ウェーディングとは
海や河川、池、湖、渓流などの水域に「ウエーダー」と呼ばれる専用のウエアを着用し、入水状態で釣りを行うことを、ウェーディングと言います。
水に入りながら行う釣りは今まで届かなかったポイントへのアプローチなど、様々なメリットがありますが、楽しむ上では注意しなくてはならない点を抑えておきましょう。
ウェーディングの注意点
釣行を行う上で最も注意しなくてはならないのは、自然の脅威です。水の力は人間の力よりも強く、一歩間違えると命を落としかねません。水中には危険が多く潜んでいることを忘れずに釣りを行いましょう。
ウェーディングベスト
水面付近での様々な趣味を楽しむ上で、救命胴衣は欠かせません。ライフジャケットの着用でも良いですが、小型のタックル(ルアー)ボックスや小物の収納が行えるウェーディング専用ジャケットは、釣り人の強い味方でしょう。
ウェーディングスタッフ
ウェーディングスタッフは、ウェーディング時に使用する杖(ストック)です。水中に障害物が多く、足場の悪い場所や渓流などの流れの強い場所などで、体を支えるための杖です。進行方向の障害物の感知や深さ、エイなどの危険魚などの一歩踏み出す前に安全確保に役立ちます。
ウェーディング エイガード
干潟や河口、サーフでのウェーディング釣行される場合に気を付ける魚が「エイ」です。毒針を持っており、刺されると最悪は死に至ります。
ウェーディングで備えておきたいアイテム
入水し転倒や水中の障害物に行く手を阻まれた場合など、想像をしていなかった事故やトラブルは慣れてくると起こり易くなります。始めた頃の恐怖心は慣れとともに薄れがちです。慌てずに対処できるアイテムをすぐに手にできる位置に装備を行いましょう。
ウェーダーおすすめ10選
各メーカーが様々な種類のウェーダーを発売してます。ご自身のフィールドに合わせて靴底や生地素材を選択する様にしましょう。
ウェーディングのメリット
水中に足を踏み入れることにより、危険が伴いますがメリットも沢山あります。いくつかのメリットをご紹介します。
プレッシャーの少ないポイント
オカッパリでは入れるポイントが限られてますが、ウェーダーを履いていることにより、ポイントの幅が広がります。アングラーの少ないポイントへ入れるのもメリットです。
ポイントへの距離
オカッパリでは届かなかったポイントへのキャストや、狙うことが難しかったポイントの攻略が可能になります。
釣り場の状況把握
入水することにより、水温の変化や水流、底のストラクチャーなどの把握ができます。
臨場感あるファイト
水面との距離が近くなるために、ファイトシーンは臨場感に溢れてます! でもライズされると濡れてしまうので注意しましょう。また、無理な深さへの侵入も避けましょう。
ウェーディングで一歩先の釣りを
オカッパリから狙うことが困難なポイントに、一歩踏み出して釣りを楽しむことができるウェーディングは、きっと釣りの幅を広げてくれるアイテムでしょう。
しかし潜む危険は沢山あります。楽しく釣りをする上で最善の注意をし、是非まだ見ぬランカー級のビックワンを仕留めてください。