣り好き!まっちゃん
最高スコアが出たものの、ラインが太くなってきましたので“締め込み”はしっかり力を加える必要がありますね。

2.0号


ショアからの大型プラッキングやオフショアで出番がある『PE2.0号×フロロ7.5号』の今回最も太い番手が最後に登場。

同じ組み方で変化は見られるのでしょうか?

結果はこちら

2.0号 結束強度(㎏) 結束強度(%)
1回目 9.50 67.9
2回目 11.25 80.4
3回目 11.30 80.7
4回目 9.90 70.7
5回目 11.00 78.6
平均スコア 10.59 75.6
同じ組み方ですが、平均スコア75.6%と結束強度ダウンの変化が見られました。

PEラインが抜けるように断線することが多く、恐らく締め込みがしっかりしていなかったことが原因だと思われます。

釣り好き!まっちゃん
この号数になると締め込みが甘くなってしまいました。締め込む際は“締めリング”や“締め込みにシュッ!”などのサポートアイテムがより効果を発揮してくれると思います。

FGノットの真理に行き着いた


編集部I
まっちゃんさんお疲れ様でした! おぉ、差が出ましたね


釣り好き!まっちゃん
そうですね~0,3や2号あたりは特に注意が必要です


編集部I
うーん……じゃあ編み込み・ハーフヒッチの回数を変えてみるとか、それでカバーができるのでは?


釣り好き!まっちゃん
それは本末転倒な気がしますよ。回数を増やしてしまうことで、逆に締め込みが甘くなってしまうでしょうし


編集部I
なるほど~じゃあ、FGノットの真理は“締め込みがしっかりできているか”につきる……というわけですか?


釣り好き!まっちゃん
そのとおりです! 強度はもちろんですが、現場では組みやすさも求められます。FGにこだわらず、用途に合わせたノット選択が重要です


編集部I
ノットマスター! ノットの世界は奥が深いですね。次はどのノットで試しましょうか?


釣り好き!まっちゃん
……

ノット上達にも最適なアイテム



釣り好き!まっちゃん
結束強度が計測できるので、ノット上達に最適です!

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